
愛山と亀の尾が恋をした!?秋田発・禁断の純米吟醸! ◇まんさくの花 純米吟醸 一度火入れ原酒 愛亀ラベル
商品説明
《 見た目はゆるく、中身は本気。米の出会いが生んだ一本! 》
ラベルに描かれているのは、花飾りをつけた亀のイラスト。
甲羅には「米」の文字が大きくあしらわれ、その一部が赤いハートになっています。
女の子の亀が、すました顔で散歩をしているのでしょうか?
けれど、そのユルさに騙されてはいけません。
中身は完全にガチ。
日本酒ファンも驚くほど珍しい、酒米の“異色コンビ”で仕込まれているのです。
麹米には兵庫県産のブランド酒米「愛山」、掛米には幻の米と名高い「亀の尾」。
育ちも性格もまったく違う両者!
愛山はふくらみのある甘味と芳醇な香りで知られる一方、
亀の尾はキレと奥行きを持ち、芯の通った味わいを生み出します。
それぞれ単体でも珍重されるこの二つを、あえて掛け合わせて仕込んだ純米吟醸酒。
しかも「原酒」で、一度火入れ。
なかなか見つからない、極めてユニークな一本です。
なお、この酒は日の丸醸造が手がける「亀ラベル」シリーズの番外編。
定番は「亀の尾」単独仕込みですが、ラベルに描かれている亀はどことなく男性的。
定番の「亀ラベル」が男の子だとすれば、まさにこれは愛山と亀の尾が出会った、酒米ラブストーリーかもしれません。
そして、いちばん気になるのは、このふたつの酒米が出会った結果、どんな味わいが生まれたのか?
次の章で、その全貌に迫ります。
《 愛山 × 亀の尾、香りと酸の調和がここに極まる! 》
この酒は、秋田・日の丸醸造の「亀ラベル」シリーズの中でも特に人気の高い一本。
全国の酒通が注目する“異なる個性の酒米”を掛け合わせたチャレンジ作でありながら、味の完成度が高く、シリーズの看板酒のひとつとしてリピーターの多い存在です。
仕込みに使われるのは、麹米に兵庫県産・愛山(精米歩合45%)。
掛米に秋田県産・亀の尾(精米歩合55%)。
それぞれ香り・甘味・酸味の方向性がまったく異なる酒米を、あえて別々に使用し、自社酵母によってフルーティーに仕上げたのが本作です。
アルコール度数は16度。
日本酒度は-2.0、酸度は1.6と、やや甘み寄りのスペックながら、ただ甘いだけでは終わりません。
甘みのあとに、亀の尾由来のやわらかい酸がスッと顔を出し、キレのある後味へと導いてくれる。
「フルーティーで飲み疲れない」という声も多く、どこかワインのような感覚で楽しむことができます。
また、味の奥行きと香りの広がりを持ちながらも、重すぎず、食事にも寄り添うバランス型の仕上がり。
冷酒で華やかに、常温で丸く、燗でふっくら。
シーンや気分に合わせた飲み方も楽しめる一本です。
見た目のゆるさに反して、中身は本格派。
日本酒中級者から上級者の評価も高く、一方で香りと飲み口のやさしさから、初心者やワイン党、若年層のファンもじわじわ増加中。
「香りが好き」「クセがなくて飲みやすい」「すまし顔で歩く亀のラベルがかわいい」など、SNSでも高評価を集めています。
一本で二つの個性が共演。
見た目と味のギャップが印象に残る「わかりやすさ」と「奥深さ」が、選ばれる理由なのです。
《 味わい、楽しみ方:飲んで確かめたい。誰も知らない“愛山 × 亀の尾”の行方 》
愛山と亀の尾、二つの個性派酒米が出会ったとき、味はどうなるのか?
