
栃木の夜に灯る小さな明かり、地の料理と地酒で心をほどく一杯。 ◇大那 特別純米 ひやおろし
商品説明
《 那須の提灯ゆれる居酒屋、湯気と香りが「ひやおろし」へ手を伸ばす。 》
のれんをくぐると出汁の香りがただよう。
焼き台の炭がぱちぱちと鳴く。
原木しいたけが炙られ、香りが広がる。
網の上では秋刀魚が音を立てる。
蓮根のはさみ揚げが油から上がり、香ばしさが立つ。
皿が置かれる。湯気の向こうで、料理人の手が止まらない。
盃に注がれるのは、大那 特別純米 ひやおろし。
春に一度火入れ、夏越しを経て、秋に味が整い“完成”へ。
穏やかな香り。やや辛口。やわらかな旨み。するりとキレ。
どんな味か、だって?
その答えを知る方法は、ひとつ。買って飲むこと。
今夜の秋は、あなたの食卓で。
《 香りは控えめ、旨みはしっかり、料理が進む“相棒設計”。 》
“飲み頃”に合わせて仕立てた、食中酒の本命!
それが大那 特別純米 ひやおろし。
春に搾った新酒を一度火入れし、ひと夏寝かせてから出荷。
荒さがほどけ、角が取れ、味の輪郭がすっと整う。
過度に熟すこと無く、丁度よい飲み心地。
その落ち着きが四季を通じて楽しめる、食中向けの一本です。
米は那須産 五百万石。精米歩合57%で、旨みとキレのちょうどいい境界を狙いました。
水は那須山系の伏流水。清らかで、芯の通る口当たりを支えます。
酵母は協会7号。穏やかな香りと清潔感のある後味を担当。
設計はアルコール16%/日本酒度+4.0/酸度1.6。
数字が語る通り、やや辛口のバランス型です。
香りは控えめ。料理の香りを邪魔しません。
口に含めば、やわらかな旨みがほどけ、中央にすっと通る芯。
余韻はキレ良く、箸が進む。次のひと口が待ちきれない。
特筆すべきは、温度で表情が変わること。
冷酒で輪郭を立たせる。常温~ぬる燗でふくらみを増す。
和の出汁、塩、油。洋のソテー、ロースト、グリル。
どの皿でも、主役は料理。酒は上手な相棒として働きます。
《 味わい、楽しみ方:秋刀魚からバター醤油まで、相性自在! 》
この酒は、香りは控えめ/味はまろやか/後口はすっと。
やや辛口のバランス型を持ち味とする、料理が進む食中酒です。
派手な香りで主役を奪わない。日本酒ビギナーにもやさしい設計。
家庭の食卓から、友人と囲む皿まで、広いシーンで頼れます。
飲み方の要は温度と器。
まずは冷酒(8 10℃)。薄張りグラスで輪郭をくっきり。キレが立ちます。
次に常温(15 20℃)。旨みがゆるやかに開き、余韻が穏やかに伸びる。
締めはぬる燗(40 45℃)。平盃で受けると米の甘やかさがふくらむ。
同じ一本で二度美味しい。最初は冷酒でシャープに、食後はぬる燗でやわらかに。
蔵も高めの温度帯を推す一本。温度の遊びで、使える領域が広がります。
合わせる料理は、味の要素で選ぶと分かりやすい。
塩なら秋刀魚の塩焼き。キレが際立ち、油をほどよく切ります。
油なら鶏もものロースト。旨みが前に出て、皮目の香ばしさと好相性。
ソースなら白身魚のバター醤油。余韻にやさしい甘みが残り、余韻が豊かに。
現代の食卓にも自在です。
ガーリックシュリンプ、照り焼きチキンバーガー、ペペロンチーノ。
軽いつまみなら、燻製ナッツ、クリームチーズ&クラッカー、オリーブと生ハム。
“おつまみ感覚”でも格を崩さない。受けの広さが、この酒の強みです。
飲むシーンは自由でいい。
平日の家ごはん。週末の持ち寄り。ベランダの夜風。
冷酒→常温→ぬる燗と移ろえば、一本でテーブルが完結します。
開栓後の耐性も強い。空気に触れてデキャンタージュ効果が生まれ、
2~3日目にはさらに丸みが増すはず。
さっと食卓を一段上げてくれる一本です。
《 その一杯が、いつもの料理をごちそうに。今だけ味わえる完成形ひやおろしの愉しみ。 》
料理が主役の夜に、盃が食卓のリズムを整える。
香りは控えめ、旨みはまろやか、後口はすっと。心地よく進む一杯です。
温度で役割が変わるのも強み。
冷やして冴え、常温で寄り添い、ぬる燗で包み込む。
一日の終わりに、余計な力が抜ける飲み心地。
海外の酒販店でも、常温~ぬる燗でゆっくり味わう食中酒として紹介。
落ち着いた旨みと料理との相性の良さが、広く評価されています。
季節商品につき在庫限り。再入荷は未定です。
今夜のごはんに“相棒”を。
まずは冷やして一杯。
次に、ぬる燗でもう一杯。
その一杯が、いつもの料理をごちそうに変えてくれます。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 大那を造る菊の里酒造について。 》
江戸時代末期、薩長同盟が締結された年、1866年(慶応2年)
初代の阿久津傳一郎(あくつでんいちろう)蔵元は、良質な水を探し現在の地に辿り着き酒造りを開始。
そして現在は8代目となる阿久津 新(まこと)蔵元。
東京農業大学の醸造学科を卒業後、食品会社に就職した後に蔵に戻り8代目を継ぎました。そして誕生した銘柄が「大那」。
「大いなる那須の大地の恵みが育んだ手造り清酒」という言葉から「大」と「那」を取り命名した酒名です。
那須の大地に広がるのどかな田園風景。自然環境に恵まれた土地で酒造りを続けています。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 菊の里酒造(栃木県) |
特定名称 | 特別純米酒 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | https://www.daina-sake.net/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:契約栽培那須産五百万石 ■精米歩合:57% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:+4.0 ■酸度:1.6 |