![◇玉川 自然仕込 山廃純米大吟醸 玉龍 無濾過生原酒[2025年4月蔵出し]](https://sanoya.itembox.design/item/img/products/sake/SakeD1031_2_720_3.jpg)
年に一度、龍が目を覚ます。本来交わらない世界が、ここに交わる。 ◇玉川 自然仕込 山廃純米大吟醸 玉龍 無濾過生原酒[2025年4月蔵出し]
商品説明
《 本来交わらぬはずの二つの魂、龍は静かに目を覚ます! 》
「玉龍(ぎょくりゅう)」、それは、玉川の誇る“山廃仕込”の最高峰にのみ与えられる名。
京都・京丹後、久美浜町に蔵を構える木下酒造。
ここでは本醸造、純米酒、純米吟醸と、さまざまな酒が山廃仕込で造られています。
だが、さらにその頂き。
蔵の技と矜持がすべて注ぎ込まれる純米大吟醸の山廃仕込だけに、特別な名が与えられるのです。
それが、「玉龍」。
荒々しさと洗練、力と美。
本来交わることのない二つの魂が、ここに奇跡の融合を果たしました。
純米大吟醸にして山廃仕込。
1800mlが先に完売する、謎めいた酒。
「玉龍」とは何か。
なぜこれほど愛されるのか。
どうして1800mlが真っ先に消えるのか。
そのすべての答えは、この一杯の中にあります。
今、龍が再び目を覚ます。
《 自然酵母の奇跡、45日間の発酵。玉龍、伝説はここから始まった! 》
完璧な偶然か、それとも必然なのか・・・。
力強さと清らかさが交わる、玉龍が誕生しました。
兵庫県産山田錦。酒米の王者と呼ばれるその米を、半分にまで磨き上げる精米歩合50%。
だが、玉川はそこからさらに一歩、深淵に踏み込む。
人工的な酵母を一切使わず、蔵に息づく自然酵母の力だけに運命を委ねたのです。
発酵にかかった日数は、45日間。一般的な純米大吟醸ではみられない長期醪。
時に暴れ、時に沈黙しながらも、もろみは着実に成長し、
やがて、力強い旨味と、どこまでも澄んだ透明感を併せ持つ奇跡の一本が誕生しました!
山廃仕込の「野性味」と、純米大吟醸の「エレガンス」。
本来交わらないはずのふたつの魂が、玉龍という名のもとにひとつになりました。
そして、1800mlが先に完売する謎。
それは、この酒が開栓した瞬間から始まる、ゆっくりとした変化。
開栓後すぐも良し、数日、数週間後に味わいの変化を楽しむも良し。
1日、2日、1週間。
空気に触れることで旨味が膨らみ、香りがまろやかに変化していく。
一合、また一合と味わいながら、
「今日は昨日よりうまい」
そんな小さな感動を積み重ねる、それが、玉龍の楽しみ方。
なので720mlでは足りない。愛好家たちは、1800mlを選び、時間をかけて愛でるのです。
《 味わい・飲み方・楽しみ方:乾杯から食中、最後の一杯まで。玉龍はテーブルを支配する 》
この酒の真価は、一口含んだ瞬間から、温度の変化とともにじわじわと現れます。
冷蔵庫から取り出したばかりの冷たい温度でも、豊かな旨味と透明感がしっかり感じられる。
そして少し温度が上がるごとに、ふわりと香りが開き、甘み、コク、旨味がそれぞれ表情を変えながらせめぎ合う。玉龍は、温度で変わる日本酒の“多面性”を楽しむためにある。
さらに、開栓直後に感じるかすかな硬さも、空気に触れることでデキャンタージュ効果が働き、日ごとにまろやかさと一体感を増していきます。
【温度別・味わい解説】
◆冷酒(5 10℃)
キリッと引き締まった旨味。
山田錦由来のふくよかな甘みと、山廃らしい酸が絶妙なバランスを奏でます。
乾杯にもぴったり。
◆少し冷ました冷酒(12 15℃)
香りがふわりと開き、まろやかさが増してくる。
口の中に滑り込むような柔らかい甘味と、奥行きのある旨味が広がります。
◆常温(18 20℃)
複雑さが際立つゾーン。
山廃らしいボディ感と、純米大吟醸らしい品のある香味が、見事なバランスで溶け合います。
◆温燗(40℃前後)
ふっくらと柔らかく、味の層が厚くなる。
穏やかな甘み、ふくらむ旨味、しっかりした酸味が調和し、包み込まれるような幸福感に満たされます。
【おすすめ料理マッチング】
・炙り〆鯖
脂の乗った青魚にも負けないボディ感と酸が、絶妙なマリアージュを生み出します。
・鶏もも肉の塩焼き
シンプルな塩味が、玉龍のふくよかさと香ばしさを引き立てます。
焼き目の香ばしさに、玉龍の旨味が重なる至福。
・酒盗クリームチーズ
塩気と発酵のコクを持つつまみと合わせれば、玉龍の豊かな旨味がさらに広がる。
大人だけが知る、極上のペアリングです。
冷たくても、温かくしても、そして数日にわたり育てながら、
玉龍は飲むたびに表情を変え、飲み手を飽きさせることがありません。
この一本とじっくり向き合う時間は、きっと、かけがえのないものになるはずです。
《 龍の目覚めに立ち会えるのは、選ばれし者だけ! 》
3年ぶりに、玉川の龍が目を覚ましました。
玉川の自然仕込シリーズの頂点。
熟成にも、時間にも、飲み手にも育てられる唯一無二の酒。
この酒を手に入れるということは、単に「日本酒を買う」という行為だけでは終わりません。
龍を育てる時間、変化を見守る悦び、一緒に過ごす特別な夜。
そんなかけがえのない体験を、手にすることも出来ます。
開栓初日の緊張感。2日目の驚き。1週間後の円熟した香味。
一杯一杯の表情に心躍らせながら、あなただけの「玉龍」との物語が紡がれていきます。
玉龍と過ごす奇跡の時間を、どうか逃さないでください。
龍が目を覚ましている今だけが、そのチャンスです!
《 発送について 常温発送可能です。 》
この酒は加熱処理を行っていない生酒ですが、必ずしもクール発送が必要な商品ではございません。
蔵から酒販店にも常温便で配送される酒です。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
クール料金の大幅な高騰によりお客様のご負担を少なくするため、クール必須以外の商品は任意にしております。いずれの発送方法でも商品到着後は要冷蔵でお願いします。
ただし、夏季(猛暑期)に限りクール便でお送りします。
《 この酒を造る木下酒造とは 》
天保13年(1842年)、日本海に面した京都府京丹後市久美浜で創業した180年以上の歴史を持つ蔵元。
この地域は高級ブランド蟹「間人(たいざ)蟹」で有名。
冬は蟹料理を食べさせてくれる宿が多く、料理にあう食中酒を造ってきた蔵元です。
《 この蔵の製造責任者 フィリップ・ハーパー氏とは 》
この蔵ではイギリスのコーンウォール出身という異色の杜氏が酒を造っています。
1988年、日本の英語教師派遣プログラムで中学校教師として来日。
懇親会の居酒屋で日本酒と運命的な出会いが。その後、任期が過ぎたあとも日本に残り奈良県の酒蔵で蔵人として酒造りに従事。2001年に南部杜氏の資格を取得。2007年に木下酒造の杜氏になりました。
酒造歴30年以上、杜氏歴20年以上のベテランです!
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
---|---|
容量 | 1800ml |
製造元 | 木下酒造(京都府) |
特定名称 | 純米大吟醸 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.sake-tamagawa.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:山田錦 ■精米歩合:50% ■アルコール度数:17.0度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |