
百十郎の進化の象徴!G酵母のG-mid! ◇百十郎 蒼面(あおづら) G-mid(ジーミッド) 純米吟醸
商品説明
《 岐阜の水・酵母が奏でる調和のとれたピュアな辛口 》
岐阜県各務原市に蔵を構える林本店が醸す「百十郎 蒼面 G-mid」
酵母・仕込み水を岐阜県産を使用した純米吟醸です。
「G mid」という名称には、3つの “G” が込められています。
ひとつは岐阜県由来(Gifu)、もうひとつは蔵が採用する「G酵母」、さらにイメージカラーの緑(Green)。
そして “mid” は「日本列島の中間(middle)に位置する蔵」という意味を含んでいます。
酵母は岐阜県工業技術センターが開発した「G酵母」
フルーティーでありながら主張しすぎない香りと、美しい酸の表情が特徴です。
仕込み水は日本三大清流「長良川」水系の伏流水。
清冽でミネラル感のある水質が、酒の輪郭をくっきりと際立たせています。
《 食中酒として真価を発揮する透明感ある酒質と懐の深さ 》
グラスに注ぐと、淡く爽やかな菩提樹の花を思わせる香りが立ち上ります。
派手さはないものの、柔らかで上品な香りが鼻腔をくすぐり、飲み手を優しく誘い込みます。
この控えめな香りこそが、食事の邪魔をしない食中酒としての適性を高めています。
口に含むと、まずピュアで透き通ったミネラル感が舌先に広がります。
続いて、みずみずしく繊細な酸が軽やかに立ち上がり、味わい全体に清涼感と立体感を与えます。
甘味と旨味は控えめに抑えられているものの、決して物足りなさは感じさせません。
むしろ、その控えめさが酒質の輪郭を明瞭に描き、シャープで洗練された印象を生み出しています。
中盤から後半にかけてわずかなコクと柔らかな米の旨味が顔を覗かせ、余韻を優雅に引き立てます。
そして最後には、キレ味鋭くすっと引いていく後口。
この切れの良さこそがこの酒の真骨頂であり、杯を重ねても飲み飽きることがありません。
透明感がありながらも飲みごたえを失わないバランスの良さ
それはG酵母が生む美しい酸、そして長良川水系の清冽な水が一体となって実現した味わいです。
火入れ処理を施しているため品質が安定しており、保存性にも優れています。
フレッシュな風味を保ちつつ、開栓後も味わいの変化を穏やかに楽しむことができます。
常温保管も可能ですが、冷蔵保存することで、より繊細な風味を長く保つことができます。
《 ペアリングとおすすめの飲み方 》
軽快で透明感のある酒質から、白ワインのような感覚で楽しむことができる純米吟醸酒です。
和食から洋食まで幅広い料理と相性が良く、食中酒としての懐の深さが魅力です。
特に、脂のあるしっかりとした料理や、素材の旨味を活かした料理と好相性です。
おすすめペアリングを少しご紹介いたします。
【 鮎の塩焼き 】
清流で育った鮎の香ばしさと、この酒の清涼感が見事に調和します。
鮎特有のほろ苦さと川魚ならではの繊細な旨味を、酒の美しい酸が優しく受け止め、後口をすっきりと。
岐阜の清流と岐阜の酒――同じ風土が育んだ素材同士だからこその相性の良さが際立ちます。
【 きのこのバター炒め 】
バターの濃厚なコクときのこの深い旨味に、酒の繊細な酸とキレの良さが絶妙なバランスを生み出します。
脂分をすっきりと洗い流しながらも、きのこの風味を損なわず、むしろ引き立てる役割を果たします。
秋の味覚との相性は抜群で、季節感を存分に楽しめる組み合わせです。
【 白身魚のカルパッチョ 】
オリーブオイルとレモンの爽やかな風味に、酒の透明感と清涼感が見事に調和。
白身魚の繊細な甘味を酒のミネラル感が引き立て、レモンの酸味と酒の酸が重なり合うことで、
味わいに奥行きと一体感が生まれます。イタリアンとの相性の良さを証明する一皿です。
冷や(5-10℃程度)
冷やして飲むことで、蒼面 G-midが持つ透明感と清涼感を最も鮮明に感じることができます。
この温度帯では、菩提樹のような爽やかな香りが際立ち、酸の輪郭がくっきりと浮かび上がります。
キレ味も冴え渡り、シャープで洗練された味わいを堪能できるため、食前酒や夏場の食中酒として最適です。
特に、脂っこい料理や濃厚な味付けの料理と合わせる際には、冷やした状態で飲むことで口中をリセットし、
