
目指す感動の酒造り
梵(ぼん) 加藤吉平商店
福井県鯖江市というと眼鏡が有名で日本でのシェアが90%、世界シェアが20%と言われています。しかし鯖江市にはもうひとつの名物があります。それが加藤吉平商店が造る日本酒「梵」です。
梵(ぼん:BORN)とはサンスクリット語で「けがれなき清浄」「真理をつく」と訳される言葉で、もう1つの読み方のBORNでは「誕生」「創造」を意味します。酒造業としての創業は1860年(万延元年)。この年は、桜田門外の変が起きた年です。
この蔵元の転機は大正時代後期から昭和の初期にかけ北陸清酒鑑評会で4年連続でトップ受賞したことから始まります。その事が評価され昭和3年、昭和天皇の即位の儀式(御大典の儀)で使われる日本酒として、地方清酒として初めて採用されました。
それを皮切りに、数々の政府主催の式典などに使用され、近年では、国内はもちろん、アメリカやカナダ政府主催の式典にも採用され、世界の要人が集まる席で活躍する日本酒に至っています。

TOPICS「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2022」でトロフィー受賞!!
2022年4月24日から27日の4日間、ロンドンでにおいて世界最大規模のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ2022」のSAKE部門の審査が執り行われました。
その結果、古酒の部において「梵 樫樽10年超熟酒 天使のめざめ」が見事、福井・古酒トロフィーを受賞しました。ほか、純米酒の部において 「梵 純米55」が銀メダル、純米大吟醸の部において「梵 極秘造 純米大吟醸」が金メダル、「梵 夢は正夢 純米大吟醸」の銀メダル、、 スパークリングの部において「梵 プレミアムスパークリング」が銀メダルを受賞しました。
TOPICS「フェミナリーズ世界ワインコンクール2022」にて金賞受賞!
フェミナリーズ世界ワインコンクールとは女性ソムリエ、女性醸造家、女性ワインジャーナリスト、女性シェフなど、世界の女性ワイン専門家がブラインドで厳正審査をする、国際酒類コンペです。日本酒の輸出拡大に伴い2020年から「日本酒部門」が増設されました。
2022年4月6日から8日、フランスのパリ東部ヴァンセンヌの森「パルク・フローラル・ド・パリ」にて「第16回フェミナリーズ世界ワインコンクール」が開催され、審査の結果、純米吟醸酒部門において「梵 ときしらず 純米吟醸」が金賞、純米大吟醸酒部門において「梵 夢は正夢 純米大吟醸」、「梵 日本の翼 純米大吟醸」、「梵 GOLD 無濾過 純米大吟醸」が金賞。熟成酒部門において「梵 樫樽10年超熟酒 天使のめざめ」が金賞を受賞しました。