羽根屋(はねや)富美菊酒造
●名水の宝庫、富山から現れた注目蔵
北陸三県の1つ富山県は、日本三名山に数えられる立山を始めとする標高2000m以上の山々を県南部に有しており、その山々から豊富に湧き出る伏流水は、県内4ヶ所で名水百選の指定を受ける「名水の宝庫」です。
地理的に、東に新潟県、西に石川県という大きな酒造県に挟まれているため、富山の酒は全国的にはあまり知られていないかもしれませんが、酒造りに大切な良質の水が豊富に得られることから、富山県は酒造りにたいへん適した地域です。
この富山の中心部、富山市内で小規模ながら強い意思とこだわりを持って、高品質の酒造りに臨む気鋭の酒造家が存在しています。
●全ての酒を大吟醸と同じ造りで
その気鋭の酒造家とは、杜氏として自ら手腕を振るう、富美菊酒造の次期蔵元、羽根 敬喜(はね けいき)さんです。
羽根さんは大学卒業後、大手メーカーの酒蔵に3年間勤めた後、実家の富美菊酒造に戻って来ましたが、実家に戻った当初は、蔵に入って自ら酒造りを行ないませんでした。
しかし平成12年、北海道のコンサルタント会社の方と会ったときに、『気持ちで酒は造らなきゃダメだよ。』と言われた一言がきっかけとなり、これまでの酒造りを見直し、そして酒造りに対して、真剣に向き合う気持ちを強く持ったとのことです。
この当時の富美菊酒造は、鑑評会で何度も受賞した経歴を持つベテラン杜氏が造りを任されていました。
ところが品評会用の酒造りに対して、一般に販売されている市販酒の酒造りや取り組み方に大きな違いがあり、羽根さんはそこに疑問を持ったそうです。
ある日、羽根さんは「全ての酒を、大吟醸と同じ造りでやってもらえないか」と申し出ましたが、おやっさんは「そんなことはできない」と反対します。
しかし羽根さんは「じゃあ、自分が蔵に入って酒を造ります!」と言い、杜氏をついに説得。この年から、羽根さんが理想とする「大吟醸以外でも手を抜かない丁寧な酒造り」を信条とする、新しい富美菊酒造の第一歩が始まりました。
羽根さんは最初、杜氏の下で造りの一部を担当しての酒造りでしたが、いつの間にか全ての作業を任されるようになり、それを見届けて杜氏と当時の蔵人達は引退。現在は羽根さんの指揮のもと、地元の蔵人と5人で酒造りを行なっています。
●全量中汲みの特別品「羽根屋」の誕生
富美菊酒造では、地元向けブランド「富美菊」と全国市場向けブランド「羽根屋」の2種類を展開しています。
両者の違いは単なるマーケティングの棲み分けに留まらず、酒質の面でも大きな違いを持たせています。
日本酒のしぼりの工程で出て来る酒は、しぼり前半で出て来る「荒走り」、しぼり後半部分の「責め」、その中間部分の「中汲み(中取り)」と、大きく3つに分類することができ、1本のタンクからできる酒の中では「中汲み」が最良の部分と言われています。
この最も良い中汲み部分のみを「羽根屋」ブランドとして販売し、荒走りと責めの部分は「富美菊」ブランドとして販売しています。
手間をかけたうえに、酒のしぼり段階でもこだわりを持つ「羽根屋」は、製造量に限りがある少数限定品ですが、その間違いのない酒質は心ある地酒ファンの間に広がり、瞬く間に全国区で知られることになりました。
●首都圏でブレイク。
「羽根屋」は今、首都圏の大型酒販店が注目を集める銘柄の1つに数えられています。
羽根屋の年間製造量は小さく、数に限りがある。
・きれいな香りがある淡麗辛口タイプの旨酒。
首都圏を中心にブレイク。
この3点は、地酒ファンの間で人気が高く、現在入手困難と言われる銘柄の共通点でもあります。
地酒ファンを自称する皆様、「富山の羽根屋」は必ず抑えておいて下さい!
