川鶴の次なるチャレンジは、地元産の山田錦の良さを生かした低アル原酒! ◇川鶴 純米吟醸原酒 1800ml
商品説明
今回ご紹介するのは純米吟醸の原酒のAdvance。
このお酒、原料米は「川鶴」の地元、香川県観音寺市大野原町田野々産契約栽培の山田錦。
精米歩合は58%。
アルコール度数は14度。
そう、低アル原酒です。
今回の商品説明は農家さんにもスポットを当ててみたいと思います。
2016年6月に参加した「川鶴酒造」の田植えで私は衝撃的な出会いを果たしました。
「川鶴酒造」で使用されている田野々産の山田錦を栽培されている11軒の契約農家さん。
そのうちの1軒、しかも、最も条件の良い田んぼを耕していらっしゃるのが、堀口竣哉(ほりぐちしゅんや)さん。
堀口さんは、何と!何と!!
中学3年生!
なんです!(2016年当時)
中学3年生ですよ?
皆さん、中学時代っていかがでした?
私の中学時代のことなんて恥ずかしくて話せません。
勉強なんて殆どしてませんでした…。
堀口さんは小学5年生の時に、亡くなられたお祖父様から田んぼを引き継がれました。
一旦は後継者がいなかったこともあって、手放すことも考えられたそうです。
しかし、当時小学5年生の堀口さんは大好きなお祖父さんが手掛けた田んぼを継ぐ決意をされました。
やがて、周囲の農家さんの協力もあって、米作りを再開。
コシヒカリも栽培されています。
しかし、堀口さんは酒米の王者、山田錦を栽培したい!
しかも特等米を目指して日々努力されています。
この出会いを経験し、私はただの一川鶴好きでは無く、心の底から「川鶴」を応援したい、「川鶴」の素晴らしさを皆様にお伝えしたいと思うようになりました。
「川鶴酒造」は契約農家さんから届けられた山田錦に敬意を払い、素晴らしいお酒に仕上げるべく、今回は山田錦の良さを生かした低アル原酒にチャレンジされたのです。
このお酒は火入れなのですが、パストライザーでの火入れによってガスが瓶に閉じ込められています。
飲んでみると、程良いガス感、爽やかな香りを感じる軽快さと、お米の素性の良さが前面に出た味わい深さが見事に共存しています。
ドッシリとした従来の「川鶴」も良いですが、低アル、火入れということもあってか、今回の純米吟醸原酒はとても飲みやすい。
「川鶴酒造」のチャレンジ、低アルの純米吟醸原酒を是非よろしくお願い致します。
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 川鶴酒造(香川県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://kawatsuru.com/ |
■甘辛:中間 ■原料米:山田錦 ■精米歩合:58% ■アルコール度数:14度 ■日本酒度:非公開 ■酸度:非公開 |