《　自然に寄り添い、丁寧に醸した梨のシードル。梨の息吹をそのまま瓶に閉じ込めて　》
その一口で、思わず微笑んでしまう。
熟した梨をそのまま頬張ったときの、あの瑞々しさ、清らかな甘さ、さわやかな香り。
それらすべてを瓶の中に閉じ込めて、まるで果実の息吹をそのまま味わうような体験。
蔵元「仙禽」が、梨という果実と真剣に向き合い、自然発酵・無添加・無濾過という手間を惜しまない製法で仕上げました。

果実そのままの姿で、自然のままに発酵し、静かに泡立ち、やさしく広がる。
「飲む梨」、そんな言葉がふさわしい一本です。
グラスを口に運ぶたびに、心まで潤うようなやさしさを、あなたへ。

《　日本酒で培った技でシードルを醸す。“和梨”が主役のナチュラルシードル！　》
「シードル」といえば、多くの人が“りんごで造ったワイン”とイメージすると思います。
ですが、この一本は違います。
使用する果実は、なんと“梨”！
しかも、日本酒造りに長けた蔵元「仙禽」が、栃木県さくら市の地で手がけた、まったく新しいシードルです。

“梨のシードル”と聞いて、ピンと来ない方も多いかもしれません。
実際、シードルの世界では、りんごが定番中の定番。
洋梨を使った「ポワレ」はフランスにありますが、和梨を主役にしたシードルは国内でも極めて珍しく、日本酒蔵が手がける例はほとんどありません。
この「自然梨酒」は、果実の希少性に加え、日本酒蔵ならではの発酵技術と、自然派製法への徹底したこだわりによって生まれた、唯一無二の存在なのです。

このシードルは、酵母無添加、酸化防止剤も無添加、濾過もせず、あらゆる工程で“自然のまま”を貫き通しました。
蔵の“自然派”へのこだわりを崩すことなく、複雑な日本酒の「並行複発酵」で培った経験を、あえて単純で繊細な「単発酵」である果実酒に応用するという挑戦。
仙禽の日本酒造りをするうえでの技と哲学をそのまま受け継いだ、真のクラフトシードルといえるでしょう。

《　グラスから広がる清らかな梨の香り。飲むたび心ほどける和梨シードル♪　》
ひと口含めば、ふわりと香るのは、熟した梨のやさしくみずみずしいアロマ。
甘みはまろやかでジューシー、それでいて余韻は軽やかにキレていく、まさに果実そのものの輪郭を感じさせる、透明感のある味わいです♪
酸味は控えめで、優しい甘みと発泡感が絶妙に調和し、口当たりは驚くほどなめらか！
アルコール度数は6％と控えめで、飲み疲れせずに楽しめるのも、この酒ならではの魅力です。

おすすめの飲み方は、しっかりと冷やして冷蔵温度帯で。
開栓時は栓抜きが必要ですが、それもひとつの特別な演出♪
ゆっくりと栓を開けた瞬間、弾けるような炭酸と共に、和梨特有の清らかな香りがグラスいっぱいに広がります。

ペアリングも非常に幅広く、和食・洋食・中華を問わずさまざまな料理と相性良好。
特に、冷製の前菜や出汁を効かせた和のお惣菜、塩気のあるチーズや生ハムなど、素材の風味を活かした料理との相性が抜群です。
また、揚げ物などのこってりした料理に対しても、発泡感と軽やかさが口の中をリセットしてくれます。

《　日常の中にそっと訪れる癒し。梨の香りとともに、心解ける一杯を　》
このお酒は、ただの飲みものではありません。
それは、土地の恵みと造り手の哲学が静かに詰まった“果実の作品”。
澄んだ味わいにふれるたび、慌ただしい日常の中に、ほんの少しの余白と、深呼吸を与えてくれるような一本です。

日々を丁寧に過ごしたいあなたに。
大切な人への贈り物としても、食卓を彩る一本としても、この自然梨酒は、さりげなく、そして確かに場の空気を変えてくれるはずです。

今、この季節、この本数、この果実。
すべてが一期一会の出会いです。
手に取ったその日から、グラスの向こうに広がる梨の世界を、どうぞご堪能ください♪

《　保存・発送について　常温発送可能です　》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。（クール便は宅配ボックをご利用できません。不在時は持ち帰りになります。）

ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。

《「ナチュール・シードル　自然梨酒」を造る株式会社せんきんとは。》
栃木県宇都宮市の北東に隣接するさくら市。この地に江戸の後期1806年に創業した株式会社せんきん。
関東平野の北端に位置するこの地域は山岳地を水源とする鬼怒川、荒川などが市内を流れ
豊富な水源と平坦な土地を利用した水田が広がり酒造りには最適な場所です。
200年以上の歴史ある蔵では2024年より「江戸返り」とするブランドの再構築が行われ
100年先も愛される酒造りを精力的に行っています。

(文章：藤井 昇)