
北の大地で育った彗星が、福島の蔵で光る瞬間を見逃すな! ◇天明 山田錦・北海道産彗星 SINGLE LIMTED EDTION
商品説明
《 北海道生まれ、福島育ち。奇跡の一本は、飲んだ者勝ち! 》
北海道の広大な大地で、彗星が生まれました。
といっても、宇宙の話ではありません。
酒米「彗星(すいせい)」
それは2006年、北海道の農業試験場が「吟風」と「上育408号」を交配して誕生させた、道産酒米の星です。
この米の魅力は、スッキリ軽やかで、澄んだ味わいを描き出せること。
雑味の少ないその透明感は、北の自然が育んだクリーンな美味しさそのもの。
しかも、今回使われているのは北海道の特定農家による契約栽培米。
間違いなく「うまいやつ」です。
食材にしても米にしても、「北海道産」って、なぜこうも信頼感があるのでしょうか?
そんな彗星を、福島県会津坂下町の蔵元・曙酒造が手に取りました。
あの“天明”が、会津産の山田錦と合わせて小仕込みで仕上げた限定酒。
それがこの《天明 山田錦・北海道産彗星 SINGLE LIMITED EDITION 一回火入れ》です。
「SINGLE LIMITED EDITION」は、曙酒造が“天明の近未来”を見据えて挑む、小仕込み限定シリーズ。
年間わずか1 2本だけ。これまで積み上げてきた経験と技術をぶつける、成長の場であり、実験のその先でもあります。単独仕込みならではの美味しさを徹底的に追求した酒です。
今回の彗星バージョンが来年も出るかどうかは、正直、誰にも分かりません。
今年限りかもしれない、まさに一期一会の酒です。
果たして、どんな味なのか?
どんな香りで、どんな余韻を残してくれるのか?
その答えを知る方法はただひとつ。
あなたの舌で確かめるしかありません。
《 彗星が軽やかに舞い、山田錦が芯を支える構成美! 》
天明が目指すのは、“食と共にある最高最美”。
その姿勢を体現するかのように生まれたのが、この「天明 山田錦・北海道産彗星」。
これは、天明の未来を切り開くシリーズ《SINGLE LIMITED EDITION》の1本。
ブレンドではなくタンク単体で仕込まれた、まさに“試作のその先”を目指した真剣勝負の一本です。
この酒に使われている米は、会津坂下産の山田錦と、北海道・雨竜町の契約農家が育てた彗星。
どちらも産地や栽培環境、そして顔が見える生産者が作る米。こだわり抜いた原料です。
彗星が育つ雨竜の地は、空気が澄み、山々に囲まれた美しい風景。
実は会津の風景とどこか似ていて、天明にとってもご縁を感じる土地。
火山灰土壌と石狩川系のミネラル豊富な水は、米に清らかな透明感を与えています。
使用酵母は協会1001号。
精米歩合は65%。
仕上げはおりがらみの火入れ無しの生。アルコール度数は16%。
日本酒度は±0、酸度は1.6。
数値だけ見ると“ちょうど良いバランス”に思えますが、この酒の魅力は数字では測れません。
味わいの中心にあるのは、山田錦のふくよかな旨味。
そこに、彗星の軽やかさとキレが絶妙に溶け合い、口の中でリズムよく舞い始めます。
協会1001酵母由来の洋梨を想わせる穏やかな香りが全体を上品に包み込み、
さらに後味には、天明がこだわる“苦味”がふっと現れ、食事に絶妙なフックをかけてくれます。
この“苦味”はネガティブなものではありません。
酒質が年々クリアに、透明感を増していく天明の酒。その繊細な世界に“奥行き”を与えるため苦味のバランスがとても重要になっているのです。スタッフの中には「ドライ」「スパイシー」と表現する人もいるほど、心地よいアクセントとなっています。
食卓にすっと寄り添いながらも、飲むたびに発見がある。
その柔らかさと芯の強さに、造り手のこだわりと未来への意志がしっかり込められています。
《 味わい・楽しみ方:レア好き必見。北海道×会津の限定仕込みの底力を体感。 》
北海道生まれの酒米「彗星」が、どんなふうに味に現れるのか?
