
金賞を狙える大吟醸をあえて外した挑戦酒! ◇【箱入】雨後の月 純米大吟醸 全国新酒鑑評会 入賞酒 (先着12本まで即日出荷可能、以降は商品入荷後に出荷) 720ml
商品説明
1.先着13本目以降の御注文から、蔵元に発注を行います。
2.弊社倉庫に商品が入荷。検品後、お客様へ発送いたします。
●全ての商品が入荷し、揃ってから御一緒にお届けさせて頂きます。
●「即納商品だけを先にお届け希望」の場合、それぞれ個別にご注文ください。
《 銀賞では終わらない、相原酒造の信念が詰まった挑戦者の酒! 》
明治44年(1911年)に、大蔵省醸造試験所を主催として始まった「全国新酒鑑評会」。
日本酒の品質向上と製造技術の発展を目的に、大正・昭和を経て今日まで続く、日本酒界で最も権威ある大会のひとつです 。
現在は独立行政法人・酒類総合研究所と日本酒造組合中央会の共催。
毎年5月に全国約800蔵が出品し、その中から約半数が入賞、さらに金賞が厳選されて発表されます。
出品できるのは各蔵がその年の技術と努力を注ぎ込んだ1本だけ。
金賞を目指し、全国の蔵が“威信”をかけて臨む舞台なのです。
そんな鑑評会に、今年「相原酒造」が出品したのは、金賞確実とされた酒ではなく“挑戦の酒”。
その名も『雨後の月 純米大吟醸 全国新酒鑑評会入賞酒』。
果たしてどのような意図で、どのような経緯でこの酒を出品したのか?
そしてその出品酒の味とはどのようなものなのか?
続きを御覧ください。
《 相原酒造の信念が宿る、全国鑑評会出品酒 》
これは、ただの“入賞酒”ではありません。
『雨後の月 純米大吟醸』は、相原酒造が令和7年の全国新酒鑑評会にあえて「金賞」を狙わず、あえて「困難な道」を選んだ挑戦の酒です。
相原酒造の出品酒にはもう一つの候補「大吟醸」が存在していました。
前哨戦の山形県鑑評会で3位!
広島県品評会で2位!
全国選抜清酒品評会で9位という好成績。
その大吟醸を出品すれば「金賞獲得はほぼ確定だろう」という自信がありました。
しかし蔵は、その大吟醸を出品せず、さらなる技術の高みをめざすため、あえて9号酵母による純米大吟醸という難しい選択を選びます。
香り控えめな純米大吟醸を選ぶということは派手さが影響する出品酒の中では極めて異例。
沢山の酒を審査する鑑評会では審査員から目立ちにくく印象に残らないからです。
しかし、そこにあえて挑んだのは「今までにない品格ある味わいを追求したい」という、蔵の強い信念と覚悟の表れによるもの。
この酒をぜひ手にしていただきたいのは「全国新酒鑑評会に出品される、最高峰の酒を味わってみたい」と思う皆様だけではありません。
金賞を取った酒ではなく、“金賞を狙わなかった”酒の奥深さをに知りたい方。
そんな皆様にピッタリの日本酒です。
相原酒造の酒が好きな方には、今までと一線を画す、進化の形としてぜひ味わってください。
加えて、贈答にも最適です。黒瓶に金キャップ、和紙ラベルの重厚感ある一本は、紺色の紙箱入りで「全国新酒鑑評会 入賞酒」の文字も記され、贈られた方の印象に強く残る逸品です。
この酒は、特別な日の乾杯にも最適。誕生日や記念日、昇進祝い、ちょっとした“良いこと”があったときなど、自分へのご褒美としてもぴったりです。そして、日本酒好きの仲間が集まる席でも、話題性も品質も抜群。
グラスを片手に、この酒が歩んできた挑戦の物語を語り合うのも、また一興です。
この酒には、技術と哲学と物語があります。
だからこそ、ただの酒では終わらない。
特別な瞬間をより深く、より濃く彩る、そんな一本です。
《 味わい、楽しみ方:ふんわり香り、キレの演出。協会9号酵母の妙 》
全国新酒鑑評会の出品酒だけあり華やかさがあります。
同時に協会9号酵母による上品な質感と穏やかさも兼ね揃えています。
その味は乾杯の1杯に最適。そしてそのまま食中酒へと運ぶことができる、万能な日本酒です。
甘辛は、中間といったところ。
甘さ、辛さに大きく振れるところはなく、飲み手によって甘く感じたり、少し辛く感じたり。
それぞれの感覚で感じが方が変わる範囲。
温度ごとの表情
●冷酒(5~10℃):華やかさの中に清涼感を持ち、冒頭の香りとボディを楽しむのに最適。
●常温(15~20℃):香りはおとなしくなり、味の輪郭とキレが際立つ。料理との一体感が増します。
冷蔵庫から取り出したばかりの冷たい温度から常温に戻るまでのどの温度でも楽しめます。
次に料理との相性。
白身魚や鶏塩焼きに寄り添う繊細さ。
ムニエルのバター感に爽やかな余韻が重なり、天ぷらの香ばしさを引き立てます。
まるで食材を上品に“補色”するような存在。
特別な日の乾杯酒や、一人静かに味わうひとときにも。
料理とのマリアージュにもこの一本はそんな場面を、より深く彩る“表情豊かな酒”です。ぜひ、温度と料理で変化する味と余韻をお楽しみください。
《 挑戦という印、相原酒造が見据えた未来 》
相原酒造が“金賞確実”だった大吟醸を捨て、協会9号酵母で純米大吟醸に挑んだ。
単なる結果ではなく、『未来への礎』として生まれた一本です。
誕生日や昇進祝い、仲間との語らいの日などに。
高級感あるパッケージと限定1000本という希少性は、ギフトにも、自分へのご褒美にも最適です。
口に含めば、蔵元の覚悟と技術が胸に残り、豊かな余韻がその瞬間を忘れられない記念にしてくれます。
今、この挑戦の記憶をグラスに注いで。
あなたの特別な時間に乾杯を!
《 保存・発送について クール発送(500円)です 》
この酒は加熱処理が行われている日本酒ですが、出品酒というデリケートな日本酒です。
そのためクール便にて発送いたします。
常温便での発送をご希望の場合は
「常温便チケット」をカートに入れてください。(クール料金は発生いたしません。)
いずれの発送方法でも商品到着後は要冷蔵を推奨します。
《 雨後の月を造る相原酒造について 》
かつて軍港として栄えた広島県呉市仁方町に明治8年に創業した酒蔵。
「雨後の月」そして広島県の酒を語る上で外せないのが「水」。瀬戸内海沿岸の土壌は花崗岩層で、その地層を浸透した伏流水からは全国屈指の超軟水。
そんな軟水で造られる広島の酒は米の旨味を引き出した、濃醇な酒が特徴。
しかし雨後の月では、軽やかで上品、良い香りがする方が飲み易いという考えのもと芳醇淡麗な酒質を目指し酒造りを行っています。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 相原酒造(広島県) |
特定名称 | 純米大吟醸 |
原材料 | 米・米麹・醸造アルコール |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 要冷蔵 |
メーカーサイト | http://www.ugonotsuki.com/ |
■甘辛:中間 ■原料米:兵庫県特A地区産山田錦 ■精米歩合:40% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:-3.0 ■酸度:1.6 |