《　仙禽の頂点ここに極まる！伝統と革新が織りなす究極の一杯！ 》
2024年11月、栃木県さくら市の酒蔵「せんきん」は、自らの酒造りを原点から見直すべく「江戸返り」という壮大なプロジェクトに着手しました。
これは単なる復古ではありません。
すべての酒に「生もと造り」を採用し、江戸時代の技術や哲学を現代の感性で再構築するという、仙禽にしかできない挑戦です！

その中でも、これまでのプレミアムシリーズが進化を遂げて誕生した「鶴鳴（かくめい）」シリーズは、伝統美と革新性の融合を象徴する存在として注目を集めています。
そして今回、そのシリーズの完結編となる「鶴鳴　醸（かもす）」が満を持して登場しました。

この「醸」は、ただのプレミアム酒ではありません。
仕込み水の代わりに酒を使うという高度な手法により、古代神話にも由来する製法を現代に甦らせた、まさに「最高級の貴醸酒」です。
江戸時代を背景にした「江戸返り」の思想と、仙禽の研ぎ澄まされた職人技が、極上の一杯として結実しています。

その味わいは、ただ口にするだけでなく、時代を旅するような体験。
江戸と令和が響き合う、唯一無二の酒がここにあります！

《　「鶴鳴　醸（かもす）」ってどんな酒？　》
「鶴鳴 醸（かもす）」は、仙禽が到達した貴醸酒の究極形です。
その源流は、江戸時代よりも昔、日本神話の物語にまで遡ります。

スサノオノミコトが八つの頭と八つの尾を持つ怪物・ヤマタノオロチを酔わせて無力化するために、八つの大きな桶に「ヤシオリの酒」を仕込み、それを飲ませたといいます。
この「ヤシオリの酒」は、水の代わりに酒を使って仕込むという貴醸酒の原型とも言える製法で造られました。
その精神を現代に継承したのが「鶴鳴　醸」です。

この酒は、熟成を重ねたヴィンテージの「醸（かもす）」を仕込み水の代替として使用し、発酵の深みと奥行きを最大限に引き出しました。
穏やかな吟醸香には、バナナやシナモンを思わせる香りが潜み、口に含むと豊潤ながらも繊細な甘味が広がります。
重層的に重なる酸味が甘味を包み込み、ただ濃いだけではない、洗練された軽やかさを併せ持つ味わいを実現しています。

古代から続く神話と、江戸の醸造美学、そして現代の職人技術。
それらが一本の酒として融合した奇跡のような存在。
それが「鶴鳴　醸」なのです。

《　仙禽の新たなプレミアム「鶴鳴（かくめい）」とは？　》
「鶴鳴（かくめい）」シリーズは、仙禽が放つ新時代のプレミアム酒です。
ただ高級米を磨き、等級にこだわるのではなく、「江戸返り」という哲学のもとに、日本酒の本質と美を追求しています。
すべての酒に「生もと造り」という現存最古の技術を採用し、そのうえで現代の感性を加えるという、まったく新しい価値創造がなされました。

このシリーズは、「仙禽一聲」「麗（うらら）」を経て、「醸（かもす）」へとたどり着きます。
それぞれが異なる個性を持ちながらも、一貫して「伝統を今に活かす」ことを目指しています。
仙禽にとって、このシリーズは単なるプレミアムラインではなく、日本酒の未来を形づくる挑戦そのものなのです。

《　この酒は「味わう酒」よりさらに進化した「体験する酒」です　》
「鶴鳴 醸（かもす）」は、仙禽が辿り着いた日本酒造りの極みです。
職人の技術、熟成という時間の魔法、そして一切の妥協を排した造り。
それらすべてが合わさって、ただのお酒ではなく、飲む人の人生に寄り添う「体験」を生み出しています。

歴史を感じさせながらも、新しさを併せ持つその味わいは、きっとあなたの感性に深く響くはずです。
贈り物としても、自分へのご褒美としても最適なこの一本。
ぜひ、あなたの特別な瞬間に寄り添う酒としてお選びください。

《　保存・発送について　》
この酒は火入れが行われている日本酒ですが、デリケートな商品です。
そのため夏季（猛暑期）はクール便でお送りします。
それ以外の時期は常温配送となります。

クールをご希望の方は「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
常温便をご希望の場合は「常温便チケット」をカートに入れてください。

保存について：スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
冷蔵庫での保存が難しい場合は、極力光が当たらない場所、振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。その場合できるだけ早くに消費下さい。

《　「鶴鳴　醸」を造る株式会社せんきんとは　》
栃木県宇都宮市の北東に隣接するさくら市。この地に江戸の後期1806年に創業した株式会社せんきん。
関東平野の北端に位置するこの地域は山岳地を水源とする鬼怒川、荒川などが市内を流れ
豊富な水源と平坦な土地を利用した水田が広がり酒造りには最適な場所です。
200年以上の歴史ある蔵では2024年より「江戸返り」とするブランドの再構築が行われ
100年先も愛される酒造りを精力的に行っています。

(文章：藤井 昇)