それこそが、この酒を飲む最大の楽しみ方です。
ファーストタッチは甘やか。
けれど、その甘さを追いかけるように、亀の尾由来の酸味がスッと現れ、後口をシャープにまとめあげます。
飲み手によっては「甘口」とも「やや辛口」とも感じられる、不思議なバランスの妙味があります。
冷酒でスッキリ、常温でまろやか、ぬる燗でふくらむ。
季節を問わず楽しめる、一年中スタンバイOKの食中酒です。
【キンキン冷酒(5~10℃)】
冷蔵庫から出したばかりのしっかり冷えた温度では、愛山らしい洗練された香りと透明感が前面に。
乾杯酒にもぴったりで、清涼感ある第一印象が魅力です。
【やさしい冷酒(10~15℃)】
冷たいながらも、ほんのり温度が上がると亀の尾の旨みと酸がじんわり立ち上がります。
愛山の芳香と交わり、バランスの良さが際立ちます。
【常温近く(15~20℃)】
愛山の甘みと亀の尾の酸がちょうどよく溶け合う“黄金比”の温度帯。
ふくらみと引き締まりが共演する、最も表情豊かな味わいが楽しめます。
【ぬる燗(40~45℃)】
酸味が引き立ち、亀の尾らしい穀物感や骨格がしっかりと現れます。
秋冬の晩酌や、脂ののった料理とも好相性です。
◎比内地鶏の炭火焼
やや甘口の旨味が炭火の香ばしさと絶妙に絡み、噛むたびに酒が美味しくなる組み合わせです。
◎鯛の塩焼き
鯛の上品な脂と香ばしさに、甘みと酸のバランスが寄り添い、味わいをふっくらと引き立てます。
◎トマトとモッツァレラのカプレーゼ
フルーティーな酸がトマトと好相性。愛山由来の甘みがチーズのコクとも調和し、軽快に楽しめます。
◎夏野菜の揚げびたし
冷やしても常温でも楽しめるこの酒は、酸味がナスやオクラの旨味と爽やかにマッチします。
冷でも燗でも楽しめて、料理との相性も幅広い。
飲むたびに少しずつ印象が変わる不思議な一本。
あなたの五感で、その変化をお楽しみください。
《 この1本で、愛山と亀の尾の世界がまるごと味わえる! 》
この酒は、日本酒が好きな方の“味の冒険心”を満たすために生まれた一本です。
同時に、初めて「愛山」や「亀の尾」に出会う方にも、
その個性を優しく教えてくれる、まさに“米の出会いを味わう教科書”のような存在でもあります。
乾杯から食中まで、どんなシーンにも寄り添える万能型の純米吟醸。
ふわりとした甘みと、スッとキレる酸のバランスで飲み疲れ知らず。
どの温度帯でも表情を変えながら、あなたの時間を少し豊かに彩ってくれます。
和食との相性はもちろん、洋風の軽い一皿や季節の野菜にもフィット。
家族の食卓にも、一人でくつろぐ夜にも、持ち寄りのパーティにも。
この1本があれば、会話が弾み、料理がもっと美味しく感じられる。
ちょっと珍しい米の組み合わせ。
でも、その意外性こそが、“飲む理由”になってくれる。
次はあなたの食卓で、その答えを確かめてください。
《 保存・発送について。 》
この酒は火入れが行われている日本酒ですが、デリケートな商品です。
そのため夏季(猛暑期)はクール便でお送りします。
それ以外の時期は常温配送となります。
クールをご希望の方は「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
常温便をご希望の場合は「常温便チケット」をカートに入れてください。
保存について:スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
冷蔵庫での保存が難しい場合は、極力光が当たらない場所、振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。その場合できるだけ早くに消費下さい。
《 この酒を造る日の丸醸造について。 》
日の丸醸造は元禄2年(1689) 江戸時代創業の300年以上の歴史を持つ酒蔵。
蔵名の「日の丸」は秋田藩主佐竹公の紋処が「五本骨の扇に日の丸」だったことに由来しています。
昭和56年にNHKの朝の連続TV小説「まんさくの花」が秋田県横手市で放映されたのを機に、新たな銘柄として「まんさくの花」が誕生。
「まんさくの花」は地元向けのドッシリとした酒質の「日の丸」とは一線を画した、優しい口当たりの酒として誕生。春を告げる満作の花のように愛らしく温かみのある酒として、秋田県を代表する酒の一です。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 日の丸醸造(秋田県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://hinomaru-sake.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:麹:兵庫県産愛山 掛:秋田県産亀の尾 ■精米歩合:麹:45% 掛:55% ■アルコール度数:16度 ■日本酒度:-2.0 ■酸度:1.6 |
