
澄み切った甘味!透明感!天明の貴醸酒はレベルが違う! ◇天明 純米 亀の尾65 本生 貴醸酒 re preparation(リ・プレパレーション)
商品説明
《 デザートワインでもリキュールでもない。甘口の先に現れた“再仕込み純米”という選択肢。 》
国賓晩餐会でワインに対抗できる日本酒を目指す!
それを目標に1970年代、国税庁醸造試験所が開発した日本酒が貴醸酒です。
ヒントは平安時代の古文書『延喜式』に記された、仕込み水の一部を酒に置き換えた古い酒造りにあると言われています。
先人の知恵に学びながら、現代の技術で再構築されたのが貴醸酒なのです。
造りはシンプルですが、発想は贅沢!
三段仕込みの最後の段で、本来は水を入れるところに、あえて日本酒を注ぎ込む。
その結果生まれるのは、高糖度でとろみのある甘口の酒。
甘さに寄りかかるだけでなく、しっかりとした酸を伴うことで、デザートワインのような厚みとキレを両立!
少量で満足感が高く、グラス一杯で“飲んだ”という充足感を与えます。
その貴醸酒の技法を、会津坂下の米「亀の尾」に重ね再構築したのが、
「天明 純米 亀の尾65 本生 再仕込み re preparation」。
果たして、この一杯はどのような表情を見せるのか?
どんな甘さで、どんな酸?どんな余韻を残すのか?
その答えを知る方法はひとつ。
よく冷えたグラスを用意し、あなた自身の舌で確かめること。
その一口が、天明の“再仕込み”の答えを教えてくれる。
《 亀の尾×本生×再仕込み、三つのキーワードが交差する甘口のニューフェイス。 》
この酒は、福島県会津坂下町・曙酒造が手がける天明シリーズの限定品です。
チャレンジ枠の一本だと思ってください。
テーマは、米「亀の尾」の新しい表情を引き出すこと。
そのために選ばれたのが、水の代わりに酒を使う貴醸酒の製法です。
天明らしいきれいさや軽やかさはそのままに、甘味をしっかりと前面に出した純米酒に仕上げています。
原料米には、会津坂下で育てられた亀の尾100%を使用。
精米歩合は65%で、磨きすぎず、米の輪郭と旨味をほどよく残した設計です。
アルコール度数は14%とやや低めで、重さよりも飲みやすさを意識したバランス。
日本酒度は-23.0、酸度は2.21というスペックで、数字だけを見るとかなりの甘口寄りです。
しかし、酸でバランスを取ることで甘酸っぱく杯が進む酒に仕上がっています。
《 低アル14%のやさしさで、最初の一杯にも締めの一杯にも選べる。 》
この日本酒は、軽快なボディーに甘口に振った設計です。
日本酒度-23という数字通りしっかり甘味がありますが、アルコール度数も14度と少し低く飲みやすい!
