《　世界を驚かせた酒米で、豊賀が描く新章…！　》
2025年、高沢酒造が初挑戦したのは「山恵錦(さんけいにしき)」を使用した酒造り。

「山恵錦」とは、2020年に品種登録された長野県オリジナルの酒造好適米です。
豊賀でもメインで使用されている「美山錦」よりも収量や玄米重が優れ、精米時の割れも少なく、高品質の麹造りに適していると言われています。

別の蔵の話になりますが、品種登録をされて早々、この米で造られた酒が、国内で最も格式の高い日本酒コンクール「全国新酒鑑評会」に出品されました。
そこで見事金賞を受賞したことにより、山恵錦の持つポテンシャルが業界で認められるようになりました。

それだけには留まらず、別の山恵錦を使用した酒が、海外の有名なコンクール「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」で出品総数1499銘柄の頂点に立ち、チャンピオン・サケの栄冠を獲得しました。

結果を出し続ける山恵錦に、国内外での評価は年々高まっています。
そんな「山恵錦」を使用した「豊賀」はいったいどのような味わいになるのでしょうか？

《 「豊賀　山恵錦59%　純米吟醸　長野C酵母　瓶燗火入れ」ってどんな酒？　》
高沢酒造の初挑戦となる山恵錦仕込み。
「米の旨味をまるごと引き出す」を信条とする杜氏・高沢賀代子氏が、この新たな酒米と向き合い、1回火入れ(生詰)の酒造りに挑みました。

しぼりたての鮮度を残しつつ、落ち着いた旨味の広がりも追求。
瓶詰めされた今もなお、その酒質は日々進化を続けています。
蔵からの案内には「これからの成長が楽しみな酒」とあり、今だけでなく数ヶ月後の表情の変化にも期待が膨らみます♪

《　この酒の味わい・楽しみ方　》
開栓直、一口目の第一印象は、米の旨味をまとった、やや強めの酸。
シャープなだけでなく、どこか野趣を感じさせる、山のようなスケール感があります。
ところが数杯進めるうちに、その酸はふっと和らぎ、ふくよかな甘味とともに、沁み込むようにじんわりと広がる酸へと変化していきました。

冷酒でも常温でも燗酒でも、オールマイティーに対応できる「豊賀らしさ」を感じます。
香りを穏やかに楽しみたい方は冷やして、旨味を深く味わいたい方は常温で。

料理との相性も抜群で、豚の味噌焼きや鶏の山椒焼き、漬物やチーズ、さらには山菜の天ぷらなど、山の恵みを感じる一皿とともにぜひ味わってみてください♪

《 「今」の美味しさも「先」の期待も描く新しい豊賀　》
高沢酒造にとっても、山恵錦にとっても、これは始まりの一本。
すでに程よく味乗りし、存在感のある酸とふくよかな甘味が広がる完成度の高さを持ちながら、さらに味わいが深まる「伸びしろ」もあります。

時間とともに表情を変える、変化を楽しむ日本酒。
それはきっと、あなたの晩酌時間にも新しい彩りをもたらしてくれるはず♪

飲み頃は、まさに今！
そしてこれからです！

《　保存・発送について　常温発送可能です　》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。

ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。

《 「豊賀」を造る高沢酒造とは　》
高沢酒造は長野県小布施町にて明治35年(1902年)に創業した、家族経営の酒蔵です。
創業以来、地域に根ざした酒造りを続けており、現在は四代目・高沢賀代子氏が杜氏を務め、夫の暁彦氏と二人三脚で酒造りを行っています。

看板銘柄は「豊賀」と「米川」。
なかでも「豊賀」は、賀代子杜氏が「米の旨味をまるごと引き出したい」という想いを込めて立ち上げた銘柄で、やさしく、ほっとするような味わいが魅力。
全国の特約店に限って出荷されており、生産量は少ないながらも日本酒愛好家からの信頼が厚い蔵です。