そんな好奇心から始まる一本です。
その答えは、飲むたびに少しずつ姿を変えながら、そっと口に広がります。
口当たりはやわらかく、旨味と酸がバランスよく調和した“中口”タイプ。
極端に甘いわけでも、辛いわけでもありません。
ただし、飲み手の感じ方によって印象が変わるかもしれません。
口当たりの甘みが印象に残ればやや甘口に、後味の酸とキレが際立てばやや辛口に感じることも。
その微妙な揺らぎこそが、この酒の面白さです。
乾杯から食中酒まで幅広く対応。
季節にとらわれず、一年を通して楽しめる“変幻自在”の純米酒です。
【温度別おすすめ】
【冷蔵庫冷えたて(5 8℃)】
ひんやりとした飲み口は、凛とした洗練を感じさせます。
フルーティさよりも透明感と硬質なキレが際立ち、静かな高揚感をもたらします。
【少し戻した冷酒(10 13℃)】
香りがふわりと開き、旨味がじわりと膨らみます。
この温度帯では“苦味”のアクセントが程よく効いて、食事との相性も抜群に。
【料理との相性】
◎北海道産ミズダコの刺身
柔らかく繊細な甘みを持つミズダコに、酒の透明感がぴたり。
噛むほどに旨味が重なり、引き立て合う幸せなマリアージュ。
◎スズキの塩焼き
ふんわりと焼き上げた白身の淡白さに、酒のほのかな苦味がアクセント。
食べ進めるほどに一体感が増していきます。
◎川俣シャモの酒蒸し 柚子胡椒添え
鶏の旨味を生かした料理に、彗星の酸と苦味がピタリと決まります。
柚子胡椒との相性も抜群。食欲がどんどん進みます。
◎ローストビーフ 夏野菜のソース
しっとりとした肉の甘みと、野菜の酸味。
この酒が中間に立つことで、それぞれの味が際立ちます。
ただ静かに、しかししっかりと、料理とあなたの時間に寄り添ってくれます。
天明の限定小仕込み、その奥ゆかしい美味しさを、ぜひ味わってみてください。
《 「今日は何と合わせよう?」そんな楽しみをくれる酒が、ここに。 》
食と真剣に向き合う方にこそ届けたい一本。
アルコール度数は16%。飲みごたえを保ちつつも、重くなりすぎない絶妙な設計。
冷酒から軽く常温に戻したあたりで真価を発揮し、白身魚から鶏、肉料理まで幅広く寄り添う柔軟さも持ち合わせています。
この酒を手に入れることで、
“今日のごはん、なんだかちょっと特別に感じた。”
そんな小さな幸せが、何度も訪れるかもしれません。
しかもこの酒、来年また造られる保証はありません。
SINGLE LIMITED EDITION の名の通り、仕込みは一度きり。
飲めるのは「今」だけの可能性すらあるのです。
普段の食卓に、特別な透明感を。
大切な人と過ごすひとときに、さりげない華を添えるような。
そんな一本と出会いたかった人へ、ぜひ。
《 保存・発送について クール発送(500円)です 》
この酒は加熱処理を行っていない生酒です。
クール便にて発送いたします。
ただし常温便での発送をご希望の場合は
「常温便チケット」をカートに入れてください。(クール料金は発生いたしません。)
いずれの発送方法でも商品到着後は要冷蔵でお願いします。
《 この酒を造る曙酒造について。 》
曙酒造は日露戦争が勃発した明治37年(1904年)、会津坂下町に創業した酒蔵。
創業者の鈴木幸四郎氏は、地元の味噌を造る蔵で大番頭を任されていた人物でした。ある日、小作人が作る米の良さに着目し、独立して酒蔵を興したのが始まりとのことです。
100年を超える歴史を持つ曙酒造ですが、3代続けて女性が蔵元を務める「女系の酒蔵」という歴史を持っていました。
酒造りの現場は女人禁制と言われた明治から昭和の時代。曙酒造は全国でも大変珍しい歴史を持つ酒蔵と言えるでしょう。
しかしこの蔵についに男子が誕生します。
6代目 鈴木 孝市(すずき こういち)蔵元です。
東京農業大学に進学し東京で一般企業を経て蔵に戻り酒造りを学び20代で杜氏に就任。
2013年に6代目蔵元を継承しました。若い力で酒蔵を変えていく注目の蔵元です。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 曙酒造(福島県) |
特定名称 | 純米酒 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://akebono-syuzou.com/ |
■甘辛:中間 ■原料米:会津坂下産山田錦 北海道雨竜産彗星 ■精米歩合:65% ■アルコール度数:16.1% ■日本酒度:±0 ■酸度:1.6 |