
《古都を感じさせる優美な酒器》
京焼・清水焼「観芙」と「早川元観」
「観芙(みふ) 」は複数の作家で構成されているブランド。
美しい造形を得意とする作家、釉薬に詳しく色を得意とする作家。
それぞれの長所を活かすことで、一人では出来ない高いクオリティの作品を作り出しています。
それでいて日常生活に使えるお求めやすい価格が魅力です。

「観芙」ブランドの中心人物が「早川元観」 (はやかわ はるみ)氏。
早川元観の名前で出す器は芸術作品としての位置付け。
作りたいと思う作品を一貫して自身で仕上げます。
窯元としての正業、芸術家としての追求。
その両立を図ったそれぞれに魅力溢れる酒器たち。
あなたのお気に入りの酒をさらに美味しく楽しみませんか?
陶芸家:早川 元観 (はやかわ はるみ)
得意分野は色付け。
酒器の色は釉薬だけではなく、用いる粘土の質、焼き方や温度、そして季節による粘土や釉薬の乾きの速さ、遅さによって出方が異なります。
その経験によって、鮮やかで美しい発色の器作りを得意とする作家です。
また大の日本酒好きであるため、酒器作りには特別な思いがあります。
口当たりの質感や角度にもこだわりを持ち、その使い心地には蔵元にも愛用者が。
店主が観芙と出会ったのは2022年清水焼祭り。
美しく艶やかな光沢、薄造りで上品なフォルム、程良く軽く心地良い手触り。
京都の老舗料亭で出てくるような酒器です。
清水焼の産地に近い枚方市にいても早々にお目にかかれない高品質の窯元であり、遠方に住む方ならなおさらだと思いました。
ぜひこの美しい酒器を全国の日本酒ファンにお届けしたいと思いました。
提供するのは単なる酒器ではなく、晩酌をより充実させる時間。
観芙の酒器で飲むお酒は、美味しさとともに豊かさも与えてくれるのです。
陶歴
1985年 大阪に生まれる
2008年 立命館大学法学部卒
2017年 商社勤務などを経て、32歳の時に陶芸と出会い独学で陶芸の道を志す。
2018年 美濃茶盌展 入選
有田国際陶磁器展 入選
2020年 京焼・清水焼のブランド観芙(みふ)を立ち上げる。
2021年 青花堂・銀座店にて早川元観展を開く。
華道家元池坊・初生け式に観芙の花器を納入
2022年 京焼・清水焼展 入賞
テーブルウェア大賞展 酒器部門 入選