
黒牛の名に恥じぬどっしりとした酒
●「黒牛」の由来
今から1200年前の万葉の昔、名手酒造のある和歌山県海南市黒江の周囲は美しい入江で、多数の岩が波に見え隠れしていました。その黒く大きな岩が黒い牛のように見えた為、当時はこの周囲は黒牛潟と呼ばれていました。
その後、長い年月とともに海は干上がり「黒牛」を名の由来とする現在の「黒江」の街となり、戦国時代から塗り物の街として栄える事になります。
黒牛という酒銘はこの地名の由来から、また、万葉の昔を偲べる味わいを目指そうという目標から命名されました。・・・

2019年9月5日、「第四回プロフェッショナル・サケ・カレッジ」が開催されました。「第四回プロフェッショナル・サケ・カレッジ」とは、東京農業大学と朝日屋酒店が共催する日本酒品評会。東京農大・世田谷キャンパスにおいて蔵元、酒販店、ライター等各分野のスペシャリスト約200名参加者全員が酒質によりカテゴリー分けされた出品酒を審査します。
2019年度は90蔵が出品。その中から 「Bカテゴリー」において「黒牛 純米吟醸 雄町 瓶燗急冷」が金賞に選ばれました!
2019年5月、「平成30酒造年度全国新酒鑑評会」にて「一掴 大吟醸 斗瓶取り」が3年連続の金賞を受賞しました。