
見えない味を、見ようとして。グラスの中で始める天体観測。 ◇天明 さらさら純米 生 lovely summer 天体観測 Stargazing
商品説明
《 夜空と向き合う静けさを。天体観測はグラスの中で始まる。 》
昔は夜がもっと長かったような気がする。
虫が鳴く道を歩きながら、無言で空を見上げた記憶。
遠くの星を眺めているようで、自分の内側を見つめているような。
そんな時間に、寄り添ってくれる日本酒が「天明の天体観測」。
「さらさら純米」という名にふさわしく、軽やかで透明感のある飲み口。
やわらかな酸と輪郭のある旨みが、涼やかに心をほどいてくれます。
厳しい暑さが続く日にも、落ち着いた夜風を呼ぶような清涼感。
名前に込められたロマンとともに、飲む人の感情をそっと照らします。
天体観測はグラスの中で始まる。
《 選び抜かれた酒を利き酒で再構成。「天体観測」はブレンドの芸術。 》
「天体観測」というサブネームを持つ、この酒は、福島県の会津坂下町の酒蔵「曙酒造」が造る、夏の終わりから秋にかけて販売される限定酒です。
「さらさら」という言葉が商品名にある通り、スイスイと飲めてしまうドライな口当たりが特長。
程良いコク、フワッとした旨味、後味はスーっと優しく切れていく。
とっても飲み易い日本酒。
「今日も飲みたい。でも軽めに済ませたいね。」
そんな時にも無理せずに楽しめるお酒が「天明 さらさら純米 天体観測」なのです!
(でも飲みすぎるともちろん酔います!)
この酒が生まれた背景には、曙酒造の職人たちによる緻密なブレンド技術があります。
蔵が仕込んだ十数本の異なる酒の中から、最適な味を少しずつ選び取り、低温保管したうえでブレンド。
利き酒を繰り返し、絶妙なバランスで仕上げられた味わいには、酒それぞれの個性が調和しています。
そのため使用酵母も自社酵母や福島県酵母など多様で、精米歩合も混在。
表記上の精米歩合「80%」は、ブレンドに使用された中で最も削られていない酒に合わせて記載されています。
そして特筆すべきは、アルコール度数14度という軽やかな設計。
“さらさら”という言葉にふさわしい飲み口を実現するために、あえてアルコールを控えめに設計。
食事の邪魔をせず、それでいて味の芯がしっかりある。そんなバランスに仕上がっています。
この一本は、ただ飲みやすいだけの酒ではありません。
“飲みやすい”の中にどれだけの厚みと調和を持たせられるか...。
その問いに、曙酒造はブレンドという職人技で答えました。
《 味わい・楽しみ方:「軽さ=薄さ」ではない。軽さの中に潜む豊かさを味わう。 》
「今日も飲みたいけど、軽めに済ませたい」
そんな日にぴったりの、さらさらと飲みやすい純米酒。
このお酒の最大の魅力は、軽快なアルコール設計と“さらさら”とした飲み心地にあります。
コクも旨みも感じながら、後味はスッと優しく切れていく。
日本酒初心者や、普段あまり飲まない方にも安心しておすすめできる一本です。
甘辛は中間。
口当たりが印象に残った人には甘く、後味が印象に残った人にはドライに感じられる。
極端に甘くも辛くもない範囲。
一年を通して、気温や体調に左右されず楽しめる軽快な食中酒。
乾杯から食中まで、どんな料理とも気負わず寄り添ってくれます。
飲み頃温度
【キリッと冷酒(5~10℃)】
よく冷やして飲めば、研ぎ澄まされたさらさら感が際立ち、味わいはスリムでキレのある印象に。
喉越しに清涼感をもたらし、暑い時期の乾杯酒としても重宝されます。
【冷や(10~15℃)】
冷蔵庫から出して少し置いた“ほんのり冷たい”温度では、旨味と酸味がふわりと広がりはじめます。
温度が上がるごとに輪郭が柔らかくなり、味わいにやさしいふくらみが出てきます。
最もこの酒の魅力が伝わる、バランスの良い温度帯。
【常温に戻りかけ(15~20℃)】
冷やからゆっくり常温に戻る過程で、さらさら感を保ちつつ、香りとコクが穏やかに花開く印象に。
派手さではなく、静かな奥行きと落ち着きが感じられます。
ゆっくりと時間をかけて楽しむ飲み方もおすすめです。
相性の良い料理
◎枝豆の塩茹で
暑い時期にこそ定番。塩気と豆の甘味が、さらさらとした飲み口にぴったり寄り添います。
シンプルな料理こそ、酒の設計美が際立ちます。
◎会津坂下産 馬刺し(赤身)
地元食材との相性も抜群。淡白な赤身の旨味に、酒の“さらり”としたテクスチャーが映えます。
◎炙りチーズのポテトサラダ
Z世代に人気の居酒屋メニューと好相性。香ばしいチーズの余韻と、酸のキレが心地よく調和します。
◎マルゲリータピザ
藤原基央氏が大好きな“トマト”を使った料理とも好相性!
