
地元農家と蔵元の情熱が実を結ぶ、那須五百万石の物語。 ◇大那 純米吟醸 那須産五百万石 2022BY 1800ml
商品説明
※1800mlは「2023年12月」に入荷した商品を販売しています。
《 料理人と酒好きが選ぶ「間違いない一本」。 》
夕暮れの路地裏。小さな暖簾が風に揺れる。
旅先でふらりと暖簾をくぐったその店は、客の笑い声と、焼き鳥の香ばしい匂いに包まれていた。
カウンターの奥では焼き鳥が香ばしく焼かれ、囲炉裏端には鮎の塩焼きが立ちのぼる。
店主の手元には、艶やかな瓶の日本酒。
注がれた一献を口に含めば、静かに沁みわたり、疲れた心がほどけていく。
そんなシーンに寄り添うのが『大那 純米吟醸 那須五百万石』。
地元の酒米を使って、情熱ほとばしる蔵元が仕上げた、まさに那須の味そのものとも言える一本。
那須の契約農家が手塩にかけて育てた「那須五百万石」を100%使用。
丁寧に仕込まれたこの酒は、雑味のない澄んだ味わいと、料理にそっと寄り添う優しい存在感が持ち味です。
飲みやすく、整っていて、キレもある。まさに優等生タイプの純米吟醸。
派手ではないけれど、毎日の食卓にも、ちょっとした贅沢にもぴったり。
一升瓶がすぐ空になる、そんな頼れる一本です。
果たしてどんな酒なのか?その味はいかに?
次の章で、その魅力にじっくりと迫ります。
《 那須高原の自然が育てた、料理にやさしく寄り添う一本。 》
「この米で、地元にしかできない酒を造ろう!」
そんな熱い想いを抱えた農家と蔵人が、力を合わせて生んだのがこの一本です。
那須高原のふもと、黒田原地区の「那須クリーン農業研究会」の皆さんが、手間ひまかけて育てた酒米「那須五百万石」。
寒暖差の大きな気候、清らかな水、広葉樹林、至るところで目にする牛舎。
この地域性を生かすことで、田んぼで使われる堆肥は地元の自然資源を利用した自然と共生する農法。
命ある土壌が丁寧に育てた米です。
その良質な五百万石を55%まで磨き上げ、アルコール度数16度、やや辛口に仕上げたのがこの『大那 純米吟醸 那須五百万石』。米の旨味を芯に据えつつも、雑味のないクリアな味わいと、食事との調和を大切にした設計が光る一本です。
この酒は当店の倉庫に2023年12月に入庫、0度から3度で貯蔵してきました。
2025年5月に店主が試飲した際には「この酒をお店で飲むことができたら最高だ」と感じた納得の完成度。
熟成耐性にも優れた酒質は、まさに“優等生”の名にふさわしいものです。
日常の食卓でも、特別な日のごちそうにも、そして贈り物としても。
さまざまなシーンに静かに寄り添い、飲む人の心をそっと満たしてくれます。
次の章では、味わいと楽しみ方について、さらに深くご紹介します。
《 飲み方、楽しみ方:鮎、焼き鳥、刺身、天ぷら。万能ペアリングの主役酒。 》
グラスに注いだ瞬間、ふわりと立ち上る穏やかな香り。
口に含めば、米のやさしい甘みと澄んだ酸が広がり、雑味のないクリアな旨みがスッと喉を通ります。
やや辛口ながら、トゲがなくまろやか。
キレのある後味が、料理の味わいを引き立ててくれるのも魅力のひとつです。
おすすめの温度帯は、「冷蔵庫から出して少し置いた頃」。
冷たすぎると香りや旨味が閉じてしまうため、やや常温に戻りかけた頃がベスト。
その瞬間に、繊細な香りと旨味のふくらみが最も鮮やかに感じられ、思わず杯が進んでしまいます。
料理との相性も抜群です。
● 鮎の塩焼き…淡白な味わいと香ばしさに、酒の酸と旨みが絶妙に寄り添います。
● 天ぷら…揚げたての香ばしさと油のコクをスッと洗い流し、次のひと口を誘います。
● 焼き鳥(塩)…鶏の旨味を包みこみ、後味をすっきりとまとめます。
● 白身魚の刺身…繊細な魚の甘みを引き出し、香りの邪魔をせず美しく調和します。
どんな食材にも優しく寄り添い、飽きることなく杯が進む。
まさに“理想の食中酒”として、家庭でも外食でも重宝する一本です。
《 栃木・那須の恵みが生んだ、綺麗で完成された酒質。 》
『大那 純米吟醸 那須五百万石』は、料理と日本酒を楽しむ人たちのために生まれた酒です。
飲食店の料理人にとっては、どんな料理にも合わせやすい万能な純米吟醸として、メニューの柱となる一本。
家庭で飲めば、普段の晩酌がまるで外食のように華やぎ、特別なひとときを演出してくれます。
火入れ済みで保存にも強く、贈答用にも最適。
誕生日、年末年始、母の日、父の日。
感謝や祝福の気持ちを込めて贈る一本としても、非常に喜ばれるお酒です。
地元・那須の恵み、蔵元の真摯な仕事、そして農家の情熱が詰まったこの一本。
手に取ったその時から、食の景色がきっと変わります。
食卓を囲むたびに、買ってよかったと思える。
そんな一本がここにあります。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 大那を造る菊の里酒造について。 》
江戸時代末期、薩長同盟が締結された年、1866年(慶応2年)
初代の阿久津傳一郎(あくつでんいちろう)蔵元は、良質な水を探し現在の地に辿り着き酒造りを開始。
そして現在は8代目となる阿久津 新(まこと)蔵元。
東京農業大学の醸造学科を卒業後、食品会社に就職した後に蔵に戻り8代目を継ぎました。そして誕生した銘柄が「大那」。
「大いなる那須の大地の恵みが育んだ手造り清酒」という言葉から「大」と「那」を取り命名した酒名です。
那須の大地に広がるのどかな田園風景。自然環境に恵まれた土地で酒造りを続けています。
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 菊の里酒造(栃木県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | https://www.daina-sake.net/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:栃木県那須産五百万石 ■精米歩合:55% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |
