濃いのにキレイ!美味い!花垣の素晴らしさは生もとを飲めば分かる! ◇花垣 生もと純米 720ml
商品説明
《人の力、自然の力、時の流れを感じる美酒!》
「花垣 米しずく 生もと純米」は「生もと造り(きもとづくり)」と呼ばれる製法で造られています。
生もと造りとは、もと(酒母)を仕込む際に雑菌や野生酵母から守る意味合いで乳酸を添加する現在主流の「速醸(そくじょう)」とは違って、乳酸を添加せず、蔵に棲み付いている天然の乳酸菌を取り込み、乳酸菌が出す乳酸によって雑菌や野生酵母を死滅させたり働けなくする、自然の力を用いた製法です。
その際、酒母タンクでいきなり仕込むのでは無く、もと摺り(山卸し)という作業を行います。
蒸し米と水と麹を半切桶に幾つにも分けて入れ、櫂(かい)ですりおろすのですが、これがかなりの重労働。
こうして手間隙を掛けてようやく出来上がるのが生もと造りのお酒です。
(かなり簡単に書いていますが実際はもっと奥深いです。)
ちなみに、山卸しと呼ばれるもと摺りの工程を廃したのが山廃造りです。
《生もと造りの真骨頂は酸。》
味の要素は多いのですが、それぞれの味の結び付きが強く、酸がそれらをまとめ上げ、どっしりしているのに滑らかな味わいです。
また、生もとは熟成にとても向いています。
というか、熟成させてこそ真の美味さが出て来ると言っても過言ではありません。
「花垣 米しずく 生もと純米」は2年以上の熟成を経てようやく蔵出しされます。
それでは試飲します。
《アテを選ばない懐の深さ、きれいな熟成感、これぞ生もと!》
お酒の色は琥珀色。
ほんのりと香るカラメルのような香りからも年月を感じます。
冷えている状態ですとシャープな酸が前面に出過ぎて本来の旨味、甘味が出て来ません。
そこで、既にお燗、しかも結構熱い目で飲んでいます。
味の膨らみ、余韻がとてもきれい。
しっかりとした味わい、熟成感がありながらも滑らか。
造り、熟成の丁寧さが窺えます。
これだけしっかりとしたお酒ですと、まあ、アテは何でも行けます。
和洋中、垣根を越えて幅広く色々なお料理と楽しんで頂けるお酒。
個人的にはチーズ等の乳製品と合わせるのが一番好き。
シチューやグラタン、ハンバーグにカレーといった洋食メニューも合います。
スイーツとの相性もバツグン!
このお酒の懐の深さは飲んで頂ければきっとお分かり頂けます。
人の力、自然の力、時の流れが育んだ「花垣 米しずく 生もと純米」が生もとを、熟成酒を身近な存在にしてくれるハズ!
オススメです!
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 南部酒造場(福井県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.hanagaki.co.jp/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:麹:福井県産五百万石 掛:福井県産越の雫 ■精米歩合:70% ■アルコール度数:15度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |
受賞歴・マスコミ紹介
「KURA MASTER 2022」生 部門にて「花垣 生もと純米」が金賞受賞!
2022年6月「KURA MASTER2022」生 部門において 「花垣 生もと純米」は金賞を受賞しました。
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から始まった日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。
全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査され、各部門ごとにプラチナ賞と金賞として評価されます。また、金賞に選ばれた中から、プレジデント賞、Kura Master審査員賞を選出します。
全国燗酒コンテスト2020にて金賞受賞!
全国燗酒コンテスト審査会は2020年8月6日、7日の二日間にわたり東京千代田区の学士会館において実施。全国245の酒造会社から出品された815点のお酒が、4部門に分けられブラインドで審査されました。
その結果、プレミアム燗酒部門において「花垣 生もと純米」が金賞を受賞しました。