トマトの酸とチーズのコク、バジルの香りが一体に。さらさらとしたこの酒が、油分を優しく流してくれます。
どんな季節にも、どんな場面にも、すっと寄り添ってくれる一本。
軽やかでありながら、決して“軽くない”満足感がここにはあります。
「さらさら純米 天体観測」は、あなたの今日という時間に、ちょうどいい光をともしてくれます。
《 今というほうき星、グラスの中で追いかけたい夜に。 》
「天明 さらさら純米 天体観測」は、軽やかさのなかに深さを秘めた一本です。
日々の喧騒から一歩引いて、自分と向き合いたい夜。
誰かと語らうわけでもなく、ただ静かにグラスを傾けたくなる時にこそ、この酒は本領を発揮します。
蔵元は、会津坂下から見上げる夜空が大好きだそうです。
広い宇宙のことを考えたり、震える手を握れなかった痛みを思い出してみたり……
星空は、自分の世界に入っていくための入口なのかもしれません。
そんな蔵元の想いが詰まったラベルには、会津坂下の満点の夜空が描かれています。
それはただのデザインではなく、「心の景色」を写し取ったような夜空。
星を見ているようで、実は頭の中では過去を旅している。
そんな“天体観測”の時間を、グラスの中で味わってみてはいかがでしょうか。
一杯の酒があれば、あの日の自分にも、明日の自分にも、きっと優しくなれる。
天体観測は、今夜もグラスの中で始まります。
《 保存・発送について クール発送(500円)です 》
この酒は加熱処理を行っていない生酒です。
クール便にて発送いたします。
ただし常温便での発送をご希望の場合は
「常温便チケット」をカートに入れてください。(クール料金は発生いたしません。)
いずれの発送方法でも商品到着後は要冷蔵でお願いします。
《 この酒を造る曙酒造について。 》
曙酒造は日露戦争が勃発した明治37年(1904年)、会津坂下町に創業した酒蔵。
創業者の鈴木幸四郎氏は、地元の味噌を造る蔵で大番頭を任されていた人物でした。ある日、小作人が作る米の良さに着目し、独立して酒蔵を興したのが始まりとのことです。
100年を超える歴史を持つ曙酒造ですが、3代続けて女性が蔵元を務める「女系の酒蔵」という歴史を持っていました。
酒造りの現場は女人禁制と言われた明治から昭和の時代。曙酒造は全国でも大変珍しい歴史を持つ酒蔵と言えるでしょう。
しかしこの蔵についに男子が誕生します。
6代目 鈴木 孝市(すずき こういち)蔵元です。
東京農業大学に進学し東京で一般企業を経て蔵に戻り酒造りを学び20代で杜氏に就任。
2013年に6代目蔵元を継承しました。若い力で酒蔵を変えていく注目の蔵元です。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
---|---|
容量 | 720ml |
製造元 | 曙酒造(福島県) |
特定名称 | 純米酒 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://akebono-syuzou.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:酒造好適米 ■精米歩合:80% ■アルコール度数:14度 ■日本酒度:-1.0 ■酸度:1.5 |
