《　雪の夜、こたつと鍋と、この一杯。心まであたためる冬の純米大吟醸。　》
窓の外で静かに雪が舞い、部屋の中には湯気の立つ鍋と、あたたかな灯り。
テーブルの上で、ころんと並ぶ一本の瓶。
ラベルには、赤い帽子をかぶった、青い目の雪だるま。

その名も「天吹　冬に恋する純米大吟醸　生」。
キャッチーな見た目に惹かれて手に取ると、
グラスの中からふわりと立ちのぼるのは、りんごや洋梨を思わせる香り。

「日本酒って、こんなにやさしかったっけ？」
そんな小さな驚きが、冬の夜を少しだけ特別な時間に変えてくれます。

さあ、この“恋する冬酒”の中身を、もう少しだけのぞいてみませんか。
続きは、次の章で。

《　恋するシリーズ冬担当。雪だるまラベルの純米大吟醸 生、冬だけの特別席。　》
「恋するシリーズ」は、天吹酒造が春・夏・秋・冬にだけ仕込む季節限定酒。
春には桜、夏にはスイカ、秋にはハロウィンモチーフ・・・。
そして冬のステージに登場するのが、この「冬に恋する純米大吟醸　生」です。

新米を50％まで磨いた国産米を自家精米し、
天吹らしい花酵母でじっくりと醸した純米大吟醸。
しぼったばかりのフレッシュな生のまま瓶詰めすることで、
冬の空気のように澄んだ香りと、みずみずしい味わいをそのまま閉じ込めました。

アルコール度数は約16％。
純米大吟醸らしいリッチさをもちつつ、
日本酒度はほぼ±0で、甘さとキレのバランスが取れたやさしい設計。
“重たすぎないのに満足感がある”冬の食中酒としても、とても頼れる一本です。

雪だるまが微笑むラベルは、
クリスマスや年末年始の集まり、冬ギフトにもぴったり。
冷蔵庫を開けるたび、思わずにやりとしてしまう。
そんな「見て楽しい、飲んで嬉しい」冬限定の純米大吟醸です。

《　味わい・楽しみ方：りんご香るジューシーな甘み。スッと消えるキレが、もう一杯を誘う。　》
グラスに注ぐと、立ちのぼるのはフルーティーなりんご＆洋梨の香り。
ひと口含めば、まず感じるのは、やわらかな甘みと米の旨み。
“甘口”というよりも、ジューシーでやさしい中口寄り。
そして後味は驚くほどスッと消えていきます。

だからこそ、気づけばグラスが空になっているタイプの日本酒。
生酒ならではのフレッシュさと、大吟醸の上品さを同時に楽しめる、
「甘やかだけどダレない」冬向きの味わいです。

◆おすすめの飲み方
◆冷酒（5～10℃）
冷蔵庫からしっかり冷やした状態では、
きりりとした印象とフレッシュ感が際立ち、
こってりしがちな冬の料理を軽やかにリセットしてくれます。

◆少し温度を戻して（10～15℃）
グラスの中で温度が上がってくると、
香りにふくらみが出て、甘みと旨みがさらにやさしく広がります。
じっくり会話を楽しむ冬の夜にぴったりの飲み頃です。

◆合わせたい料理
●鶏つくね鍋・寄せ鍋
だしの旨みと鶏のコクを、果実感のある甘みと酸がやさしく包み込みます。

●牡蠣のグラタン・シーフードドリア
クリーミーなソースと貝の旨みに、フルーティーな香りが良く映え、
白ワイン感覚で合わせられるペアリングです。

●白身魚のカルパッチョ（ゆずやレモン風味）
柑橘の爽やかさとりんご系の香りが重なり、
前菜から最後の一杯まで、軽やかに楽しめる組み合わせ。

●カマンベールやブリーなどの白カビチーズ
優しい塩味とミルキーなコクを、
冬に恋する純米大吟醸の甘みと旨みがふんわりと受け止めます。

「日本酒はおじさんの辛口」というイメージを持っている方にこそ、
最初の一杯に試してほしい一本です。

《　冬のごちそうも、ホームパーティーも。雪だるまが運ぶ“冬恋ボトル”を食卓に。　》
キャッチーな雪だるまラベルに惹かれて手に取ったら、
中身は本格派の純米大吟醸 生。
フルーティーで飲みやすく、でもきちんと飲みごたえがある。
そのギャップこそ、「冬に恋する純米大吟醸　生」のいちばんの魅力です。

家族で囲む鍋の夜に。
友人と集まるホームパーティーに。
大切な人への冬ギフトに。
そして、こたつで一人ゆっくり過ごす夜にも。

日本酒ビギナーには「白ワインやフルーツカクテルの延長線上で楽しめる一本」として。
日本酒ファンには「冬だけのお楽しみ、新米×生の季節限定大吟醸」として。
それぞれの冬のシーンに、そっと寄り添ってくれるはずです。

この冬だけの“恋”は、長くは続きません。
季節が変われば、雪だるまも、ボトルも、店頭からそっと姿を消します。

だからこそ、出会えた今がチャンス。
「今年の冬は、どんな一本と過ごそうか？」と考えたとき、
ぜひこの“冬に恋する”純米大吟醸 生を、候補に入れてみてください。

あなたの冬の記憶に、
雪だるまと一緒に残る一本になりますように。

《　保存・発送について　クール発送（500円）です　》
この酒は加熱処理を行っていない生酒です。
クール便にて発送いたします。（クール便は宅配ボックをご利用できません。不在時は持ち帰りになります。）

ただし常温便での発送をご希望の場合は
「常温便チケット」をカートに入れてください。（クール料金は発生いたしません。）

いずれの発送方法でも商品到着後は要冷蔵でお願いします。

《　この酒を造る天吹酒造について。　》
佐賀県西部の地に元禄年間（1688年-1704年）に創業した300年以上の歴史を持つ天吹酒造。
江戸時代創業の老舗ながら、常に新しい酒造りへの挑戦を続けています。

天吹を語るうえで避けて通れないのが「花酵母」の存在。
これはバラ・ヒマワリ・イチゴなどの花から採取された天然酵母を使って仕込む、非常に珍しい製法。
香りと味わいのバリエーションが豊かで、飲むたびに新しい発見があります。

江戸時代創業の老舗ながら、常に新しい酒造りへの挑戦を続けています。
長年培ってきた技術と、現代のトレンドや食文化に合った味わいを両立。
初心者から通の方まで、どなたでもお気に入りが見つかるラインナップ。
若い世代にも受け入れやすいモダンな日本酒も展開している注目の酒蔵です。

(文章：佐野 吾郎)