次の一口をより美味しく感じることができます。
冷蔵庫で十分に冷やし、ワイングラスやガラス製の酒器で楽しむと、視覚的にも涼やかで爽快な印象を演出できます。
常温(15-20℃程度)
常温で楽しむと、冷やした時には控えめだった米の旨味や柔らかなコクが優しく顔を覗かせます。
酸の表情も穏やかになり、全体的に丸みを帯びた味わいへと変化します。
この温度帯では、酒本来の持つバランスの良さがより明確に感じられ、素材の個性が調和しながら広がります。
常温は、料理との相性を見極める際にも適した温度帯であり、酒質の真価を確かめるのに最適です。
秋から冬にかけての季節には、常温でじっくりと味わうことで、酒の奥深さを感じ取れます。
陶器の徳利や猪口で飲むと、和食との相性がさらに高まり、落ち着いた雰囲気の中で酒を楽しむことができます。
ぬる燗(40-45℃程度)
ぬる燗にすることで、蒼面 G-midはまた別の顔を見せます。
冷やや常温では際立っていた酸が柔らかく溶け込み、米の旨味が前面に出てきます。
温めることで香りも穏やかに広がり、菩提樹のような爽やかさが、より落ち着いた優しい印象へと変化します。
燗酒にすることで、体を温める効果もあり、寒い季節には特におすすめです。
ただし、温めすぎるとせっかくの透明感が損なわれるため、ぬる燗程度の温度に留めることがポイント。
煮物や鍋料理、出汁の効いた和食と合わせると、酒の旨味が料理の味わいと一体となり、心地よい満足感に。
錫製や陶器の酒器で燗をつけると、熱の伝わり方が柔らかく、酒質を損なわずに温めることができます。
この酒は、温度帯によって異なる表情を見せる懐の深い酒です。
シーンや料理、季節に合わせて温度を調整することで、一本の酒から多様な楽しみ方を引き出すことができます。
ぜひ一度、あなたの食卓に迎えてみてください。きっと、「もう一杯」が欲しくなる味わいが、そこにあります。
《 配送は常温便でお届けします。保存は冷蔵庫を推奨します。》
こちらのお酒は加熱処理を行なった火入れ商品です。
酒蔵から販売店へは常温便で届けられています。
その点から、弊社からお客様のもとへも常温便でお届けさせていただきます。
クール料金の大幅な高騰によりお客様のご負担を少なくするため、
クール必須以外の商品はクール発送は任意にしております。
クールをご希望の方は必ずクール便チケットをお買い上げ下さい。
クール便料金はご注文手続きページにて500円加算されます。
配送は常温便ですが、商品到着後の保存は冷蔵庫を推奨しております。
《 この酒を製造する酒蔵「林本店」とは 》
濃尾平野の北部に位置する岐阜県各務原市(かかみがはらし)。
航空自衛隊岐阜基地があり、三菱重工業等の航空機関連企業が群立する飛行機の街。
その各務原に突如現れた新進気鋭が林本店。
5代目蔵元、林 里榮子氏は、男社会の酒蔵の世界において女性がワークライフバランスを保つ事はまだまだ難しいといえる中、自ら蔵元当主となり蔵人・社員のリーダーとして蔵を改革。
2012年に百十郎(ひゃくじゅうろう)という名の新ブランドを立ち上げます。
毎年設備の増強を行い、様々な限定商品を開発され、常に全国を飛び回り、消費者の前に立って自らの日本酒をPRし続ける姿は、当店が求める新進気鋭の酒蔵の理想的な姿。
日本酒ファンの皆様とともに応援していきたい酒蔵です。
(文章:齋藤 貴秀)
| 商品スペック | |
|---|---|
| 容量 | 720ml |
| 製造元 | 林本店(岐阜県) |
| 特定名称 | 純米吟醸 |
| 原材料 | 米・米麹 |
| 生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
| 保存 | 静かな冷暗所 |
| メーカーサイト | http://www.eiichi.co.jp/ |
| ■甘辛:辛口 ■原料米:国産米 ■精米歩合:60% ■アルコール度数:15度 ■日本酒度:+4.7 ■酸度:1.2 | |



















































