![◇玉川 自然仕込 山廃本醸造 無濾過生原酒 2023BY[2025年3月蔵出し] 1800ml](https://sanoya.itembox.design/item/img/products/sake/ns080027m01_3.jpg)
時間が育む、本物の旨さ。玉川、山廃の原点にして進化系。 ◇玉川 自然仕込 山廃本醸造 無濾過生原酒 2023BY[2025年3月蔵出し] 1800ml
商品説明
《 手間を惜しまぬ自然仕込み、その濃厚な旨味をあなたの一杯に。 》
効率なんて、どうだっていい。
目指すのは、本物の旨さだけ。
自然の酵母に身を委ね、山廃仕込でじっくりと醸す。
そんな手間の塊のような酒造りから生まれたのが、玉川 自然仕込 山廃本醸造 無濾過生原酒です。
無濾過ならではの力強さ、自然発酵が生み出す豊かな旨味。
さらに本醸造の枠を越えた、濃醇な甘旨味(かんしみ)。
リピーターが多く、限定品でありながらほぼ通年で販売している特殊な限定品。
熟成した酒も人気があるこの商品。1年熟成した仕様の酒もご用意する事にしました。
それほど迄に好まれるこの酒の魅力は、いったいどこにあるのか?
その理由ご説明します。
《 明治時代への原点回帰、自然仕込みというロマン。 》
「自然仕込み」は、木下酒造が用いるの独自の用語。
山廃、生もと造りなど古い製造方法を用い、培養酵母を一切使わず、蔵に棲みつく自然酵母たちの力だけで醸す手法です。
麹米に酒造好適米の五百万石を、掛米には国産米を使用。
精米歩合は麹米65%、掛米70%。
敢えて磨きを抑え、米の旨味を存分に引き出しています。
特筆すべきは、アルコール度数。
なんと20度から21度。
日本酒として認められるギリギリ限界、21度未満まで発酵した、濃密な旨味の凝縮ボディ。
さらに、この酒には2つの裏話があります。
ひとつは、この酒が玉川の他の製品に「隠し味」としてブレンドされていること。
元々は表に出ない、裏メニュー的な存在だったのです。
それが特別に瓶詰めされ、100%山廃仕込みの一本として世に出た奇跡。
もうひとつは、玉川特約店が集う「玉川会」で、毎回人気上位を争う酒であること。
数多くの銘酒を飲み慣れた熟練の日本酒ファンたちから、絶大な支持を集めている逸品です。
隠れた存在から、輝きを放つ一本。
その背景を知れば、なおさら飲まずにいられないはずです。
《 味わい・飲み方・楽しみ方:冷やして、燗して、自在に操る濃密な味覚。 》
1年の時を経たことで、香りは落ち着きをまとい、角の取れた甘味と旨味が口の中にじんわりと広がります。
新酒のフレッシュさに比べ、柔らかく滑らか。それでいて濃密な旨味のコアは健在。
そしてアルコール度数の高さを感じさせない飲みやすさに驚かされます。
甘味と共に舌を襲う、分厚い濃厚な旨味。
これぞ、自然仕込み・山廃仕込・無濾過生原酒が織り成す「原点回帰のパワー」です。
この酒の真骨頂は、温度帯ごとの変化。
・【常温】で丸みを帯びた旨味を感じ
・【ぬる燗】では奥行きと甘味が開花
・【飛び切り燗】でその重厚さに陶酔
・【割り水燗】ならば驚くほど軽快に
料理は、味のしっかりしたものがよく合います。
牛すじの煮込みや角煮、鴨鍋、甘辛タレの焼き鳥など、こってり系との相性は抜群。
熟成が織りなす旨味が、料理に寄り添い、味わいを引き立てます。
食が酒を高め、酒が食をもっと美味しくする。
この酒があれば、ただの食事が、至福の時間へと変わります。
心も舌もじっくり楽しめる。そんな、熟成ならではの豊かな時間がここにあります。
《 “新酒”と“熟成酒”、どちらを選ぶか、それとも両方か。 》
自然仕込み。山廃仕込。無濾過生原酒。そして、限界近くまで発酵させた高アルコール。
そこに「熟成」という魅力が加わった本醸造。
濃醇で、奥行きがあり、まろやか。ただ濃いだけではない、洗練された味わいに仕上がっています。
実はこの酒、もう1種類あります。
それが1年熟成させた「玉川 自然仕込 山廃本醸造 無濾過生原酒 [2025年新酒]2024BY」。
(→販売ページはこちら)
飲み比べることで、時間が与える変化の面白さ、そして玉川の奥深さが実感できます。
時間とともに進化する酒。
あなたの時間に、そっと寄り添う一本を、ぜひ手元に置いてみてください。
《 発送について 常温発送可能です。 》
この酒は加熱処理を行っていない生酒ですが、必ずしもクール発送が必要な商品ではございません。
蔵から酒販店にも常温便で配送される酒です。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
クール料金の大幅な高騰によりお客様のご負担を少なくするため、クール必須以外の商品は任意にしております。いずれの発送方法でも商品到着後は要冷蔵でお願いします。
《 この酒を造る木下酒造とは 》
天保13年(1842年)、日本海に面した京都府京丹後市久美浜で創業した180年以上の歴史を持つ蔵元。
この地域は高級ブランド蟹「間人(たいざ)蟹」で有名。
冬は蟹料理を食べさせてくれる宿が多く、料理にあう食中酒を造ってきた蔵元です。
《 この蔵の製造責任者 フィリップ・ハーパー氏とは 》
この蔵ではイギリスのコーンウォール出身という異色の杜氏が酒を造っています。
1988年、日本の英語教師派遣プログラムで中学校教師として来日。
懇親会の居酒屋で日本酒と運命的な出会いが。その後、任期が過ぎたあとも日本に残り奈良県の酒蔵で蔵人として酒造りに従事。2001年に南部杜氏の資格を取得。2007年に木下酒造の杜氏になりました。
酒造歴30年以上、杜氏歴20年以上のベテランです!
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 木下酒造(京都府) |
特定名称 | 本醸造 |
原材料 | 米・米麹・醸造アルコール |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.sake-tamagawa.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:国産米 ■精米歩合:70% ■アルコール度数:20.5度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |