
伊万里焼の白に映える辛口、日々の料理を格上げする前の一手。 ◇古伊万里 前(さき) 純米酒
商品説明
《 油も塩も甘味も、キレで整え、長い夜に余白をつくる。 》
焼き鳥の煙、塩の結晶。
舌先に、期待が起きる。
皿が届いた瞬間、辛口の出番。
脂はほどけ、香りは立ち、箸のリズムが整う。
伊万里焼の器。
白磁の余白に、細かな絵付けが品よく際立つ。
薄口の酒器、そこに注がれる、古伊万里 前(さき) 純米酒。
伊万里の皿に並ぶ料理。
白い盃が行き来し、会話が軽くなる。
景色は簡潔、味わいは端正。
果たして、どのような酒なのだろうか。
どのような味がするのか。
その答えを知る方法はひとつ。買って飲むこと。
あとは、あなたの食卓で確かめるだけだ。
《 毎日の食卓に寄り添う辛口、シリーズの基準点を担う一本。 》
「古伊万里 前(さき) 純米酒」は、シリーズの中核を担う定番。
“前を見て新しい時代を築く”という想いをそのままに、日常の食事に寄り添う辛口の食中酒として設計されています。
「辛口の純米でおすすめは?」
そのご質問に自信をもって差し出せる一本です。
日本酒専門店のみへの出荷というこだわりも、品質への姿勢を物語ります。
原料は、麹米に山田錦、掛米に佐賀の華。
精米歩合60%で、米を磨きながらも旨みを残すバランス。
アルコールは15%。日本酒度・酸度は非公開ですが、飲み口がすべてを語ります。
蔵はキレと透明感に軸足を置き、温度が上がってもだれない“使える辛口”を目指しています。
味わいはすっきり。
最初に静かな香り、すぐに輪郭のある酸が全体を整え、ドライな後口がすっと引きます。
甘味に頼らず、旨みとキレで料理を前に進めるタイプ。
塩の焼き鳥、香ばしい焼き魚、唐揚げの油も、後半でさらりとほどく。
まさに食中酒の真価です。
特筆すべきは、「前」ブランドとしての対外評価。
姉妹ラインの純米吟醸や純米大吟醸は、全米日本酒歓評会やIWC、Kura Masterで受賞歴多数。
シリーズ全体として海外でも高い評価を獲得しています。
日々の晩酌に、辛口・キレ重視の一杯をお探しなら。
古伊万里 前(さき) 純米酒が、食卓の“基準”になります。
《 味わい、楽しみ方:油も塩も甘味も受け止める、テーブルを整える辛口の役割。 》
この一本は、シリーズの入口を担うすっきり辛口です。
香りは穏やか。甘さに寄りかからず、旨みとキレでバランスを取ります。
口当たりは軽快、ボディはミディアム。後口はドライに収束します。
料理の味を引き立てるための食中酒として設計されています。
飲み方(温度の提案)
まずは冷酒。冷蔵庫から出したばかりの温度で、輪郭のキレを楽しみます。
そこから冷酒~常温の間へ。温度が上がると、米の旨みが静かに開きます。
そのまま常温。料理との一体感が増し、杯の進みが整います。
寒い日や食後は温燗~上燗。辛口の芯は保ったまま、舌あたりがやわらぎます。
どの温度帯でも崩れません。
店主のおすすめは冷酒~常温、冬場は温燗~上燗です。
合わせたい料理(和食・現代食・軽食)
◎塩の焼き鳥。脂をキレでほどき、香ばしさを押し上げます。
◎鯖の塩焼き。皮目の香りを残し、後口をすっと。
◎呼子のいかの一夜干し炙り。甘みを受け止め、塩気を清めます。
Z世代にも身近なヤンニョムチキン。甘辛の余熱を辛口でリセット。
軽い一皿ならクリームチーズの醤油漬け。コクを支え、締めはドライに。
平日の晩ごはんに。まずは一杯を冷酒で。
会話が温まってきたら常温へ。
ゆっくりと締めたい夜は温燗で。
辛口がペースを整え、食中酒の本領が自然に伝わります。
迷った夜の基準に。前(さき)を注げば、食卓はきれいにまとまります。
《 伊万里焼の白に映える辛口、日々の料理を格上げする前の一手。 》
器にもこだわる夜は、伊万里焼の酒器を。
透き通るように白い白磁の盃を置き、古伊万里 前(さき) 純米酒を注ぐだけ。
景色がすっと整い、いつもの食卓が少し上等になります。
「今日は何を合わせよう?」
その問いへの答えを、食中酒の王道に任せてください。
辛口があると、料理が主役になる。
それが、前(さき)がもたらす変化です。
迷った夜の基準に。
まずは一本、常備をどうぞ。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 この酒を造る古伊万里酒造のご説明。 》
創業は明治7年。古伊万里酒造は、佐賀県伊万里市の有田川沿いに蔵を構える歴史ある酒蔵です。
伊万里は有田焼や伊万里焼の産地としても有名で、古くから美しい工芸品とともに日本文化の発展を支えてきました。この土地に根ざした蔵元もまた、地元の自然を活かした酒造りで多くの人々に愛されています。
有田川の清流がもたらす豊かな水、佐賀の肥沃な大地で育まれる酒米。
それらを最大限に生かし、丁寧に醸し出されるお酒には、蔵元の真摯な思いが込められています。伝統を守りながらも、新しい試みを惜しまない姿勢が、多くの酒好きの心を引きつけています。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 古伊万里酒造(佐賀県) |
特定名称 | 純米酒 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://sake-koimari.jp/ |
■甘辛:中間 ■原料米:麹:山田錦 掛:佐賀の華 ■精米歩合:60% ■アルコール度数:15度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |