富久錦の中でも特に売れている低アル原酒!美味しさの秘訣は酸の質! ◇富久錦 純米 Fu.(ふ) 500ml
商品説明
《大人気なのには理由がある!ロングセラーの低アル原酒!》
「富久錦」で一番出荷本数が多いお酒が低アル原酒の「Fu.(ふ)」です。
「富久錦」の総生産量の約10%を占めているのだそうです。
どおりで色んなお店で見掛けるハズ!
私の周りでも「富久錦」の話をすると、あの「Fu.の?」って言う方が実に多い。
とにかくファンの多いお酒です!
近年、低アル原酒は人気で全国の色んな酒蔵で造られています。
低アル原酒とは低アルコール原酒のことで、加水でアルコール度数を下げるのでは無く、原酒でアルコールが低く抑えられているお酒です。
低アルに定義は特にありませんが、日本酒の平均アルコール度数が約15度台ですので、14度以下でだいたい低アル原酒と呼ばれています。
日本酒は並行複発酵という特殊な発酵方法で造られるのが特徴です。
また、アルコール度数が高くなりやすいというのが並行複発酵の特徴でもあります。
ですから、低アル原酒は日本酒の造りとしてはあまり自然なことでは無いのかも知れません。
近年、日本酒の輸出は伸びておりますが、それでも世界中で愛飲されている醸造酒、ワインやビールと比べるとどうしてもネックになるのがアルコール度数の高さ。
外国人にとっての日本酒は他の醸造酒に比べて飲み疲れしやすいのだそうです。
それを解決したのが低アル原酒。
低アル原酒の人気が高まって来たのは比較的最近のことですが、「富久錦」の低アル原酒の歴史は約30年。
香川県の「勇心酒造」のレシピを元に、岡山県の「嘉美心酒造(かみこころしゅぞう)」、宮城県の「一ノ蔵」、そして「富久錦」の4社が共同で開発されたのが始まりです。
しかし、当時は人気が出なかった為に終売。
低アル原酒は一旦姿を消しました。
その後、現在の蔵元、稲岡敬之(いなおかたかゆき)さんが蔵に戻って来られた頃に、当時の低アル原酒を懐かしむお客様のリクエストに応える形で再登場したのが現在の「Fu.」です。
「Fu.」という名前には「富久錦」の「ふ」以外に、他の日本酒に無いフルーティー味わいは一口飲むと「ふっ」と笑みがこぼれるイメージも表現されています。
また、表記にもこだわられています。
当時としては画期的だったアルファベット表記にすることで、まるで元素記号のような雰囲気を持たせ、インパクトを出されました。
低アル原酒というとフルーティーな味わいやアルコール度数の低さに注目が集まりがち。
実際、「Fu.」はフルーティーですし、アルコール度数も8度台と低アル原酒の中でも特に低め。
ですが、私が一番「Fu.」で注目して頂きたいのは、スッキリ感なんです。
甘酸っぱいのが低アル原酒って思っていらっしゃる方ですと驚かれるかも知れません。
その秘訣は酸。
「Fu.」は酸がしっかり効いているのでスッキリ飲みやすくて、食中酒としても大活躍するんです。
辛口の白ワイン並みの酸と言えばお分かり頂けるのではないでしょうか。
蔵元の稲岡さんに話を伺った時も、一番こだわっているのは酸だと明言されていました。
キリッと冷やした「Fu.」をワイングラスでキュッと飲めば、心地良いフルーティーさと爽やかな酸で食欲が湧いて来るハズ!
日本酒=食中酒だと信じている私ではありますが、「富久錦」の蔵に併設されている「ふく蔵(ふくくら)」のレストランで「Fu.」が食前酒として提供されていることには納得です♪
でも、やっぱり私はお料理と楽しむことでイキイキとした酸を大活躍させるのが一番のオススメです!
大人気なのには理由があります。
甘酸っぱいだけが低アル原酒ではありません。
ほんのりフルーティー♪
酸でキリッ!
とにかく飲みやすいのが「富久錦」の低アル原酒「Fu.」です。
飲んだらきっとハマるハズ!!
私は大好きです♪
(文章:金巻 忍)
商品スペック | |
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容量 | 500ml |
製造元 | 富久錦(兵庫県) |
特定名称 | 純米酒 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.fukunishiki.co.jp/ |
■甘辛:フルーティー ■原料米:兵庫県加西市産キヌヒカリ ■精米歩合:70% ■アルコール度数:8度 ■日本酒度:-60.0 ■酸度:5.0 |
受賞歴・マスコミ紹介
フジテレビ系列「有吉くんの正直さんぽ」にて「富久娘 Fu.」がお勧め!
2019年9月7日放送、フジテレビ系列の散策番組シリーズ「ぶらぶらサタデー」において「富久錦 Fu.」が紹介されました。内容は番組内コーナーの「有吉くんの正直さんぽ」にて出演の有吉弘行、藤波辰爾、坂下千里子が東京吉祥寺にある「未来日本酒店」を訪れるというものです。