《　バナナ香る濃醇純米。米をほとんど削らないのに、こんなにきれい。　》
グラスに注いだ瞬間、ふわっと広がるのは、バナナや熟したリンゴを思わせるやさしい香り。
一口含めば、米の旨味がじんわりと広がり、後口はするりと軽やか。

「東光　ウィズグリーン」は、
60％精米の純米酒と、90％精米の純米酒をブレンドして生まれた、ちょっと不思議な一本です。
たっぷりの旨味と、するりとしたキレ。

「濃いのに重くない食中酒」が好きな方にこそ、ぜひ一度試してほしい、
未来型の純米酒です。

《　江戸時代の製法をヒントにした、60×90％のいいとこ取りブレンド。　》
「東光」を造る小嶋総本店は、慶長2年（1597年）創業。
24代続く米沢の老舗でありながら、江戸時代の文献を読み解き、
あえて“あまり米を磨かない酒”に挑戦してきた蔵でもあります。

この「ウィズグリーン」は、
・すっきりとした輪郭を持つ60％精米の純米酒
・米の個性とコクを引き出した90％精米の純米酒（江戸時代の製法をヒントに醸造）
をブレンドすることで、

軽さ×旨さの両立を狙った設計になっています。

味わいのイメージとしては、
香り…バナナや完熟リンゴのようなフルーティーさ
口当たり…やわらかく、ふくらみのある飲み口
後味…甘みと旨味がありつつ、べたつかずスッとキレる

スペック上は「濃醇甘口寄り」ですが、
飲んでみると不思議と重たさはなく、「旨口で飲み疲れしない純米」という印象です。

《　唐揚げ・クリームコロッケ・生ハム…“しっかり味”の料理とベストマッチ。　》
「ウィズグリーン」の持ち味は、しっかりとした旨味と、後口の軽さ。
そのおかげで、普段の食卓の「ちょっと濃いめのおかず」と相性抜群です。

例えば
◎鶏の唐揚げ、チキン南蛮
◎クリームコロッケ、グラタン
◎生ハムやサラミ、チーズ盛り合わせ
◎バターをきかせたソテー、クリームパスタ
こうした“洋風寄りのしっかり味”とも、意外なほどよく馴染みます。

温度は、
冷蔵庫から出した冷酒でキリッと
少し温度が上がった常温近くで、米の旨味をじっくり
の２パターンがおすすめ。

週末の家飲みで、「今日はちょっと良い惣菜＋ウィズグリーン」。
そんな“おうちビストロ”的な楽しみ方がよく似合う一本です。

《　飲んでおいしい。その先に“ちょっといい未来”がついてくる　》
実はこの「東光　ウィズグリーン」、
小嶋総本店が酒造りにおけるカーボンニュートラルを達成した記念酒として生まれました。

・自社の酒粕を活用したバイオガス発電で造りの電気をまかない、
・重油の代わりに木質バイオマスボイラーを導入して、
・酒造りで出るCO2を、実質ゼロまで減らした。

そんなチャレンジの“象徴”が、この一本です。
ラベルの紙も、食用に向かない古米や破砕米を活用した特別なもの。
インクも植物由来のベジタブルインキという徹底ぶり。

「まずは飲んで美味しいこと。そのうえで、少しだけ未来にいいこと。」
それを形にしたの日本酒なのです！

「旨い純米酒が飲みたい。どうせなら、環境にもやさしいものがいい。」
そんな気分の日に、そっと選んでいただきたい一本です。

《　保存・発送について　常温発送可能です　》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。（クール便は宅配ボックをご利用できません。不在時は持ち帰りになります。）

ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。

《「東光・洌」を造る小嶋総本店とは》
1597年　安土桃山時代末期に山形県米沢市に創業。米沢藩上杉家御用酒屋として
今日まで400年以上の歴史を持つ老舗の酒蔵です。
米沢藩第９代藩主　上杉鷹山による数々の殖産振興政策により、伝統工芸、食文化など
あらゆる文化が誕生しました。
鷹山が残した言葉「なせばなる」（どんなことでも努力すれば必ず実現できる）の精神を受け継ぎ、
東光（とうこう）洌（れつ）の2大ブランドで毎日の楽しい晩酌のお供を米沢から全国へ提供しております。

(文章：佐野 吾郎)