《　きっとまだ終わらない夏、グラスに咲く花火　》
夏の夜の静けさに、浴衣の足音が響く。
遠くに聞こえる祭囃子、やがて夜空にひらく、ぱっと光って咲いた一瞬のきらめき。
そんな風情をグラスに閉じ込めたのが、
「天明 さらさら純米 lovely summer（ラブリーサマー）打上花火 fireworks」。

「夏は涼味感じる軽快な日本酒を」。
曙酒造が目指すのは、郷土に流れる四季の情景を酒で表現すること。
中でもこの一本は、透明感と低アルコールの軽やかさで、まるで“花火の一瞬”を飲むような体験を届けます。

「ぱっと光って咲いた」その瞬間に心がふるえる。
そんな美しさを一献にした、曙酒造の夏の結晶です。

《　軽快なのに本格派。夏に選ばれる、天明の確かな仕事！　》
「さらさら純米 lovely summer」は、曙酒造が“夏に飲んでほしい酒”として手がけた季節限定の純米酒。

アルコール度数は11.5度。
通常の日本酒よりも軽く、まさにさらさら飲める口当たり。
初心者にも抵抗感なく楽しめるだけでなく、日本酒ファンからも「これぞ天明」と称される、透明感とキレのある味わいを備えています。

その秘密は、6本の醪（もろみ）を仕込み、ブレンドを重ねて生まれた絶妙な設計。
酵母は3種類（うつくしま夢酵母F701、協会1001、新うつくしま煌酵母）、酒母は速醸・生もとの2種。
さらに白麹を用いた4段仕込みにより、甘酸っぱく爽快な酸味が実現。

暑い日差しの下でも、日本酒の魅力を気軽に楽しめるようにと、この10年で蓄積した冷蔵管理・上槽技術を惜しみなく注ぎ込んだ一本です。

またラベルに花火が描かれていることもあり、暑中見舞いやお中元、海外のお客様へのギフトにも人気がある日本酒！
次の章では、このお酒の“もっと楽しむ方法”をご紹介します。

《　日本酒ビギナーにこそ試してほしい、軽やかさの極み　》
このお酒の魅力は「サラサラ感」。
アルコール度数11.5％とは思えない、しっかりとした旨みと爽やかな酸味。
それでいて、スッと入るのどごしの良さは、ビールやハイボールにも似た爽快感。

冷蔵庫でしっかり冷やして、ワイングラスで香りを楽しむのもおすすめ。
白ワインのように、清涼感ある香りが広がるフルーティな味わいは、誰かと過ごす夏の時間をより一層楽しくしてくれます。

合わせる料理もカジュアルでOK。

・ピザ：トマトの酸味やチーズのコクと好相性

・マリネ：柑橘の香りが酒の酸味とマッチ

・生ハムと夏野菜のサラダ：軽やかな塩気と酒の甘みが絶妙

“日本酒は重たい”と思っていた方にもぜひ飲んでほしい。
「これなら私でも飲める！」そんな声が聞こえる、夏を楽しむ新しい日本酒です。

《　お中元にも、ホームパーティにも、話題になる一本　》
冷蔵庫を開けるたび、目に入る花火のラベル。
グラスに注げば、そこに広がる夏の情景。
そして口に含めば、ふわっと広がる甘酸っぱさと涼しさ。

そんな時間が、忙しい毎日にほんの少しの癒しと彩りを添えてくれます。

贈り物にもぴったりなデザインと軽やかさ。
夏のご挨拶や、お中元にも喜ばれ、海外からのゲストにも人気の一本。

「ぱっと光って咲いた」その一杯が、あなたの夏の記憶に残るように。
ぜひ、今年の夏は天明の“ラブリーサマー”をお楽しみください。

《　保存・発送について。　》
この酒は火入れが行われている日本酒ですが、デリケートな商品です。
そのため夏季（猛暑期）はクール便でお送りします。
それ以外の時期は常温配送となります。

クールをご希望の方は「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
常温便をご希望の場合は「常温便チケット」をカートに入れてください。

保存について：スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
冷蔵庫での保存が難しい場合は、極力光が当たらない場所、振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。その場合できるだけ早くに消費下さい。

《　この酒を造る曙酒造について。　》
曙酒造は日露戦争が勃発した明治37年（1904年）、会津坂下町に創業した酒蔵。
創業者の鈴木幸四郎氏は、地元の味噌を造る蔵で大番頭を任されていた人物でした。ある日、小作人が作る米の良さに着目し、独立して酒蔵を興したのが始まりとのことです。

100年を超える歴史を持つ曙酒造ですが、3代続けて女性が蔵元を務める「女系の酒蔵」という歴史を持っていました。
酒造りの現場は女人禁制と言われた明治から昭和の時代。曙酒造は全国でも大変珍しい歴史を持つ酒蔵と言えるでしょう。

しかしこの蔵についに男子が誕生します。
6代目　鈴木　孝市（すずき　こういち）蔵元です。東京農業大学に進学し東京で一般企業を経て蔵に戻り酒造りの勉強をし20代で杜氏に就任。2013年に6代目蔵元を継承しました。若い力で酒蔵を変えていく注目の蔵元です。

(文章：佐野 吾郎)