《 甘酸っぱくて飲みやすい。ワイン酵母で醸した陸奥八仙の新たなチャレンジ 》
通常、日本酒は「協会酵母」と呼ばれる清酒専用の酵母で醸されます。
この酵母は何世紀にもわたり日本の風土と米に適応してきたもの。
しかし陸奥八仙がV1116酵母を選んだのは、日本酒の新たな可能性を切り開くためです。
V1116酵母は耐アルコール性が高く、複雑な香味を生み出すことで知られています。
ワイン造りにおいては、フレッシュでフルーティーな風味と、
クリーンでミネラル感のある味わいをもたらすと評価されています。
この酵母を日本酒造りに応用することで、伝統的な日本酒には見られない香りの複雑さと、
ワインのような奥行きのある味わいが実現します。清酒酵母と比べて発酵温度や環境条件も異なるため、
醸造技術者には高度な管理能力が求められます。
V1116酵母による醸造は、日本酒の伝統を守りながらも、新しい味わいを切り開く革新的な試みです。

《 酵母が変われば酒も変わる - V1116酵母の魅力 》
V1116とは、デンマーク原産のワイン酵母です。白ワインの製造に広く使用されています。
この酵母の特徴は爽やかな酸味を醸し出しすっきりとした後味で、飲みやすい仕上がりになります。
通常の清酒酵母よりも酸の生成量が多いという特性を持ちます。
アルコール度数が控えめ、甘味もあるのも特徴です。
「甘酸っぱくで飲みやすい」
そんな言葉がピッタリな日本酒とワインのジャンルを超えた新しい酒として注目されています。

《 酵母が変えた日本酒の常識 - V1116の衝撃的な美味 》
酵母の特徴であるさわやかな酸をしっかり感じたい時はキリッと冷やして。後味もスッキリします。
少し温度を上げて飲むと甘味がしっかりと感じられ酸とのバランスが絶妙です。

白身魚や肉料理、パスタなどにも合わせていただける1本です。

爽やかな酸と米の旨味が絶妙に調和した味わいは、
日本酒を愛する方にも、ワイン通の方にも、新たな感動を与えてくれます。
特別な日の乾杯に、大切な方への贈り物に、あるいは自分へのご褒美に。
陸奥八仙 V1116 ワイン酵母仕込みは、酒器の中に広がる小さな革命です。

皆様もぜひ手に取って体験してみてください。

《保存・発送について　常温発送可能です》
この酒はビン詰めの際に火入れを行っている１回火入れの商品です。
クールチケット(500円)のお買い上げがない場合は普通便配送になります。

この酒は蔵から販売店には普通便で届けられる商品です。ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送が必要な商品ではございません。クール料金の大幅な高騰によりお客様のご負担を少なくするため、クール必須以外の商品はクール発送は任意にしております。クールをご希望の方は必ずクールチケット(500円)をお買い上げ下さい。

保存について。
冷蔵庫での保存を推奨します。
冷蔵庫のスペースに余裕があるなら冷蔵庫での保存をオススメします。

《この酒を造る八戸酒造について。近江商人をルーツとする江戸時代創業の酒蔵。》
「陸奥八仙」「陸奥男山」を醸す八戸酒造株式会社は、安永4年（1775年）に創業した酒蔵で、そのルーツを辿ると現在の滋賀県西北部の高島市周辺を出身とする「近江商人」と言われています。

現在の陸奥八仙は、9代目にあたる長男の駒井秀介（ひでゆき）氏が当主。25歳の時に蔵を継いだ秀介氏は新しい世代のための新しい酒造りにチャレンジ。日本酒ファンから注目されているブランドの一つです。

(文章：齋藤 貴秀)