《燕子花(かきつばた)は純米大吟醸にリニューアル！！》

わかむすめの製造元「新谷酒造」は2018年秋に、代表取締役の新谷義直さんから奥様の文子さんに杜氏のバトンが引き継がれました。

山口県では初の女性杜氏です。

そして時は流れて2019年、令和になって初めての夏、「わかむすめ　燕子花」は純米吟醸から純米大吟醸へリニューアルしました。

文子さんが杜氏になって、初めてチャレンジした純米大吟醸酒です。

そんな「わかむすめ　燕子花」の生酒バージョンが当商品です！！

純米吟醸から大きく変わった部分は使用米と精米歩合。

純米吟醸の頃使用していた「西都の雫」から、純米大吟醸では全量「山田錦」へと変更。

精米歩合は55％から40％へ、より高精白になりました♪

純米大吟醸と聞いて、私は華やかフルーティーなお酒をイメージします。

しかし当商品は違います。

香りは穏やか、しかし純米大吟醸らしい吟醸香を感じることが出来ます。

味わいは、しっかりと味があり、濃醇旨口なテイストがジュワっと広がります。

その後間もなく酸がやってきて、味を引き締めてくれました。

美味しいです。

シンプルな感想ですがとても美味しいです。

2019年夏に入荷した当商品の火入れバージョンの裏ラベルには、文子さんのメッセージの下に「杜氏一年生　新谷文子」という文字がありました。

しかし当商品を味わうと、それが謙遜で書かれているかのように感じてしまいます。

もちろん杜氏になって一年目というのは事実なのですが、それまで旦那様と協力してお酒造りをしてきた経験が、当商品に遺憾なく発揮されていました。

新谷酒造の新たなる一歩を感じられる純米大吟醸を、どうぞご賞味ください♪