酸がきちんと骨格を支え、甘さのあときゅっと引き締めます。
「甘いお酒はちょっと苦手」という方にも、ぜひ試していただきたいバランスです。
●推奨温度 冷酒から常温の間
【雪冷え(5~8度)】冷蔵庫から出したばかりのキンと冷えた状態では、甘さがやや控えめに感じられます。 全体の輪郭がいちばんシャープにまとまる温度帯。 食前酒や、一杯目のリフレッシュに向いた飲み方。
【花冷え(10~13度)】温度がゆるんでくると甘味と酸のバランスがほどよく整います。 再仕込み由来の厚みも出てきて、この酒の本領が出やすいゾーン。 前菜から軽いメインまで、食中酒としても使いやすくなります。
【涼冷え(15度前後)】常温に近づいてくると、甘味と米のふくらみがより前に出ます。 少しとろりとした口当たりを楽しみたいときや、食後の一杯にゆっくり味わうときにおすすめです。
●推奨料理
◎ブルーチーズとはちみつ:しっかりした塩気と青カビの風味に、この酒の甘味と酸がきれいに重なります。 はちみつをひと滴たらすと、デザートワイン的なマリアージュが手軽に完成します。
◎生ハムと季節のフルーツ:生ハムの塩気と、いちじくや洋梨などの甘味が、この酒の甘酸とリンクします。 ワインを合わせるような感覚で、和製デザート感覚のペアリングが楽しめます。
◎鶏レバーパテとバゲット:レバーのコクとほろ苦さに、再仕込み由来の甘味がよく合います。 バゲットの香ばしさも加わり、一杯でビストロ気分を楽しめます。
従来の「日本酒の飲み方」にあまり縛られない一本。
日本酒をまだ飲んだことがない方や、Z世代の皆さんにとっては、「日本酒ってこんな味もあるんだ」と驚いてもらえるタイプです。
《 普段日本酒の飲まない方に、「こんなのもあるよ」と渡したくなる、チャレンジボトル。 》
このお酒がひとつ家にあるだけで、日本酒の選択肢がぐっと広がります。
「辛口のキレキレ」だけが日本酒ではない、と気づかせてくれる一本です。
日本酒をまだ飲んだことがない方には、「日本酒ってこんなに甘くてやさしい入口もあるんだ」と驚いてもらえると思います。
グラス一杯だけ試してみる。
それだけで、日本酒との距離がぐっと近くなる。
すでに日本酒を飲み慣れている方にとっては、天明の遊び心を感じる“寄り道の一本”です。
「日本酒はこう飲むべき」という枠にとらわれず、チーズや前菜、軽いピザと合わせてもいい。
Z世代の方と一緒に、「これ本当に日本酒?」と笑いながらシェアしても楽しいです。
日本酒好きの友人への手土産に。
お世話になった方へのちょっと気の利いたプレゼントに。
そして、自分への小さなご褒美に。
「天明 純米 亀の尾65 本生 再仕込み re preparation」は、甘口なのに軽やかで、日常の一コマを少しだけ特別にしてくれる一本です。
あとは、グラスと、ほんの少しの好奇心だけご用意ください。
《 保存・発送について クール発送(500円)です 》
この酒は加熱処理を行っていない生酒です。
クール便にて発送いたします。(クール便は宅配ボックをご利用できません。不在時は持ち帰りになります。)
ただし常温便での発送をご希望の場合は
「常温便チケット」をカートに入れてください。(クール料金は発生いたしません。)
いずれの発送方法でも商品到着後は要冷蔵でお願いします。
《 この酒を造る曙酒造について。 》
曙酒造は日露戦争が勃発した明治37年(1904年)、会津坂下町に創業した酒蔵。
創業者の鈴木幸四郎氏は、地元の味噌を造る蔵で大番頭を任されていた人物でした。ある日、小作人が作る米の良さに着目し、独立して酒蔵を興したのが始まりとのことです。
100年を超える歴史を持つ曙酒造ですが、3代続けて女性が蔵元を務める「女系の酒蔵」という歴史を持っていました。
酒造りの現場は女人禁制と言われた明治から昭和の時代。曙酒造は全国でも大変珍しい歴史を持つ酒蔵と言えるでしょう。
しかしこの蔵についに男子が誕生します。
6代目 鈴木 孝市(すずき こういち)蔵元です。
東京農業大学に進学し東京で一般企業を経て蔵に戻り酒造りを学び20代で杜氏に就任。
2013年に6代目蔵元を継承しました。若い力で酒蔵を変えていく注目の蔵元です。
(文章:佐野 吾郎)
| 商品スペック | |
|---|---|
| 容量 | 720ml |
| 製造元 | 曙酒造(福島県) |
| 特定名称 | 普通酒(貴醸酒) |
| 原材料 | 米・米麹・日本酒 |
| 生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
| 保存 | 要冷蔵 |
| メーカーサイト | http://akebono-syuzou.com/ |
| ■甘辛:やや辛口 ■原料米:亀の尾 ■精米歩合:65% ■アルコール度数:14度 ■日本酒度:-23.0 ■酸度:2.21 | |





















































