《純米で金！味重視で金！最高峰の純米大吟醸！》

純米で金！味重視で金！

敢えて自身に高いハードルを課して獲得した金賞！

「日の丸醸造」の英断に敬意を表しつつ「金賞受賞酒」をご紹介いたします。

全国新酒鑑評会は酒造りの技術を競うコンテスト。

各蔵の技術力の結晶として出品酒は造られています。

出品酒と市販酒との大きな違いは美味しい=高評価では無いということ。

美味しいというのは個人の嗜好に左右されやすく、客観性に欠けるからです。

酒の評価は項目毎に減点法で採点され、減点が少ない、つまり、欠点が少ない酒が高い評価を得ます。

現実を申し上げますと、味重視の酒で金賞を受賞するのはかなり困難です。

香りがプンプン、甘々な酒が金賞のトレンドなので、多くの出品酒は食中酒の観点からは大きく掛け離れています。

ですが、あくまでも技術を競う場である以上、傾向通りの酒を狙って造れるというのは素晴らしいことなのです。

この技術力が全ての市販酒にフィードバックされているのですから。

もっとも、近年はほぼ出品酒みたいな香り高くて甘い酒が市販酒のトレンドになってたりもしますが…。

(その話は置いといて…。)

ストライクゾーンど真ん中へのストレートで金賞を取りに行く蔵元もあれば、蔵の味を守りつつ、その範囲内で金賞を狙うという考えの蔵元もあります。

後者の方針で出品酒を造られている蔵の1つが「まんさくの花　日の丸醸造」

飲んで美味しい出品酒というコンセプトから甘さを敢えて抑えて造られています。

香りが溶け込みやすい(反映されやすい)醸造アルコールを添加せず、純米で造られているというのも金賞受賞の観点からは高いハードルです。

これらの条件で造られた酒が「まんさくの花」の最高峰の純米大吟醸「金賞受賞酒　純米大吟醸　一度火入れ原酒」

美しい香り、甘過ぎないクリアーな味わい。

飲んで美味しい金賞受賞酒です！

この酒の美しさに心を奪われた方は是非、他のまんさくの花も飲み進めて行って頂きたいです！

敢えて自身に高いハードルを課して獲得した金賞！

「まんさくの花」の純米のフラッグシップ商品です。

自信を持ってオススメいたします。

(文章：金巻 忍)