
新潟らしさと鶴齢らしさが共鳴する、淡麗旨口の理想形! ◇鶴齢 純米吟醸
商品説明
《 雪解け水と米が出会い、純米吟醸という名の芸術になる! 》
雪がすべてを包み込むように降り積もる、南魚沼の冬。
まるで時間がゆっくりと流れているかのような、静けさと白さ。
その雪解け水が大地を潤し、酒米を育て、名水として伏流水へと変わっていく。
そんな自然の恩恵に寄り添いながら、300年以上にわたって酒を醸し続けてきた蔵があります。
新潟県南魚沼市の青木酒造。
豪雪地帯という厳しい土地で、伝統を守りながら、革新も恐れずに。
派手さはなくとも、誠実で、真っすぐで、そしてちょっと頑固なほどに丁寧な酒造り。
そんな青木酒造の看板商品のひとつが、この「鶴齢 純米吟醸」です。
新潟県が開発した酒造好適米「越淡麗」を使用。
蔵の矜持をそのまま瓶に詰め込んだような一本。
雪のように澄んでいるのに、味はどこか温かい。
派手な香りで誤魔化さず、でも芯のある旨さがじんわり広がる。
さて、この酒。いったいどんな味なのか?
どんな風に飲んだら、最大限にその魅力を感じられるのか?
その答えを知る方法、それは
このページを、もう少しだけスクロールすること。
それともう一つ、
買って飲むのが一番です!
《 新潟の美学を、米だけで描いた純米吟醸という上質な挑戦! 》
新潟といえば「淡麗辛口」。
キレがあって軽やか、料理の味を邪魔しない…そんなイメージが浮かびますよね。
でも、新潟の淡麗辛口って、本醸造や普通酒、吟醸など「醸造アルコール添加酒」が多い傾向にあります。
そんな中、「純米吟醸」でこの淡麗辛口の世界を表現しようと挑んだのが、南魚沼の名蔵・青木酒造。
看板商品とも言えるこの「鶴齢 純米吟醸」は、原料に新潟県産の酒造好適米・越淡麗を使用。
さらに精米歩合は55%、アルコールは15度台、日本酒度+0.5、酸度1.4というスペック。
数値だけ見るとやや穏やかに見えますが
実際に飲むと、それ以上にしっかりとした“辛さとキレ”が感じられます。
この酒の最大の魅力は、「淡麗」なのに「旨口」であること。
その秘密は、あくまでも「米だけ」で丁寧に造られた純米吟醸であることにあります。
香りは控えめで上品、口当たりはやさしくソフト。
でも飲み進めると、米のふくらみと奥行きのある旨味がじんわりと現れます。
料理に寄り添いながらも、きちんと酒としての存在感を残す。
この「ちょうどよさ」こそが、青木酒造の目指す“食とともにある酒”の形なのです。
和食にも洋食にもすっとなじむ、鶴齢の定番。
けれどその中身には、新潟酒の常識に小さく一石を投じた、しなやかな挑戦が詰まっています。
淡麗辛口が好きな方にも、ちょっと物足りなさを感じていた方にも。
この酒を一度体験すれば、「純米吟醸の淡麗旨口」という新しい基準が、きっとあなたの中に生まれます。
《 味わい、楽しみ方:食中に寄り添い、料理を引き立て、でも主張も忘れない味 》
この酒の味わいの軸は、キレのある辛口です。
日本酒度は+0.5、酸度は1.4と数値上は中庸ですが、それ以上にシャープで引き締まった印象を受けるでしょう。
香りは控えめで上品。
味わいの中心には米由来の旨味がふんわりと広がり、飲み口はなめらかでソフト。
甘さは控えめで、飲み飽きしない設計となっています。
特筆すべきは、新潟酒らしい「淡麗辛口」の美しさを、醸造アルコールを加えず純米吟醸で実現している点にあります。本醸造や普通酒で表現されることの多い淡麗辛口の世界を、越淡麗という新潟独自の酒米を用いて、米のみで仕上げた純米吟醸というスタイルで再構築。
その結果、キレの良さと米の旨味が共存する「淡麗旨口」という新たなバランスが生まれました。
口当たりのやわらかさと、食事と調和する余韻の長さは、まさに大人の食中酒。
日々の食卓から贈り物まで、幅広い用途に対応できる一本です。
さらに、火入れ酒であることから保存性にも優れ、シーンや季節を選ばず一年を通じて楽しめます。
【温度別・おすすめの楽しみ方】
【冷蔵庫から出したての冷酒(5℃~8℃)】
冷たさにより、酒の輪郭がくっきりと現れ、キレと洗練された印象が引き立ちます。
料理のスタートや乾杯の一杯にも最適です。
【やや冷たい冷酒(10℃~13℃)】
温度が少し上がることで、米の旨味とふくらみがじわりと広がります。
食事との調和が最も感じられ、バランスの良さが際立つ温度帯です。
【常温(18℃前後)~ぬる燗(40℃前後)】
香味のまとまりが高まり、やさしく、ふくよかな印象に。
寒い時期や、旨味の強い料理との相性が良く、食中酒としての懐の深さを発揮します。
【料理との相性】
◎塩引き鮭
新潟の郷土料理と好相性。塩気と脂を流しつつ、旨味の余韻をつなぎます。
◎地鶏の炭火焼き
香ばしさと鶏のコクを受け止め、後味をすっきりと引き締めてくれる組み合わせ。
◎ざる蕎麦
出汁との親和性が高く、すっきりとした飲み口が後味の余韻を心地よく整えます。