地酒.COMは蔵元との太いパイプにより、
商品の安定供給を受けています。
写真の右にいる人が地酒.COM代表の佐野吾郎、左の方が羽根屋(はねや)の羽根 敬喜さんです。
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2022年12月
●「世界酒蔵ランキング2022」で富美菊酒造が見事第16位に!
世界酒蔵ランキングとは、その年に開催された有力な日本酒コンテストの受賞実績をポイント化して酒蔵ごとに集計し、スコアの上位50位の酒蔵を格付けするものです。
2022年にランキングの対象となった酒蔵は669蔵、受賞酒数2,612点。その中で富美菊酒造が堂々の第16位に輝きました!
2022年6月
●「KURA MASTER 2022」にて受賞ラッシュ!!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査され、まずは各部門ごとにプラチナ賞と金賞が選ばれます。また、プラチナ賞に選ばれた中から、上位5銘柄が審査員賞に、審査員賞の中から1銘柄が最高位のプレジデント賞にそれぞれ選出されます。更に、2022年度より特別賞としてアリアンス・ガストロノミー賞が新設。全ての出品酒の中から最もチーズとの相性が良い商品として選出されます。
その結果、純米酒部門において「羽根屋 純吟プリズム Hologram Label 究極しぼりたて」がプラチナ受賞。「羽根屋 純米吟醸 富の香(とみのかおり) 生原酒」、「羽根屋 純米吟醸 CLASSIC」が金賞を受賞。純米大吟醸酒部門において「羽根屋 純米大吟醸50 翼」がプラチナ賞を受賞。「【箱入】羽根屋 純米大吟醸 越中富の香50(とみのかおり)」が金賞受賞。サケ スパークリング部門「羽根屋 純米大吟醸スパークリング」がプラチナ賞を受賞し、2022年度 審査員賞として選出されました。
2022年 4月
●「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2022」でトロフィー受賞!!
2022年4月24日から27日の4日間、ロンドンでにおいて世界最大規模のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ2022」のSAKE部門の審査が執り行われました。
その結果、吟醸の部において「羽根屋 吟醸 生詰」が見事、富山・吟醸トロフィーを受賞、「羽根屋 吟醸 しぼりたて生」が銅メダルを受賞しました。ほか、純米酒の部において 「羽根屋 純米無濾過生」が銀メダル、純米吟醸の部において「羽根屋 純吟プリズム Hologram Label 究極しぼりたて」が金メダル、「羽根屋 純米吟醸 煌火 生原酒」、「羽根屋 純米吟醸 雄町 生原酒」が銀メダル、純米大吟醸の部において「羽根屋 純米大吟醸50 翼」が銅メダル、大吟醸の部において「羽根屋 大吟醸」が銅メダル、スパークリングの部において「羽根屋 純米大吟醸スパークリング」と「LOVERS XO スパークリング」が銀メダルを受賞しました。
2021年12月
●「世界酒蔵ランキング」で富美菊酒造が見事第15位に!
世界酒蔵ランキングとは、その年に開催された有力な日本酒コンテストの受賞実績をポイント化して酒蔵ごとに集計し、スコアの上位50位の酒蔵を格付けするものです。
2021年にランキングの対象となった酒蔵は643蔵、受賞酒数2,044点。その中で富美菊酒造が堂々の第15位に輝きました!
2020年12月
●「世界酒蔵ランキング」で富美菊酒造が見事第25位に!
世界酒蔵ランキングとは、その年に開催された有力な日本酒コンテストの受賞実績をポイント化して酒蔵ごとに集計し、スコアの上位50位の酒蔵を格付けするものです。
2020年にランキングの対象となった酒蔵は659蔵、商品は1835。その中で富美菊酒造が堂々の第25位に輝きました!
