
文化酒という言葉が似合う、土地・歴史・雪国の美学を体現した限定大吟醸 ◇【箱入】鶴齢 限定大吟醸 牧之(ぼくし)
商品説明
《 悠久の雪国ロマンをグラスに閉じ込めて 》
しんしんと雪が降り積もる南魚沼の冬。
白銀の静寂に包まれた町では、遠くのかすかな鐘の音さえ、雪に吸い込まれるように消えていきます。
そんな豪雪地帯に生まれた一人の商人がいました。その名は鈴木牧之(すずき ぼくし)。
青木酒造蔵元の先祖にあたる方です。
酒名「鶴齢」も牧之が命名したと伝えられています。
江戸時代後期、彼は『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』という一冊の書を世に送り出しました。
越後の雪国の暮らしは、江戸、大阪といった「暖国」ではまったく想像もつかないものであること。
雪国の一年の詳細を多様な逸話・記録・考察によって克明に記録したその随筆は、雪国の真の姿を伝える、貴重な民族誌として江戸時代にベストセラーとなりました。
そんな牧之の名を冠した酒があるのをご存知でしょうか?
鶴齢 限定大吟醸 牧之(ぼくし)
これは、青木酒造が年に一度だけ蔵出しするフラッグシップの大吟醸酒。
しかも出荷は毎年十一月の一度きりという、まさに“冬の幕開け”を告げる特別な一本です。
牧之の精神を今に受け継ぎ、越後の風土・文化・誇りを映す、まさに“雪国の物語”そのもの。
果たしてその味わいとは?どんな世界が待っているのか?
読み進めたその先に、雪と香りのドラマが待っています。
《 年に一度の贅沢。雪国が磨いた、真の“地酒の頂”。 》
この酒をひと言で表すなら、“越後の芸術品”。
青木酒造が誇る鶴齢の中でも、牧之は全国新酒鑑評会に出品される最高峰の仕込みを、丁寧に火入れし、落ち着かせてから世に送り出す特別な一本です。
原酒生詰の躍動感ある「牧之」と対をなす、より端正で完成度の高い“本丸の大吟醸”と言えるでしょう。
原料米は、兵庫県東条町特A地区に指定された希少エリアで収穫された山田錦。
これを贅沢にも精米歩合37%まで磨き、真冬の低温でじっくりと醸した逸品です。
その華やかな吟醸香は、あたかも雪の中からふわりと花が咲いたかのよう。
口に含めば、メロンやラ・フランスを思わせる香りが広がり、芯のあるキレが味わいを引き締めます。
上品で繊細。それでいて雪国らしい凛とした骨格も持ち合わせた、“静かなる強さ”がこの酒にはあります。
火入れならではの安定感と落ち着きが、味わいの輪郭をよりくっきりと際立たせてくれます。
贈答用としても非常に高い人気を誇り、御歳暮や誕生日祝い、昇進祝いなど、節目に選ばれることの多い一本。
ラベルの美しさと、漆黒のすりガラスボトル、さらに桐箱の佇まいも、その特別感を後押しします。
この酒が似合う人は、辛口を好む方、吟醸香に惚れた方、
そして酒を“味わう”という行為そのものを大切にする方。
「こんな酒、知らなかった」。
そんな声が聞こえてくる、まさに“出会いの酒”です。
《 飲み方・楽しみ方:匠の技と米が織りなす、新潟の風味 》
まず一言。この酒は初心者こそ、驚く一本です。
「日本酒って少し苦手」そう感じている方にこそ、体験してほしい。
口に運べば分かります。飲み口のやさしさ、香りの華やかさ、そして雪のような透明感。
日本酒ビギナーも、グラスの向こうに“雪国のやさしさ”を感じていただけることでしょう。
そしてこの酒は、すでに海外の愛好家たちにも注目されています。
香港やシンガポール、欧米のインポーターが「雪室熟成のような澄んだ味」と絶賛し、ギフト用途など海外での評価も上々。
おすすめの温度は「冷酒」。キンと冷えた温度帯では香りが引き締まり、飲み口はシャープ。
冷蔵庫から出して数分置けば、果実のような香りが広がり、甘みも感じられるように。
時間と共に変化するその味わいは、まさにグラスの中のストーリーと言えるでしょう。
■ 越後湯沢名物「へぎそば」
布海苔のつなぎが特徴のへぎそばは、独特の香りとつるりとした食感が魅力。
「牧之」のシャープな飲み口が、そばの風味を引き立てながら、後口をスッキリと整えます。
■ のどぐろの塩焼き
脂が乗った白身魚の王様。甘みと旨みの強いのどぐろに、「牧之」の爽やかな酸が絶妙にマッチ。
脂をさらりと流し、後を引く余韻に変えてくれます。
■ チーズ盛り合わせ(カマンベールやブルーチーズ)
意外に思える組み合わせですが、吟醸香と発酵香が好相性。
とくに塩味の強いチーズには、旨味がぶつかり合って高まる“発見のペアリング”に。
この酒は、“語りながら飲みたい酒”。
友人と語らう夜、家族で囲む食卓、訪日ゲストとの団らん。
みんなが笑顔になる時間に、そっと寄り添ってくれる日本酒です。
《 贈って嬉しい、飲んで感動!豪雪が磨く、人生を彩る限定酒 》
「鶴齢 牧之」は、ただの大吟醸ではありません。
それは、越後という地が持つ厳しさと優しさを、そして「地酒とは、土地の文化である」ことを教えてくれる一本。
贈る人も、贈られる人も、この酒に触れればきっと感じるでしょう。
「ああ、日本の冬って、やっぱり美しいんだな」と。
漆黒のボトルを手にした瞬間から始まる物語。
雪国の叡智が、香りと味わいに姿を変えて、あなたの元に届きます。
しかも、この火入れの「鶴齢 限定大吟醸 牧之」は、毎年十一月に一度きりの入荷。
在庫には限りがあります。
どうぞお早めに、この“冬の物語”を手にしてください。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。(クール便は宅配ボックをご利用できません。不在時は持ち帰りになります。)
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 この酒を造る青木酒造について 》
新潟県南部の南魚沼市は、日本一のコシヒカリの産地として知られる「コシヒカリの聖地」。
同時にいくつもの酒蔵が存在する酒造りの産地でもあります。
その南魚沼に江戸時代中期1717年に創業した300年以上の歴史を持つ酒蔵が「青木酒造」。
淡麗辛口と呼ばれることが多い新潟の地酒。
その中で、鶴齢が造る酒は、そんな新潟酒の“綺麗な味”や“飲みやすさ”といった美点を丁寧に踏襲しながらも、新しい挑戦を恐れず、今までの新潟酒の枠組みを超えるような酒造りに取り組んでいます。
日本酒ファンから注目されている銘柄です。
(文章:佐野 吾郎)
| 商品スペック | |
|---|---|
| 容量 | 720ml |
| 製造元 | 青木酒造(新潟県) |
| 特定名称 | 大吟醸酒 |
| 原材料 | 米・米麹・醸造アルコール |
| 生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
| 保存 | 静かな冷暗所 |
| メーカーサイト | http://www.kakurei.co.jp/ |
| ■甘辛:やや辛口 ■原料米:兵庫県特A地区山田錦 ■精米歩合:37% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 | |





















































