
白身魚のお刺身が食べたくなる酒!それがJellyfish! ◇白露垂珠 Jellyfish(ジェリーフィッシュ) 純米大吟醸 1800ml
商品説明
《1800ml3240円で買えるコスパ純米大吟醸、「Jellyfish」が今年も出現》
「白露垂珠のJellyfish」は年に1回、夏季に発売される限定品。
ラベルに描かれているクラゲは「白露垂珠」の女将こと、相沢こづえさんがデザインされたものです。
「世界一のクラゲ水族館」として有名になった蔵の地元の「鶴岡市立加茂水族館」からとったもの(だと思います。)
夏に発売されるお酒って、花火や金魚、スイカ、カブトムシ、ペンギン、中には蚊取り線香が描かれた商品まであり、ほぼネタは出尽くしたかのように思っていました。
しかし、クラゲが残っていましたね。
というかクラゲを採用するなど、思ってもみませんでした(笑)
さて、余計な前置きが長くなりましたが、このお酒のセールスポイントはコスパの高さ。
今や一升瓶で3000円台前半の純米大吟醸はそう珍しい存在でもないのですが、正直な所「値段相応の味」で終わってしまっているものもあります。
しかし、「白露垂珠のJellyfish」は、クラゲというユルい外観に反し、中身はなかなか良いお酒です。
初年度、予想に反するヒット商品となり、かなり多めに仕入れたにも関わらず順調に売れて早々に完売。
仕入れを担当した金巻によると、
「試飲して美味しかったので強気で仕入れた。
また、こづえ画伯が頑張ってクラゲの絵を描かれたので、少しでも多く販売しなくてはと思った。」とのこと。
女将さん、頑張ってクラゲちゃんの絵を描いた甲斐がありましたね。
ひょっとしたら女将さんが描いたクラゲちゃんが効いているのかもしれません(笑)
またまた話が脱線してしまいました。
本題に戻り、このお酒が美味しい理由を挙げましょう。
原料米は地元で栽培されている出羽きらりを使用。
麹はオリゼー山形、酵母はNFY1という山形酵母ときょうかい1801のブレンド。
「白露垂珠」では上記の麹と酵母の組み合わせで良いお酒を造っています。
初夏に米違いで「純米大吟醸 改良信交44 ふくよか新酒」というお酒も発売されたのですが、こちらも大変美味しく大人気でした。
「jerryfish」の原料米、出羽きらりとも好相性。
派手さは無いのですが、口に含むとほのかに良い香りがして、甘味がふんわり広がります。
3000円代前半という価格ですが、純米大吟醸を堂々名乗れる高いレベルの酒質に仕上がったと感じています。
この価格だと普段の晩酌でも気軽に飲めますし、飲食店様にも是非取扱って頂きたい1本です。
見た目はユルいが(笑)、意外とやってくれるお酒なのです。
《白身魚のお刺身が食べたくなるお酒!それがJellyfish!》
立ち香は控え目。
飲んでみると一転!
米の旨味がしっかりとしていて、辛さを伴った鋭いキレ。
実は、「白露垂珠」は「出羽きらり」になると味にボリュームが出て、キレが鋭くなるんです。
お米の特長が十二分に引き出されていて飲み応えもバツグン!
優しい口当たり、中間の味の膨らみ、終いの切れ、なるほど、これは白身魚に合うはずです。
もちろん、白身魚だけではありません。
お魚はもちろん、お肉やお野菜など色々な食材と合います。
ですが、まずは白身魚のお刺身と合わせてみて欲しいです!
推奨温度ですが、キレを求めるなら冷酒がおすすめ。
冷蔵庫から出してすぐに飲んで下さい。
キレより味わいを求めるなら、お酒を冷蔵庫から出してしばらくすると瓶に水滴が付きますので、それが乾き始めてくる頃が目安です。
もちろんお燗にして頂いても構いません。
お燗でしたら人肌程度の温燗(お風呂の温度くらい)がオススメ。
そうキッチリされなくても色んな温度で試して頂いてオッケーです。
温度の変化による味の違いをお楽しみ下さい。
さあ、旦那さん、まずは「Jellyfish」をお買い求め下さい。
そして、奥さん、お酒が届くまでに白身魚のお刺身を準備して下さい。最高のマリアージュが蔵元の相沢御夫妻の晩酌風景のような幸せいっぱいの食卓を演出してくれるはず!
(文:佐野吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 竹の露(山形県) |
特定名称 | 純米大吟醸 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://www.takenotsuyu.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:羽黒産出羽きらり ■精米歩合:44% ■アルコール度数:15.5度 ■日本酒度:-3.0 ■酸度:1.4 |
