
東北の民家に貼られた“謎看板”が、日本酒になった! ◇喜久盛 死後さばきにあう 生原酒
商品説明
《 酒屋の棚で三度見されるインパクト!これはジャケ買い界の問題児 》
「死後さばきにあう」。
日本酒のラベルにあるまじきワードが鎮座するこの一本。
初見で心がザワついたあなたは正常です。
「これって冗談?」「いや、罰ゲーム用?」
いえ違います、れっきとした味わうための純米生原酒です。
この異端のラベルを世に放ったのが、岩手の喜久盛酒造5代目・藤村卓也(ふじむらたくや)蔵元。
あの“タクシードライバー”を世に生み出した張本人であり、喜久盛酒造が誇る「変わりモノ製造機」。
まじめな酒造りに取り組みながら、ラベルでは突拍子もないセンスを炸裂させる。
ネーミングと遊び心の天才です。
このラベルは東北地方で見かける「キリスト看板」がモチーフ。
「死後さばきにあう」「神と和解せよ」など、民家の塀や玄関先に突如出現する謎の啓示。
それを見ながら育った藤村5代目は、心の奥底である企みが芽生えました。
「これ、日本酒のラベルにしたらウケるんじゃね?」
この看板は全国に存在するそうですが、藤村蔵元は「東北にしか無いもの」と思い込んでいたそうです。
それだけ、彼にとっては日常風景の一部だったのしょう。
その妄想はやがて実行へ。
タクシードライバー生み出した蔵元にとって、もはや朝飯前。
こうして2009年、「死後さばきにあう」はリリースされ、地酒業界に軽いざわつきを起こしたのでした。
が、見た目だけで終わらないのがこの酒の真骨頂。
実は中身までガチでうまい、超本気の生原酒なのです!
その中身とは?酒の味とは?
次章で、驚きが待っています!
《 ラベルで笑わせ、原酒で唸らせる...二段構えの衝撃作! 》
2009年、地酒界に衝撃をもって登場した「死後さばきにあう」。
あまりのインパクトに「ネタ酒」かと思いきや…その中身は、まさかのガチ仕様。
蔵元の遊び心と、酒造りへの本気が絶妙に融合した純米生原酒です。
原料米には、岩手県が10年もの歳月をかけて開発した最上級の酒米「結の香」を使用。
使用されている酵母は「協会6号酵母」。
香りは穏やかで落ち着きがあり、酸とのバランスで味を引き立てる“クラシカルな力強さ”が特徴です。
そしてこの酒の最大の魅力は、割り水なし・炭素濾過なし・火入れなしという無濾過生原酒。だからこそ、保管は要冷蔵。飲み応えは段違い!
製造はタンク1本のみの限定醸造。
見た目が目立つどころか、中身まで目立つ、抜かりのない日本酒です。
アルコール度数17度の濃厚仕様。
飲み応えがあり、口に含むとボディのある旨みとほどよい酸味がじわっと広がります。
冷蔵庫から出したばかりの冷たい状態でも味がぼやけず、むしろそのキレと旨味が映えるのが特徴。
さらには、ロックでも楽しめる強さを持つという、夏に頼もしい存在感。
「タクシードライバー」や「死後さばきにあう」のラベルに心惹かれた初心者層にもおすすめ。
まずは見た目で笑って、飲んで驚く。
この酒で味覚の幅が広がれば、あなたはもう“日本酒中級者”の仲間入りです。
見た目のインパクトに惑わされず、ぜひその奥にある旨さにもご注目ください。
《 味わい、楽しみ方:ラベルの衝撃を超えていくのは、深みと余韻のある味わい 》
濃厚な旨味、ほどよい酸、しっかりとしたアルコール感。
その実力をもっとも発揮するのは「冷たいまま」。
冷やしすぎても濃さがボヤけず、温度が上がるにつれて広がるボディ。
この日本酒、なかなか器用です。
【ロック(4℃~8℃)】
氷がゆっくりと溶けながら、味わいが開いていく。
暑い日に最適な、軽やかさとパンチの共存。
【冷酒(5℃~10℃)】
キリッとした酸が輪郭を描き、飲み口はシャープ。
厚みのあるボディをキレ味が支える、堂々たる存在感。
【少し冷たい(11℃~15℃)】
酸味がまろやかになり、旨味がふくらむ。
口の中で奥行きが生まれ、余韻に甘やかなコクを感じる。
◎三陸産焼きウニ
酒の持つコクと酸が、ウニの濃厚な甘みと深く調和。
まるで旨味同士が共鳴するような余韻が生まれます。
◎白身魚の刺身
繊細な味わいに寄り添いつつ、酸が後味を引き締める。
素材の味を邪魔せず引き立てます。
◎イカの塩辛
力強い原酒の風味が、塩辛の塩気と旨味に真正面からぶつかって、クセになる後味を残します。
◎うなぎ
香ばしいタレの甘みと酒の酸が絶妙に融合。
脂のノリを軽やかに整えるバランス系ペアリング。
どこで飲んでも、誰と飲んでも、“何かが起きる”一本。
ラベルの衝撃を超えていくのは、この深みと余韻のある味わいです。
冷たくして、自由に、気楽に。でも時には真剣に向き合ってみたくなる。
そんな懐の深さも、この酒の魅力のひとつです。
《 死後さばきにあう in ITALIA!? 誰が予想したこの展開! 》
世界よ、これがジャパニーズ“問題作”だ!
