
低温減圧蒸留で叶えた、華やかで澄んだ香りの世界。 ◎【箱入】石鎚 純米吟醸 粕取り焼酎 40度 500ml
商品説明
《 日本酒でもウイスキーでもない。石鎚の粕取り焼酎が、通のグラスにそっと滑り込む 》
柔らかな照明に照らされた小さなバー。
カウンター越しに氷の音が小さく鳴る。
棚に並ぶボトルのあいだから、バーテンダーの指先が一本の透明なボトルを選び出す。
「いつものウイスキーもいいけれど、今夜は少しだけ変わった一杯を。」
そう言って注がれた液体は、色を持たないのに、不思議と米の気配をまとっている。
グラスを鼻先に近づけると、かすかに吟醸香のようなニュアンスが立ち上がり、舌の奥で期待が静かにほどけていく。
ラベルに目をやると、「石鎚 純米吟醸 粕取り焼酎 40度」の文字。
日本酒でもウイスキーでもない、第三の一杯が、この夜の終盤にそっと割り込んでくる。
搾りたての純米吟醸からはがれ落ちる、まだ香りの残った酒粕。
この酒粕から立ちのぼる余韻を、もう一度グラスの中で咲かせたい。
そんな小さな執念とアップサイクルの発想が、透明な粕取り焼酎として結晶する。
酒粕は真空の蒸留釜でふたたび光を浴び、バーのカウンターというまったく別のステージに立ち返る。
その一滴には、日本酒の“後日談”のような静かなロマンが詰め込まれている。
果たして、どのような味なのだろうか。
その答えを知る方法は1つ、グラスを手に取り、自分の夜で確かめてみること。
答えは、氷の音が止んだあと、舌の記憶と香りの余韻にそっと残る。
《 食中酒の蔵が挑む、粕取り焼酎の頂点。 》
「石鎚 純米吟醸 粕取り焼酎 40度」は、純米吟醸・純米大吟醸の酒粕を真空減圧蒸留した“香り系・米スピリッツ”の原酒版。
ウイスキーに近いアルコール度数40度ならではの厚みとキレを備え、食後の一杯にも映える存在です。
一方で、日本酒の香りや余韻をしっかりと残しており、日本酒と焼酎のあいだをつなぐ橋渡しとしても注目されています。
使用される酒粕は、石鎚が誇る純米吟醸・純米大吟醸の仕込みから生まれる高品質なもの。
蒸留は約30℃前後という低温で行う真空減圧蒸留。
雑味を抑えながらも、吟醸香を壊さずに閉じ込めることで、澄んだ香りと柔らかな口当たりを実現しました。
仕上がった酒は、透明でクリーン。
飲み口は軽やかで、後口には米の旨みとほのかな甘みが残ります。
重たさを感じさせず、香りの余韻だけが静かに残る。
そんな、粕取り焼酎の常識を覆す一本です。
箱入りの端正なデザインも魅力。
贈り物としても特別感があり、日本酒好きの方へのギフトにも最適です。
名水の町・西条が育んだ香りの原酒、石鎚の粕取り焼酎 40度。
その透明な輝きは、飲む人の感性にそっと火を灯します。
《 40度の力強さと、吟醸香の繊細さが共鳴する! 》
味わいはドライ寄りでありながら、香りと米由来のやわらかな甘みが静かに下支えします。
40度という数字からは想像できないほど口当たりがなめらかで、後口はすっと辛口にキレていく。
高アルコールでありながら、減圧蒸留ならではの軽快さを持ち、重たさを感じさせないクリーンな印象に仕上がっています。
25度版が穏やかなスタンダードとするなら、40度版は香りと余韻を濃密に凝縮した、まさに“大人の粕取り焼酎”。
オススメの飲み方
【ロック(5~10℃)】
氷が溶けるたびに香りが広がり、米の甘みがふんわりと浮かび上がります。
アルコールの角がとれ、やわらかな旨みが残る、最もバランスの取れた飲み方です。
【ストレート(常温~15℃)】
香りとキレをそのまま体感できる王道スタイル。
少量をゆっくり口に含むと、吟醸香と米の旨みが層を描くように広がります。
【ソーダ割り(5℃前後)】
炭酸の刺激が香りを弾き、爽快感がぐっと高まります。
ライムやレモンを軽く搾ると、香りの輪郭がさらに際立ちます。
【フローズンスタイル(冷凍庫でボトルを冷却)】
冷凍庫で冷やすと瓶が白く曇り、トロリとした口当たりに変化します。
甘みが凝縮し、まるでリキュールのような濃厚な余韻を楽しめます。
推奨するアテ
◎炙りカラスミ
香ばしい旨みと塩味が、粕取り焼酎の辛口と絶妙に重なります。
一口ごとに酒の香りが立ち、余韻に深みを増します。
◎燻製チーズ
香ばしいスモークと吟醸香のマリアージュ。
バーの一皿にも、家庭の晩酌にもよく映えます。
◎生ハムといちじく
Z世代にも人気の組み合わせ。
果実の甘みと塩気が、焼酎のドライな後味に絶妙なコントラストを描きます。
◎ガーリックシュリンプ
香ばしい海老の旨みとバターのコクが、40度の厚みに負けません。
ソーダ割りとの相性も抜群です。
《 日本酒を愛する人のための、もう一つの答え。 》
石鎚 純米吟醸 粕取り焼酎 40度。
それは、日本酒を極めた蔵が、その先に見つけた“新しい余韻”のかたちです。
純米吟醸と純米大吟醸の酒粕が、再び光を浴びて生まれる一本。
香りを愛する人にこそ届いてほしい、澄んだ香味のスピリッツです。
一日の終わり、静かな時間に寄り添う一杯。
忙しい日々の隙間に、ほんの少しの“間”をつくってくれる存在です。
グラスを手にすれば、日常の景色がふと変わる。
香りで酔い、余韻で語る。
そんな粕取り焼酎が、あなたの夜を少しだけ上質にしてくれます。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は蒸留酒です。クール発送は必要ありません。常温でお送りします。
他に日本酒と一緒に購入される場合、クール発送しても問題は有りません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。(クール便は宅配ボックをご利用できません。不在時は持ち帰りになります。)
保管は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。
《 この酒を造る石鎚酒造について。 》
創業は大正9年(1920年)、愛媛県西条市の酒蔵、石鎚酒造。
酒名でもある「石鎚」は、西日本最高峰「石鎚山」から名前をいただいたもの。
兄弟とその家族が中心となり、食中酒を得意とする気鋭の酒蔵です。
愛媛県西条市は、名水百選に選ばれている「うちぬき」と呼ばれる湧き水が広範囲で湧き出る「名水の町」。
石鎚に使われる仕込み水も、「うちぬき」と由来を同じくする石鎚山系の豊富な湧き水で造られています。
そんな軟水から造られる酒は、水の特徴を表した美しく優しい酒。
食事との相性がいいため、地元では割烹など和食の飲食店に重宝されている酒。
手造りによる素朴な味わい。どこか落ち着くいぶし銀のような存在の酒。
穏やかな味わいの中に不思議と人を引きつける魅力を持っている日本酒です。
(文章:佐野 吾郎)
| 商品スペック | |
|---|---|
| 容量 | 500ml |
| 製造元 | 石鎚酒造(愛媛県) |
| 特定名称 | 酒粕焼酎 |
| 生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
| 保存 | 静かな冷暗所 |
| メーカーサイト | http://www.ishizuchi.co.jp/ |
| ■甘辛:辛口 ■原料米: ■精米歩合: ■アルコール度数:40度 ■日本酒度: ■酸度: | |





















































