《ミラノ酒チャレンジ プラチナ賞を受賞！ヨーロッパで飲まれている白露垂珠！》
海外の方や、まだ日本酒を手に取ったことがない日本の方々に。
新たな日本酒ファンを増やしたい。

「視覚に訴える外観」「シンプルでカジュアル」「ワイングラスで楽しむ」「テーブルにずっと置いていただける」
そんな日本酒を考え造った酒が「白露垂珠　純米大吟醸　BUONO！」です。

ラベルは日本の国旗をイメージ。同時に太陽も表しています。
ミラノ酒チャレンジに出品して３年目、最高賞にあたるプラチナ賞を受賞！
現在ではスペイン、ポルトガル、シンガポール、香港など、ヨーロッパ・アジア方面に輸出されている日本酒です。
（余談ですが、スペイン、ポルトガルでは酒名は「ボーノ」ではなく「ブエノー (bueno)　」に変えているとの事です）

《なぜボーノなの？》
ボーノとはイタリア語で「すばらしい」という意味を持つ言葉。なぜ「ボーノなの？」「イタリアなの？」そう疑問を持たれた方も多いのかと思います。
海外市場向けの名前ならナイス、ボンジュール、ニイハオなど他に言葉はいくつもあります。

なぜイタリアなのでしょうか？
一つ目の理由は「ミラノ酒チャレンジに出品するために造った酒だから」
そして２つ目は「日本とイタリアは食文化が似ている」こと。

イタリアは日本と同様に魚介類も多く食べる国です。
国土の多くが海に囲まれているイタリアは必然的に魚介類の料理が豊富。
日本の刺し身と同様、カルパッチョのように生で魚を食べる料理も存在しています。

そんなイタリアンは、日本酒との相性は良いのでは？！
そう考えたのが、相沢政男（あいさわ　まさお）蔵元。

イタリアは日が長く、夜でも屋外で晩ごはんを食べるレストランが街中にあります。
カラッとし空気、屋外で魚介料理を食べながらワイワイガヤガヤ楽しい食事。
日本酒を口にしたイタリア人が「ボーノ」と叫ぶ光景が頭に浮かんだそうです。そこで「ボーノ」というサブネームを命名しました。

《白露垂珠　純米大吟醸　BUONO！ ってどんな酒？》
海外の皆様、まだ日本酒を手に取ったことがない日本の皆様。
そういう皆様に美味しく飲んでいただくことを考え、きれいな味の食中酒に仕上げています。

原料米は山形県オリジナルの大吟醸専用酒造好適米「雪女神」。
この蔵が得意とする米です。
この米を半分になるまで磨き、純米大吟醸酒らしい華やかさと美しさとを。
食中酒らしい芳醇な味わいを併せ持つ純米大吟醸に仕上げました。

辛口の印象が強い白露垂珠ですが、口当たりに少し甘さを感じます。
店主の推測ですが日本酒が未知といえる海外市場では、辛かったり、苦かったり、酸がきいているより少し甘さがある穏やかな方が味に理解を示してくれる人の範囲が広くなります。
味のセッティングが功を奏したのかイタリアで最高賞を取ることができたのかな？と推測しています。

けど辛さもしっかりある食中酒。
杯を重ねるうちに辛さが現れてきます。
香りは比較的穏やかで食中酒の範囲に入る酒だと思います。
万人向けする食中なので人が集まる席で用意するのに向いている酒かと思いました。

日本酒を飲み慣れていない海外市場を視野に入れ造られたこの酒は、初めて日本酒にチャレンジする人にもぴったりな酒。
贈り物にも向いています。
日本酒ファンを増やしてくれる酒、ぜひ皆様に飲んでいただきたい日本酒です。

《保存・発送について　常温発送可能です》
この酒は加熱処理が行われている火入れの酒です。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
「冷酒が好き」という方は事前に冷蔵庫で冷やしておく方がいいでしょう。

長期間保管する場合、光が当たらず振動と温度変化が少ない場所を推奨します。
冷蔵庫にスペースがあるなら低い温度での貯蔵がベストです。

この酒は、蔵から販売店へも普通便で届けられる商品です。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送が必要な商品ではありません。
クール料金の大幅な高騰によりお客様のご負担を少なくするため、クール必須以外の商品はクール発送は任意にしております。
クールをご希望の方は必ずクールチケット(500円)をお買い上げ下さい。

《この酒を造る「竹の露」白露垂珠についてのご説明。》
安政の大獄が起こる安政5年(1858年)、羽黒山の麓で創業。
修験僧が集まる羽黒山の年中行事の酒を醸す事からスタートしました。

蔵の近隣は昔から竹の産地であり、竹林に囲まれた環境で美酒を醸す酒蔵として、いつの頃からか「竹の露」とよばれるように。

地下３００メートルまで掘られた井戸から汲み出す無菌超軟水の水脈。
芳醇辛口の酒を造ることを得意とする酒蔵です。

佐野屋のネット通販初期から取引が継続している長い付き合いがある酒蔵です。

(文章：佐野 吾郎)