
月の名を持つ酒は、やわらかな余韻で心を満たす。 ◇雨後の月 純米吟醸 1800ml
商品説明
《 水の清らかさを酒に映し、酒の美しさを月に重ねる。 》
雨が上がったあとの夜、空に静かに浮かぶ月。
湿った空気を透かすその光は、どこか懐かしく、心をそっと癒してくれる。
そんな景色に、よく似た日本酒があります。その名は「雨後の月」。
広島・呉の地で、軟水と匠の技から生まれた、しなやかで透明感ある一本。
口にすれば、ふんわりとした果実の香りが立ちのぼり、
優しい甘みと繊細な酸が広がり、するりと消えてゆく。
まるで月の光をすくい取ったかのような、柔らかい余韻が残ります。
そしてこの酒は、「初めての日本酒」としても、実にふさわしい。
香りは上品で静か、味は親しみやすく、
日本酒に不慣れな方の入口として、やさしく迎えてくれる味わいです。
その味は、いったいどんなものか?
なぜそこまで人を惹きつけるのか?
その答えを知る方法は、ただひとつ。
どうか、ご自身で味わってみてください。
月が照らす雨上がりの夜のように、きっと心を癒してくれるはずです。
《 呉の名水と山田錦が出会った、唯一無二の“透明感” 》
全国の日本酒専門店のなかでも、限られた一部の信頼ある酒販店のみに供給される「限定流通酒」。
その中でもこの一本は、相原酒造の定番商品にして、同蔵の哲学と完成度の高さを凝縮した、まさに“軸”となる存在です。
使用される原料米は、酒米の王者「山田錦」。
これを麹米は50%、掛米は55%まで丁寧に磨き、広島県呉市仁方地区の地下を流れる「野呂山の伏流水」を仕込み水として使用しています。
この水は、野呂山の降った雨が100年の歳月をかけ花崗岩層を浸透した超軟水。
その柔らかく清らかな水は、発酵を穏やかに導き、酒にしなやかな質感と透き通るような透明感を与えます。
その水の美しさは、酒の味そのものに見事に昇華されています。
穏やかながらもしっかりと旨味を引き出し、山田錦の持つ繊細な表情を余すことなく表現。
清冽でピュアな味わいが、この酒の大きな魅力です。
火入れ処理によって常温流通が可能でありながら、香りの華やかさとキレの良さも損なわれず、完成度の高い味わいに仕上がっています。
フルーティで上品な吟醸香と、なめらかな口当たり。
日本酒に馴染みのない方でもすんなり楽しめる設計で、「日本酒ビギナーの入口」としても、安心しておすすめできる一本。
それでいて、山田錦ならではの芯のある旨味もしっかりと共存。
このクオリティを3千円台中盤で実現しているのは、コストパフォーマンスの点でも極めて優秀です。
実際に当店では、店主自身が毎年年末に「個人用」として取り寄せているほど。
家庭で、贈り物で、食卓に寄り添う信頼の一本です。
《 味わい・楽しみ方: 》
軽やかに漂うのは、落ち着いた華やかさをもつ吟醸香。派手さはなく、自然体。
口当たりはやさしく、ほんのり甘さを感じたかと思えば、酸がキレよく引き締めてくれます。
全体としてはやや辛口寄りで、重さのない中庸のボディ。
飲み進めるうちに、その軽やかで透明感のある味わいに、すっと心がほどけていくようです。
飲み方(冷酒から常温の間を推奨)
【冷酒(5~10℃)】
よく冷やすと香りが引き締まり、シャープな印象に。
料理に合わせやすいすっきりとした味わいが楽しめます。
【少し戻した冷酒(10~13℃)】
温度が少し上がると甘みと香りがふくらみ、旨味が広がります。
時間の経過とともに表情が変わる楽しさも魅力です。
おすすめの料理
◎中トロのにぎり寿司
脂の旨みと米の甘みが調和した中トロに、やや辛口の雨後の月がすっと寄り添います。
口の中を一度リセットしてくれるような清涼感で、次の一貫がさらに楽しみに。
◎アボカドと生ハムのカプレーゼ
Z世代に人気のアレンジカプレーゼにも好相性。
果実感のある香りが、アボカドのコクや生ハムの塩気を引き立て、味を丸く包み込んでくれます。
◎牡蠣のガーリックバター焼き
広島の地酒にして、地元の恵みにもぴったり。
旨味の強い牡蠣の濃厚さを、雨後の月の透明感と酸味が上品にまとめあげます。
◎ミックスナッツ(塩味控えめ)
香ばしさと塩気が酒の酸と優しくなじみ、つまみながらゆったり飲める安心の組み合わせ。
季節を問わず、どんな食卓にも似合う、静かで美しい一本。
「雨後の月 純米吟醸」は、あなたの時間にそっと寄り添い、
何気ない日常を、ほんの少しだけ特別に変えてくれる存在です。
《 ギフトにも、自分用にも。誰かの記憶に残る清らかな一杯。 》
この酒が冷蔵庫にあるだけで、日々の食卓がちょっとだけ心豊かになる。
気負わずに飲めるやさしさと、ちゃんと美味しいという信頼感。
それはまるで、静かに夜空を照らす月のような存在感です。
最初の一杯にも、最後の一杯にも。
「雨後の月 純米吟醸」は、そんな役割を自然に果たしてくれる一本です。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 雨後の月を造る相原酒造について 》
かつて軍港として栄えた広島県呉市仁方町に明治8年に創業した酒蔵。
「雨後の月」そして広島県の酒を語る上で外せないのが「水」。
広島県呉市仁方地区の地下を流れる野呂山の伏流水。野呂山に降った雨が100年の歳月をかけ花崗岩層を浸透して生まれた超軟水。
そんな柔らかい水で造られる広島の酒は米の旨味を引き出した、濃醇な酒が特徴。
しかし雨後の月では、軽やかで上品、良い香りがする方が飲み易いという考えのもと芳醇淡麗な酒質を目指し酒造りを行っています。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 1800ml |
製造元 | 相原酒造(広島県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://www.ugonotsuki.com/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:山田錦 ■精米歩合:麹米:50% 掛米:55% ■アルコール度数:15~16度 ■日本酒度:+2.0 ■酸度:1.5 |
受賞歴・マスコミ紹介
「SAKE COMPETITION 2023」に純米吟醸部門でGOLDを受賞!
今年は「純米酒部門」「純米吟醸部門」「純米大吟醸部門」「Super Premium部門」の全4部門で審査が行われました。
その中から純米吟醸部門にて、「雨後の月 純米吟醸」がGOLDを受賞しました。。
「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2023」純米吟醸酒の部でCOMMENDEDを受賞!
世界最大規模のワイン品評会「インターナショナルワインチャレンジ2023」のSAKE部門、
純米吟醸酒の部において「雨後の月 純米吟醸」がCOMMENDEDを受賞しました。
「KURA MASTER 2022」純米酒部門にて「雨後の月 純米吟醸」がプラチナ賞受賞!
2022年6月「KURA MASTER2022」純米酒部門において 「雨後の月 純米吟醸」はプラチナ賞を受賞しました。
「KURA MASTER」とはフランスで2017年から始まった日本酒のコンクール(品評会)です。
審査員は全員フランス人で、ソムリエ、アルコール飲料のスペシャリスト、レストランやカーブの経営者、シェフ、料理学校など、飲食業界で活躍中のプロフェッショナルなど。
全ての出品酒はブラインドティスティングにより審査され、各部門ごとにプラチナ賞と金賞として評価されます。また、プラチナ賞に選ばれた中から、プレジデント賞、Kura Master審査員賞を選出します。