なんとこのたび、「死後さばきにあう」がイタリアへの輸出を果たすことになりました!
しかも、あの喜久盛の看板商品「タクシードライバー」と一緒に、堂々のツーマン出陣です。
タクシードライバーといえば、世界的名作映画として知られるロバート・デ・ニーロ主演の名作。
その名を冠した日本酒が、まさかの本家アメリカではなくイタリアへ行くとは…
誰がこの展開を予想できたでしょうか。
そして、並ぶのが「死後さばきにあう」。
真っ黒なラベルに白い警句。このビジュアル、日本国内ですらザワつかせたのに、
イタリアのレストランでコルク抜きならぬスクリューキャップをひねる日が来るとは…
もはや事件です。
イタリア人がこの酒をどう受け止めるのか?
これは宗教画か?アート作品?それとも新手のメッセージSAKE?
海外での反応が、楽しみでなりません。
次はアメリカ?フランス?それともバチカンか!?
喜久盛酒造の地元の小さな遊び心が、世界をちょっとザワつかせるかもしれません。
その第一歩が、今まさに始まろうとしています。
《 会話が生まれ、笑いが生まれ、旨さで黙る。そんな酒です 》
この酒は、“日本酒にワクワクを求める人”のために生まれた一本です。
真面目で真剣な日本酒もいい。
でも、たまにはちょっと変わり種を楽しみたい。
そんな時こそ、この酒の出番です。
キレと厚みを両立した味わいは、和食との相性抜群。
焼きウニ、塩辛、白身魚の刺身…食材の輪郭を引き立てつつ、自分の存在もしっかり主張します。
アルコール度数17度という“生原酒らしい”パワーがあるからこそ、ロックでの楽しみ方も可能。
冷たさと旨み、酸とボディ、そのバランスを自分の好みで操れる自由さがあるのです。
この酒を家に置くと、冷蔵庫を開けるたびにクスッと笑える。
そして一口飲むと、ラベルの印象が静かにひっくり返る。
そんな、“見る→笑う→飲む→感心する”という四拍子の体験が待っています。
記憶に残る酒が欲しい人へ。
飲み会で話題を独り占めしたい人へ。
そして、日本酒をまだまだ楽しみ尽くしたい人へ。
ぜひ一度、「死後さばきにあう」という名の奇跡の生原酒を、体験してください。
《 保存・発送について クール発送(500円)です 》
この酒は加熱処理を行っていない生酒です。
クール便にて発送いたします。
ただし常温便での発送をご希望の場合は
「常温便チケット」をカートに入れてください。(クール料金は発生いたしません。)
いずれの発送方法でも商品到着後は要冷蔵でお願いします。
《「タクシードライバー」を造る喜久盛酒造について。》
喜久盛酒造は1894年(明治27年)岩手県の内陸部、北上市に設立。現在で5代続く酒蔵です。
社名は、3代目の藤村久喜(きゅうき)蔵元が、「久喜が逆立ちしてでも盛り上げる」ということから命名されたとか。
2003年、5代目蔵元に藤村 卓也氏が就任。
高校から続けて切るレスリング、そして蘇民祭が大好きという肉体派の蔵元。
同時にサブカル系も明るい彼が生み出したブランドが「タクシードライバー」。
「日本酒は日本酒ファンだけに留まらず、もっと色々な人に日本酒を知って欲しい」という思いから、ゲーム、音楽、ファッションなど様々な分野とのコラボ。
「タクシードライバー」と共に、異色の蔵元としても多方面から注目されています。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 喜久盛酒造(岩手県) |
特定名称 | 純米酒 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 生酒(加熱処理無し) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://kikuzakari.jp/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:岩手県産米 ■精米歩合:55% ■アルコール度数:17度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |