
焼き物の里で出会った美酒
●焼き物の里、伊万里で出会った美酒
佐賀県の伊万里市といえば、市の名前である伊万里焼がとても有名で、市内には橋や交差点など至る所に伊万里焼が飾られている「焼き物の里」です。
現代でも高い芸術性を評価されている伊万里焼は、江戸時代初期の佐賀藩が日本で初めて製造を開始した磁器の総称で、藩の威信を賭けて製作された一部の作品は、将軍家や大名への献上品として用いられていました。
また、長崎の出島から東インド会社を通してヨーロッパの王侯貴族の間にも広まり、「imari」の名で400年以上も前から親しまれていました。
一方、食の分野では黒毛和牛が有名で、全国ブランド「佐賀牛」の中でも伊万里周辺の黒毛和牛は特に「伊万里牛」の通称で流通しています。
目で楽しむ芸術「伊万里焼」と、舌で楽しむ美味「伊万里牛」が現在の伊万里の名産品となっています。
そして伊万里にはもう1つ、「美酒」があります。
伊万里焼に負けない品質を目指し、日々酒造りに精進を重ねる古伊万里酒造の造る「前(さき)」という日本酒です。

TOPICS「KURA MASTER 2022」にて金賞受賞ラッシュ!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査され、まずは各部門ごとにプラチナ賞と金賞が選ばれます。
その結果、純米酒部門において「古伊万里 前(さき) 純米吟醸」が金賞受賞。純米大吟醸酒部門において「古伊万里 前 monochrome+Silver(モノクローム プラス シルバー)」、「古伊万里 前 monochrome+Gold(モノクローム プラス ゴールド)」が金賞を受賞しました
TOPICS「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2022」で銅メダル受賞!
2022年4月24日から27日の4日間、ロンドンでにおいて世界最大規模のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ2022」のSAKE部門の審査が執り行われました。
その結果、純米酒の部において「古伊万里 前 flow」が銅メダル、純米吟醸の部において「古伊万里 前(さき) 純米吟醸」、がCOMMENDED(大会推奨酒)、純米大吟醸の部において「伊万里 前 monochrome」、「古伊万里 前 純米大吟醸」がCOMMENDEDに選ばれました。