《　四季を彩る蔵の物語、最終章『蔵薔薇』登場！　》
福島県会津坂下町に位置する曙酒造。
この蔵には「椿」、「桜」、「藤」そして「薔薇」の木々が植えられています。

季節ごとに花を咲かせ、蔵に携わる人々に安らぎと希望を与えているこれらの木々。

そんな蔵の空気感と、
そして福島県会津坂下という愛する郷土を、皆様に感じていただきたく誕生した酒が「蔵◯シリーズ」！

冬は「蔵椿」、早春は「蔵桜」、春の終わりに「蔵藤」、そして初夏には「蔵薔薇」。
一年を通し、上記の４種類の日本酒をお届けします。

シリーズ最終話となる「蔵薔薇」が入荷してきました。
いったいどのような味が待っているのでしょうか？
思わず確かめたくなる。そんな一本が届きました。

《　蔵に咲く100本の薔薇から生まれた、特別な日本酒　》
曙酒造の敷地に咲き誇る100本の薔薇。
この「蔵薔薇」は、曙酒造の前杜氏であり母でもある鈴木明美氏が、自身の病をきっかけに植えたことが始まりです。
年月をかけて増え続け、今では100本の薔薇が蔵を彩ります。

薔薇の花言葉である「気まぐれな美しさ・無邪気さ・情熱的」をイメージ。
会津坂下産の酒造好適米「夢の香」を50％まで磨き、福島県の酵母を使用して醸し上げました。

地元の田んぼで育った「夢の香」を、蔵で50％まで丁寧に磨き、福島県独自の酵母と組み合わせて仕込みました。
純米吟醸・おりがらみ・一回火入れ・単一仕込みタンク。
この仕様は、蔵に咲く花々のシリーズで統一されている信頼のスタイル。

アルコール度数は14％と軽快で、口当たりはまるでみずみずしい果実のようにジューシー。
香りはバナナを思わせる華やかさがあり、口当たりはマイルドで滑らか。
フレッシュでクリアな優しい旨味が心地よく、軽やかな後味が特徴です。

甘辛の判定は１つではありません。
飲む人やシーンによって甘くもあり、辛くもあるのがこの酒の面白さ。
日本酒度は-1、酸度は1.9。
数値的にはやや甘めですが、後味はキレが良く、飲み飽きしない食中酒としても優秀です。

「少しだけ贅沢な日に選びたい日本酒」。
誕生日や記念日、ちょっといい食材が手に入ったとき、大切な人と乾杯するとき。
そんな日に寄り添う一本です。

華やかな香りと軽快な飲み口。
日本酒ビギナーには飲みやすさと親しみやすさを、上級者には香味のバランスと“天明らしさ”を感じていただける酒に仕上がっています。

《　飲み方・楽しみ方：飲む温度で世界が変わる、香りと味の美しいリレー　》
軽快なボディに、ふわりと広がる吟醸香。
初夏にぴったりの「天明 蔵薔薇」は、爽やかさと華やかさを兼ね備えた一本です。

冷蔵庫から取り出したての5～10℃では、香りと清涼感が際立ちます。
乾杯の瞬間に「おっ」と驚かれるような、鮮やかな第一印象。

少し温度が上がった12～15℃あたりでは、香りのボリュームと味わいのふくらみが増し、食中酒として真価を発揮
。冷蔵庫から出し水滴がビンの表面を伝う。
その水滴がビンの上から乾き始める頃がベスト温度です。

料理との相性も幅広いです。

●白身魚の昆布締めやカルパッチョ：繊細な旨味に、香り高い酒が寄り添います。
●鶏のグリルや豚ロースの塩焼き：素材の香ばしさと酒の酸味が絶妙にマッチ。
●アスパラ、とうもろこし、枝豆などの初夏野菜料理：自然の甘味と蔵薔薇の果実味がリンク。
●会津名物の馬刺し（赤身）：肉の旨味と酸が引き合い、後味も軽やか。

そしてこの酒は、「特別な日の乾杯」にも、「日常の小さなご褒美」にもぴったりです。
また、華やかなラベルとストーリー性のある一本なので、日本酒好きな方へのギフトや、外国の方をもてなす席にも最適。
酒の美味しさだけでなく、背景にある想いや蔵の風景までも一緒に語れる、話題性のある酒です。

《　この香り、この軽さ、この美しさ。初夏のご褒美に。　》
この酒を開けるだけで、少し特別な一日になる。
「天明 蔵薔薇」は、そんな力を持った日本酒です。

蔵に咲く100本の薔薇の香りと彩り、そして造り手のあたたかな想いが詰まった一本。
その味わいは、飲む人の心をそっとほどき、笑顔を生み出します。

あなたが乾杯するその瞬間、
きっと誰かが「いい香り…」と驚き、
「また飲みたいね」と言ってくれる。

それが「蔵薔薇」です。

どうぞ、あなたの人生の“いい時間”に添える一本として、お手元に迎えてください。

《　保存・発送について。　》
この酒は火入れが行われている日本酒ですが、デリケートな商品です。
そのため夏季（猛暑期）はクール便でお送りします。
それ以外の時期は常温配送となります。

クールをご希望の方は「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
常温便をご希望の場合は「常温便チケット」をカートに入れてください。

保存について：スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
冷蔵庫での保存が難しい場合は、極力光が当たらない場所、振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。その場合できるだけ早くに消費下さい。

《　この酒を造る曙酒造について。　》
曙酒造は日露戦争が勃発した明治37年（1904年）、会津坂下町に創業した酒蔵。
創業者の鈴木幸四郎氏は、地元の味噌を造る蔵で大番頭を任されていた人物でした。ある日、小作人が作る米の良さに着目し、独立して酒蔵を興したのが始まりとのことです。

100年を超える歴史を持つ曙酒造ですが、3代続けて女性が蔵元を務める「女系の酒蔵」という歴史を持っていました。
酒造りの現場は女人禁制と言われた明治から昭和の時代。曙酒造は全国でも大変珍しい歴史を持つ酒蔵と言えるでしょう。

しかしこの蔵についに男子が誕生します。
6代目　鈴木　孝市（すずき　こういち）蔵元です。東京農業大学に進学し東京で一般企業を経て蔵に戻り酒造りの勉強をし20代で杜氏に就任。2013年に6代目蔵元を継承しました。若い力で酒蔵を変えていく注目の蔵元です。