◎ブリのお刺身
脂ののった刺身とも調和し、酒のキレが後味をさっぱりとまとめてくれます。
季節を問わず、冷酒から燗酒まで。
料理と共に味わうことで、表情を変える「鶴齢 純米吟醸」は、
新潟酒の伝統と鶴齢の酒造哲学が溶け合った、進化を続ける食中酒です。
《 晩酌に、贈り物に、食卓に。用途を選ばない“万能酒”の実力 》
「毎日の食事を、少しだけ豊かにしたい」
そんな想いに応えるのが、青木酒造の「鶴齢 純米吟醸」です。
この酒は味で語ります。
素材の持ち味を活かす料理と調和し、食卓に自然と馴染む。
冷やしても、ぬる燗でも、常に“ちょうどいい”存在感を発揮してくれます。
特別な日だけでなく、平日の夜ごはんにも。
自分のためにも、誰かのためにも選べる懐の深さがある。
それはつまり、日本酒に“暮らしの道具”としての美しさを感じる瞬間。
重たすぎず、軽すぎず。
辛口ながらも米の旨味がじんわり広がり、飲み疲れしにくい仕上がり。
新潟らしい美学を受け継ぎつつ、蔵元独自の哲学で丁寧に磨き上げられています。
純米吟醸のスタンダード。
それでいて、どこかしら“鶴齢らしさ”が滲み出る。
この一本があれば、あなたの酒選びに迷いがひとつ減ります。
家に常備したくなる、そんな酒。
この出会いが、新たな定番のはじまりになるかもしれません。
《 保存・発送について。 》
この酒は火入れが行われている日本酒ですが、デリケートな商品です。
そのため夏季(猛暑期)はクール便でお送りします。
それ以外の時期は常温配送となります。
クールをご希望の方は「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
常温便をご希望の場合は「常温便チケット」をカートに入れてください。
保存について:スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
冷蔵庫での保存が難しい場合は、極力光が当たらない場所、振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。その場合できるだけ早くに消費下さい。
《 この酒を造る青木酒造について 》
新潟県南部の南魚沼市は、日本一のコシヒカリの産地として知られる「コシヒカリの聖地」。
同時にいくつもの酒蔵が存在する酒造りの産地でもあります。
その南魚沼に江戸時代中期1717年に創業した300年以上の歴史を持つ酒蔵が「青木酒造」。
淡麗辛口と呼ばれることが多い新潟の地酒。
その中で、鶴齢が造る酒は、そんな新潟酒の“綺麗な味”や“飲みやすさ”といった美点を丁寧に踏襲しながらも、新しい挑戦を恐れず、今までの新潟酒の枠組みを超えるような酒造りに取り組んでいます。
日本酒ファンから注目されている銘柄です。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 青木酒造(新潟県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.kakurei.co.jp/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:越淡麗 ■精米歩合:55% ■アルコール度数:15.5 ■日本酒度:+0.5 ■酸度:1.4 |
受賞歴・マスコミ紹介
「KURA MASTER 2023」にて金賞受賞!
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から始まった日本酒のコンクール(品評会)です。
全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査され、まずは各部門ごとにプラチナ賞と金賞が選ばれます。また、プラチナ賞に選ばれた中から、上位5銘柄が審査員賞に、審査員賞の中から1銘柄が最高位のプレジデント賞にそれぞれ選出されます。
その中から、純米酒部門において「鶴齢 純米吟醸」が金賞を受賞しました。
「全米日本酒歓評会 2019」で金賞受賞!
2019年6月、恒例の全米日本酒歓評会がハワイ州ホノルル市で開催されました。3日間で512銘柄の出品酒を香り、味、バランス、総合評価の4つのカテゴリーで審査。
その結果、吟醸部門にて「鶴齢 純米吟醸」が金賞を受賞致しました。
「KURA MASTER」純米酒部門にて金賞受賞!
2019年6月「KURA MASTER2019」純米酒部門において 「鶴齢 純米吟醸」は金賞を受賞しました。
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査されます。2019年度は過去最多の271蔵より720銘柄が出品されました。
ANA国際線ビジネスクラスのお酒に採用決定!
2017年9月より「鶴齢 純米吟醸」がANA国際線のビジネスクラスの機内サービス酒に採用されました。