《一口飲めば爽やかな香りが吹き抜ける！軽快さが売りのおりがらみ♪》
《おりがらみの生酒は時間の経過と共にガス圧が高くなりますので、開栓時はくれぐれもご注意下さい。》
近年注目されている米、「春陽(しゅんよう)」
春陽の人気が高まっている理由。
それは爽やかな香りが出るから。
専門的には「4MMP」と呼ばれるマスカットやグレープフルーツに形容される香り成分です。

爽やか系の香りは万人受けする香り。
季節を問わず、親しみやすい香りです。
実際、今回ご紹介する「白木久　無濾過生原酒　ハルヒ　恋の華」も爽やかなマスカット系の香りが吹き抜けるサラッと飲みやすいうすにごりです。
それでは、春陽に付いて軽くご説明いたします。

春陽とは主に寒冷地で栽培されている食用米です。
よくある食用米との決定的な違い、それは、易消化性たんぱく質であるグルテリンの割合が低いこと。
身体に吸収されやすいたんぱく質が少ないので、腎臓病などでタンパク質の摂取に制限のある方でも安心して食べることが出来ます。

実はこれ、酒造りに適している要素の1つでもあります。
酒造りに適している米はそもそもなぜ精米するのか。
それは酒造りにおいて雑味になる部分を取り除く為です。
その1つがタンパク質。
つまり、酒造好適米ではありませんが、低グリテリンであることは酒造りに適していると言えます。

一方で欠点もあります。
それが割れやすいこと。
炊飯時も割れやすいので、サッとすすぐ程度に洗わないといけない程。
割れやすいのは酒造りにおいてはなかなか厳しい条件です。

春陽で造られた酒は雑味の無いスッキリとした味わいが特長。
蔵の特徴よりも米の特徴が出やすい傾向にあります。

「ハルヒ　恋の華」はマスカットの果汁を飲んでいるかのような爽快感が味わえる酒です。
キリっと冷やして飲めば爽やかさは更にアップ！
サラダやハーブを使った料理との相性はバツグンです！

マスカット系の香りが特徴の米「春陽(しゅんよう)」で造られた「白木久　無濾過生原酒　ハルヒ　恋の華」
是非お試し下さい！

(文章：金巻 忍)