
酵母の冒険、木桶の記憶、酸の挑戦。すべてが詰まった一杯。 ◇賀茂金秀 麗酸 雄町60
商品説明
《 麗らかに酸がきらめく。いま一番、気持ちいい一杯。 》
2025年の夏。賀茂金秀シリーズに新たな一本が加わりました。
その名も「麗酸(れいさん)雄町60」。
「麗らか」+「酸」。爽やかで明るい味わいを体現するこの名前は、新しい時代の日本酒の感性をまとう、蔵元渾身のネーミングです。
実はこのお酒、話題を呼んだ前作「木桶で生まれたリンゴさん」のリニューアル商品。
発売当初、そのユニークな名前と味わいで注目を集めた一方、
「この酒、本当にりんごで造ったんですか?」
そんな問い合わせが続いたのも、また事実でした。
れっきとした“日本酒らしさ”も息づく酒に対し、名前だけが一人歩き。
その反省と挑戦の両方を込めて、「麗酸」は生まれ変わったのです。
リニューアルされ味わいと中身は、どう変わったのか?
その答えは、グラスの中で、確かめてください。
《 雄町×木桶×77号酵母。この組合せ、見逃せない。 》
この酒は賀茂金秀ブランドの「変化球」。
リンゴ酸を豊かに生み出す酵母によって、しっかりとした甘味と、ぐっと伸びる酸味が共存。
重さを感じさせず、スパッとキレる後口に仕上がりました。
暑さが長く居座るようになった昨今。
9月でもTシャツで過ごせる日が多く、身体がまだ軽やかさを求めています。
そんな季節に合わせて造られた、爽やかな日本酒です。
原料米には、蔵人が自ら育てた雄町を使用。
酵母は、リンゴ酸を多く生成することで知られる協会77号酵母。
これが、他の酵母では表現しにくい甘酸っぱい酸味の骨格をつくります。
さらに仕込みには、長年使われていなかった蔵の木桶を採用。
木桶由来のやわらかなタッチと、ほのかな複雑味が、爽やかな味の奥行きをそっと支えます。
酵母が生み出す強いリンゴ酸の存在感に対し、あえて甘味をしっかりと乗せることで、甘酸っぱいバランスに。
酸っぱすぎず、甘ったるくもない。その絶妙な中間を狙った一本です。
木桶×雄町×協会77号酵母という、全国的にも希少な組み合わせ。
伝統と挑戦が溶け合った、しなやかで新しい日本酒のかたち。
シーンもルールも、飲み手の自由で楽しめる、そんな柔軟さこそが「麗酸」の魅力です。
《 味わい、楽しみ方:甘酸っぱさを味方につけて、気ままな食卓が完成する。 》
リンゴ酸がもたらす爽やかな酸味に、しっかりと甘味を合わせた、甘酸っぱく軽快な味わい。
きりりと冷やせばシャープに、少し温度が上がれば甘味と調和してより穏やかに。
日本酒=和食という常識にとらわれず、気ままな食卓にもよく似合います。
暑い時期も、寒い季節も。1年を通して飲み飽きしない、柔軟で自由な食中酒です。
温度帯別のおすすめ
【冷酒(5℃~10℃)】
シャープな酸が立ち、爽快な飲み口。清涼感ある個性が際立ちます。
【花冷え・涼冷え(10℃~15℃)】
甘味とのバランスが整い、料理と調和。優しい酸が主張しすぎません。
【ぬる燗(40℃前後)】
好奇心ある方には面白い発見があるかも。
酸が和らぎ甘味が前に。隠れた魅力に出会えます。
料理との相性
◎アップルポーク
豚肉のコクとりんごの甘酸が、酒の味わいとシンクロ。後口すっきり。
◎チーズの盛り合わせ
塩味と脂を酸が切り、味が立体的に。赤カビ系チーズとも好相性。
◎クリームチーズ&クラッカー
Z世代に人気の定番つまみ。甘酸とチーズのコクが絶妙に混ざります。
◎カプレーゼ
トマトの酸とチーズの旨味を支え、食材の輪郭を際立たせてくれます。
一杯ごとに表情を変え、食卓に寄り添う。
「麗酸 雄町60」は、日本酒の自由な楽しみ方を教えてくれる酒です。
《 飲み方も、合わせる料理も、正解はひとつじゃない。 》
「賀茂金秀 麗酸 雄町60」は、どんな料理にもすっと馴染みながら、
ひと口で“あ、これちょっと違う”と思わせてくれる日本酒です。
酸を活かした爽やかな味わい、木桶仕込みのやわらかな余韻、
そして甘酸っぱく、飽きのこないバランス感覚。
和食はもちろん、チーズや洋風のおつまみとも気軽に合わせられる柔軟さは、
固定観念にとらわれない、今の時代の飲み方にぴったり。
「甘い?酸っぱい?どっち?」なんて正解は要りません。
気の向くままに、温度もシーンも自由に楽しんでください。
あなたの食卓に“ちょうどいい冒険”をくれる、そんな一本です。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 「賀茂金秀」・「桜吹雪」を造る金光酒造について 》
明治13年(1880年)、現在の広島県東広島市黒瀬町で創業した140年以上の歴史を持つ蔵元。
代々「桜吹雪」という酒名の酒を製造していましたが5代目蔵元、金光 秀起氏が28歳の時に新しい銘柄「賀茂金秀(かもきんしゅう)」を誕生。
小規模な酒蔵であるからこそ、品質重視の少量生産を開始。
2010年広島県西条地区の品評会で賀茂金秀は首席1位を獲得。
西条地区は古豪や大手蔵が多く並ぶ、全国有数の大酒造地帯。毎年非常に高いレベルで競われるのですが、その並みいる強豪を押しのけて受賞した事で賀茂金秀の名が全国に知られるようになります。
当時は新人だった蔵元も今ではベテランの域に。毎年高品質な日本酒を生み出す蔵元です。
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 金光酒造(広島県) |
特定名称 | 純米酒 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.kamokin.com/ |
■甘辛:甘酸っぱい ■原料米:雄町 ■精米歩合:60% ■アルコール度数:15度 ■日本酒度:-6.0 ■酸度:3.3 |