2020年8月
●「KURA MASTER 2020」にてプラチナ&金賞受賞!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
2020年8月31日、パリ市内で開催された「第4回KURA MASTERコンクール」は4名のMOF(フランス国家最高優秀職人章)ソムリエを含む、トップソムリエら51名の審査員が参加。
824銘柄の中から純米酒部門において「羽根屋 純米吟醸 富の香(とみのかおり)」がプラチナ賞を受賞しました。また、その他にも出品酒が受賞。詳細は下記の通りです。
純米酒部門・・金賞「羽根屋 純吟 煌火(きらび)」、「羽根屋 純米吟醸 CLASSIC」
純米大吟醸酒部門・・金賞「羽根屋 純米大吟醸 富の香(とみのかおり)」、「羽根屋 純米大吟醸50 翼」
2020年5月
●「全国新酒鑑評会」で入賞!
2020年5月「令和元酒造年度全国新酒鑑評会」にて「羽根屋 大吟醸 袋吊り斗瓶囲い」が入賞しました。
2020年度の全国新酒鑑評会は新型コロナウィルス感染症拡大に伴う対応として、本来執り行われるはずの結審は中止となりました。予審の結果をもって入賞酒を決定し、金賞酒は選定されていません。
2020年4月
●「令和2年度金沢国税局酒類鑑評会」にて優等賞受賞!
令和2年度金沢国税局酒類鑑評会において富美菊酒造は見事、優等賞を受賞しました。
2019年6月
●「KURA MASTER 2019」にてプラチナ&金賞受賞!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査されます。
2019年度は過去最多の271蔵より720銘柄が出品。その中から富美菊は下記の通り受賞しました。
●純米大吟醸酒部門 プラチナ賞
「羽根屋 純米大吟醸 越中富の香50(とみのかおり)」
●純米大吟醸酒部門 金賞
「羽根屋 純米大吟醸50 翼」
●純米酒部門 金賞
「羽根屋 純吟プリズム Hologram Label 究極しぼりたて」
「富美菊 PROTOTYPE AQUA(プロトタイプ・アクア)」
2018年5月
●「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2018」で銀メダル受賞!
世界最大規模のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ2018」のSAKE部門の審査が山形県で開催され、9部門のトロフィーと受賞銘柄が5月18日に発表されました。
その結果、純米大吟醸酒の部において「羽根屋 純米大吟醸 越中山田錦4割磨き」が、大吟醸酒の部において「大吟醸 羽根屋」が、またスパークリングの部において「羽根屋 純米大吟醸 スパークリング」が各々銀メダルを受賞しました。
2018年5月
●「金沢国税局酒類鑑評会」で優等賞受賞!
「平成29酒造年度 金沢国税局酒類鑑評会」において富美菊酒造羽根屋は「吟醸の部」優等賞を受賞いたしました。
2017年 2月
●ワイングラスでおいしい日本酒アワード2017金賞受賞!
2017年2月24日、「世代」「業態」「国」の境界を超えて日本酒を広げることを目指すワイングラスでおいしい日本酒アワードは、7年目の今回、242蔵元から過去最高の673点のエントリー。
その中から、スパークリングSAKE部門にて「羽根屋 純米吟醸スパークリング」が金賞を受賞しました!
2015年 9月
2015年 8月
2013年 11月
●雑誌「Pen」に掲載されました!
男性向けライフスタイル誌「Pen」2013年12/1号(11月15日発売分)に、羽根屋の特集記事が掲載されました!
雑誌の内容は「星付き50銘柄が決定!おいしい日本酒」という特集が組まれたもので、その中で羽根屋がテイスティング評価で最高得点を獲得。その秘密に迫るということで取材訪問を受け、今回4ページに渡って羽根屋の酒造りが特集ページで紹介されました。
2013年8月
●「実在ゲキウマ地酒日記」に掲載されました。
講談社が発行する漫画雑誌「イブニング」(2013年8月27日発売号)に連載されている「実在ゲキウマ地酒日記」に、羽根屋が紹介されました!
「な、なんだこの天才ゲキウマスプリンターは!」という言葉で羽根屋の酒が紹介されており、また、昨年よりスタートした富美菊酒造の四季醸造への取り組みについても「四次元増床」という表現で紹介されています。
2013年8月
●NHKの夕方ニュースに羽根屋が取り上げられました!
2013年8月、北陸三県のNHKの夕方ニュースで羽根屋が取り上げられました。