「風のしらべ」シリーズはご覧の通りとても美しい酒器です。
ガラスが熱く柔らかい状態の時に、金箔など泊を巻き付けます。
そして息を吹き込み、柔らかいガラスを膨らすことで泊が割れこのような模様を作ります。
そのため、泊はグラスの表面に接着しているだけでグラスの中に入り込んでいません。
基本的に丈夫に作っておりますが、強く洗い続けると泊が剥がれていく恐れがあります。外側の取り扱いにはご注意ください。

陶器にある手捻りのような曲線をグラスで表現！
この作品の特徴のひとつ。それはグラスで手ひねりのような曲線を表現しているところ。
高熱で溶けた状態のガラスに息を吹き込む膨らませて作られるガラス食器。簡単に手でひねることが出来ません。この酒器は作家の技術により、手でひねったような曲線がグラスの縁に現れています。

【洗う際の注意点　外側はデリケート。泊の剥がれにご注意ください】
洗う際、外の表面はスポンジなどで擦って洗わないでください。強く擦ると泊が損傷するおそれがあります。
水で流し柔らかい布で優しく汚れを落としてください。

同様に食洗機はお避けください。
それに対し、内側は丈夫です。内側は通常のグラスと同様です。スポンジ洗いは可能です。

ガラス作家：伊藤泰三

灼熱のガラスに息を吹き込み、ひとつひとつ、心をこめて制作しております。
普段の生活の中で、少しでも心を豊かにさせ、そして楽しんでもらえる作品を造っていきたいと思っております。
世界にたったひとつのガラスを、どうぞ末永くご愛用頂けますよう、心より願っております。

「一人でも多くの方にガラスの面白さを感じて頂きたい。」
「日々の生活を豊かにさせる物をこれからも制作していきたい。」
そんなことを思いながら日々精進しております。

※全ての作品は耐熱性ではございません。
熱湯、電子レンジ、冷凍庫、食器洗浄器はお使いになりませんようお願い申し上げます。
宙吹きによる手作りガラスの為、ガラスの底に丸い竿の跡が残ります。
これはポンテ跡といい、手作りガラスの特徴で、キズなどではございませんのでご了承くださいませ。

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