《異常な迄に警戒心が無いネコ、それが「みゃー」》

どうしてネコはあんなにもカワイイのか？
「ニャー」という鳴き声もあるが、店主が思うのネコの可愛さは警戒心の無さにある。

ネコはドアの上とかあんな高くて、細くて、不安定なところ。
用もないのによく歩けるよな？

人間ならそんな危ないところを自ら進んで歩かないし、そんなチャレンジなどしない。

だがネコはyoutubeなどを見ても、高いところから落ちるお笑い動画を目にする事が多い。
警戒心が少ないゆえのカワイイ失敗。
それがネコの可愛さを生む根底にあると店主は考える。

今回ご紹介する「じゅんまいぎんじょう　みゃー」は警戒心の無さが爆発した酒！

「みゃー」は、この蔵の直営店の看板猫。
みゃーは、警戒心がないネコとして知るひとぞ知る存在だ！

人には悪人が一定数いるのだが、みゃーは人間全てが善人だと思っている。
誰に対してもびっくりするほど人懐っこい。

警戒心がないので、蔵の駐車場で２回も車に踏まれた事がある！
なので、玉川の販売店がこの蔵で車を駐める時「みゃーを踏まないよう注意しなくてはいけない」という事は常識である。

そんな看板猫であるみゃーにあやかり「ネコブームなので、みゃーの酒を造ったら売れるんじゃね！」と、蔵人一同が真面目に、そして真剣に考案した酒がコレだっ！

じゅんまいぎんじょう　みゃー

《初心者も酒通も　警戒せず「みゃー」を飲め！》

「日本酒ってキツそうだもん」と飲まず嫌いな方。
「ふざけたラベルの酒なんて飲まないよ」という酒通の方。

先ずは、その警戒心を捨てよう！

店主が考える入門酒。

それは「トラディショナルな酒」。

初心者向けを考えて作った、甘かったり、果実の香りがしたり、横文字の商品名だったり。
そういう商品ほど実は意外にも初心者のウケが悪いというもの。
意外に思う方も多いと思うかもしれないが、初心者ほどトラディショナルを選ぶのだ。

みゃーは「日本酒との出会いのきっかけ」をつくるために、誕生した商品。
なのでごらんのラベルとネーミング。名前と外観は変わっているが味はトラディショナルだ。

スッキリと爽やかに、そしてみゃーのふんわりした毛並みを表現すべく、アルコール度数１４度台。
この蔵の日本酒として少し軽快に仕上げられている。

初心者の方にはトラディショナルな日本酒の中でも特に飲みやすいものから始めるのがオススメ。
トラディショナルな日本酒を飲んで日本酒が好きになってくれたら、その好きは本物。
長く続く日本酒ファンになってくれるであろう。

日本酒が飲めるようになったら良いことがたくさんある！
お正月がもっと楽しくなる。冬の鍋料理が楽しくなる！

ワインだと相性が良くない料理が楽しくなる。
カツオのたたきも日本酒だと美味しい。
和食が活躍する季節の食の楽しみが増加する！

変わるのは食だけではない。
日本酒を飲むようになると和服を着るようになる。
そしてカラオケでは西野カナではなく島津亜矢や丘みどりを歌うようになる。

初心者も酒通も、その警戒心を解き放とう！
そして、みゃーのようの愛される幸せな人生を歩もうではないか！

(文章：佐野 吾郎)