《　蔵の息吹、そのままグラスへ。新酒ファンに贈る特別な時間。　》
その瞬間を待っていた。
冷たい蔵の奥で、静かに酒がしぼられる。
新米の香りがふわっと立ち上がる。
まさに、新酒の季節が始まる合図だ！

酒造りの一年は、ここから動き出す。
その年、最初に仕込まれた酒。
最初にしぼられた、まっさらな一滴。
それを味わうのは、まさに“旬”の醍醐味。

そんな一杯が今年も登場しました。
その名も、
玉川　しぼりたて生原酒。

果たして、どんな酒なのか？
どんな味わいなのか？
その答えを知る方法は、たったひとつ。
百の言葉より、ひと口の実感を。
新酒の感動は、飲んだ人だけの特権だ！

《　無調整のまま、酒の力をそのまま。旨さも価格も、まさに挑戦状　》
京都・京丹後の老舗、木下酒造がその年に最初に世に送り出す新酒。
それが、「玉川　しぼりたて生原酒」です。

冬の訪れとともに蔵の仕込みが始まり、約半年にわたり新酒が次々と登場します。
その幕開けを飾るのが、玉川の新酒兄弟。
にごり酒とともに登場するこの生原酒は、蔵元が一年で最初に挑む仕込み。
まさに「その年の出来を占う一本」として、蔵人たちの想いが詰まっています。

もともとは地元でしか味わえなかったこの日本酒。
それが今、全国の酒好きに届くようになりました。
地元の常連に長年愛されてきた“隠れた名品”が、ついに全国へ解禁です。

中身は、生まれたままの無調整。
火入れなし、水で割らない原酒仕立てで、米の旨味をそのまま閉じ込めています。
使用する米は、麹米に兵庫系酒85号、掛け米には地元の一般米。
精米歩合は70%と、削りすぎず米の力を残した仕上げ。
アルコール度数は18%。軽やかな口当たりながら、しっかりとした飲みごたえがある一本です。

しかも、手に取りやすい価格も魅力。この味、この品質でこの価格？と思わず二度見するコストパフォーマンス。これは、蔵から届く「勝負の一滴」。まさに、その年一番最初に仕込んだ酒を世に問う、挑戦状のような酒です。

《　今しか出会えない、旬の酒と旬の料理　》
新酒ならではの爽やかな口当たりがまず広がります。
軽く感じる飲み口ながら、実はアルコール18度以上のストロングスタイル。
しっかりとした骨格と奥行きもあり、洗練された新酒に仕上がっています。

キレのある酸が後味を引き締め、飲み疲れしにくいのもポイント。
このバランスの妙に、弊社のシニアソムリエも思わず唸ったほどです。
単なるフレッシュさだけで終わらない一本です。

推奨温度
【花冷え（10～15℃）】
キリッとした酸が立ち、香りは控えめ。
しぼりたてらしい爽快感を楽しむならこの温度がベスト。飲み始めの一杯にぴったりです。

【涼冷え（15～20℃）】
旨みがぐっと開き、米の甘みも感じられます。
バランスの良さが際立ち、料理との相性も広がります。新酒の真価を感じられる温度帯です。

【常温（20℃前後）】
味わいがやわらかく丸くなり、コクが引き立ちます。
落ち着いた飲み心地で、ゆっくり味わいたい夜におすすめです。

オススメの肴
◎セコガニの甲羅盛り
カニ味噌の濃厚な旨みと酒の酸味が絶妙にマッチ。
冬限定のごちそうに、しぼりたての華やかさが映えます。

◎アオリイカの刺し身
とろけるような甘みのアオリイカに、しぼりたてのキレがぴたりと合います。
素材を活かす繊細な組み合わせです。

◎チーズ入りさつま揚げ
熱を入れるとチーズがとろけ、酒の旨みと重なります。
手軽でしっかり、冬の定番おつまみです。

◎ナッツ入りクリームチーズ
クリーミーで香ばしい味わいが、酒の力強さと好相性。
気軽につまめて、ワインのような楽しみ方も可能です。

季節限定の一本を、どう楽しむかはあなた次第。
グラスに注いで、料理と一緒に。
あるいは、静かな夜にひとりでじっくり。
しぼりたての味わいが、冬の時間をゆっくり豊かにしてくれます。

《　新酒第一号にふさわしい満足度　》
季節限定の一本を、どう楽しむかはあなた次第。
グラスに注いで、料理と一緒に。
あるいは、静かな夜にひとりでじっくり。
しぼりたての味わいが、冬の時間をゆっくり豊かにしてくれます。

玉川の「しぼりたて生原酒」は、その年一番最初に世に問う挑戦状。
だからこそ、飲む人の心に残る。
飲みごたえと軽やかさを両立したこの新酒は、日本酒ファンからも高く評価されてきました。「こんなに旨くて、この価格？」と驚かれることもしばしば。
地元で長年愛され、いま全国へ。

あなたの食卓に、小さな感動をひとつ。
冬の夜に開けたくなる、最初の一本。
迷う時間も、待つ時間も、この日本酒と一緒に楽しみに変わります。

《　発送について　常温発送可能です。　》
この酒は加熱処理を行っていない生酒ですが、冬季期間必ずしもクール発送が必要な商品ではございません。
蔵から酒販店にも常温便で配送される酒です。クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。

クール料金の大幅な高騰によりお客様のご負担を少なくするため、クール必須以外の商品は任意にしております。いずれの発送方法でも商品到着後は要冷蔵でお願いします。

《　この酒を造る木下酒造とは　》
天保13年(1842年)、日本海に面した京都府京丹後市久美浜で創業した180年以上の歴史を持つ蔵元。
この地域は高級ブランド蟹「間人（たいざ）蟹」で有名。
冬は蟹料理を食べさせてくれる宿が多く、料理にあう食中酒を造ってきた蔵元です。

《　この蔵の製造責任者　フィリップ・ハーパー氏とは　》
この蔵ではイギリスのコーンウォール出身という異色の杜氏が酒を造っています。
1988年、日本の英語教師派遣プログラムで中学校教師として来日。
懇親会の居酒屋で日本酒と運命的な出会いが。その後、任期が過ぎたあとも日本に残り奈良県の酒蔵で蔵人として酒造りに従事。2001年に南部杜氏の資格を取得。2007年に木下酒造の杜氏になりました。
酒造歴30年以上、杜氏歴20年以上のベテランです！

(文章：佐野 吾郎)