![◇遊穂 ゆうほのあか 生もと純米吟醸 2023BY[2025年6月蔵出し]](https://sanoya.itembox.design/item/img/products/sake/ns470010c00_3.jpg)
暑い夏に熱い一杯。夏酒の常識を覆す、異色夏酒の真骨頂! ◇遊穂 ゆうほのあか 生もと純米吟醸 2023BY[2025年6月蔵出し]
商品説明
《 夏酒の常識を覆す!“冷やしNG”の赤ラベル?その理由とは! 》
各社がこぞって爽快、軽快、涼を楽しむ酒をリリースする6月の夏酒市場。
多くはブルーや白のラベルで、涼を誘う“涼し気夏酒”。
しかしここに、真っ赤な太陽のようなラベルで冷やしNG、常温~熱燗推奨の異色の夏酒が登場!。
その名も「遊穂 ゆうほのあか」。
夏酒のセオリーすべてを覆すその姿...
あなたは一体どんな味なのか気になりませんか?
夏のパワー食材とうなぎの関係にヒントを得た、蔵元の挑戦がここに。
続きを知れば、ひと夏の乾杯がもっと濃密に変わります!
《 夏・赤・熟成。遊穂からの大胆な提案。 》
「遊穂 ゆうほのあか」は6月にリリースされる限定品。
この蔵には2種類の夏酒があり、1つは5月に蔵出しされた「遊穂のあお」。
冷酒でのむために設計された酒で、ラベルも青が使われている典型的な“夏らしい”一本です。
対して、この「遊穂のあか」は完全にその対極。
外観も味わいも、そして飲み方までもがまったく異なる異色の夏酒です。
製法は伝統的な生もと造り。
原料米は麹米に兵庫県産山田錦、掛米に滋賀県清水農家の玉栄。
精米歩合55%、アルコール度17%。火入れ後、2024年春に搾った酒を丸一年、低温で熟成させました。
この熟成を経た生もと酒は、何層にも重なる深い旨みと芯のある酸を持ち、
米の風味は時間と共に調和され、やがて“丸み”を帯びた柔らかな味わいに変化していきます。
そして、この酒の最大のポイント。
それが「冷酒NG・燗酒OK」という“逆転の提案”です。
いったいなぜ、夏酒なのに熱燗をすすめるのか?
そのヒントは、江戸時代の発明家・平賀源内の逸話にあります。
かつて「夏にうなぎが売れない」と困ったうなぎ屋に対して、
源内は「土用の丑の日にはうなぎを食べよう」と提案。
それが大ヒットし、今や“夏=うなぎ”の文化は広く定着しました。
この「遊穂のあか」も同じ発想です。
夏バテを防ぐには、力がつく食事が一番。
うなぎの蒲焼、バーベキュー、タレの焼き鳥、ソースで食べる串カツ、浜焼き…
そうした夏のスタミナ料理に真っ向から合う味を目指したのです。
結果として、選んだ製法は生もと造りの熟成酒。
旨みをしっかり引き出す酒を造った結果、常温から燗酒が最適の酒が誕生!
熱燗を狙ったのでなく、スタミナ食にあう酒を造った結果、燗酒上等の夏酒が出来上がったのです!
「遊穂のあか」は、単に変わり種としての異色夏酒ではなく、
理にかなった設計思想に基づいて生まれた、スタミナ料理特化型の熟成夏酒なのです。
冷やして飲むだけが夏酒じゃない。
火を通した夏のごちそうと、じっくり育てた熟成の一杯。
「遊穂のあか」には、そんな新しい夏の楽しみ方が詰まっています。
《 味わい・楽しみ方:じっくり飲んで、じっくり染みる。熟成夏酒の力。 》
口当たりはやわらかく、落ち着いた印象。
しかしすぐに、熟成による旨みの重なりが口の中に広がり、
酸が全体をキュッと引き締めてくれます。
この酒の魅力は温度で味が変化すること。温めることで、米の甘みと熟成香がふくらみ、まるで酒が語りかけてくるような深みある表情に変化します。
【温度帯別の楽しみ方】
【冷酒】推奨しません。
冷やしすぎると際立つ酸が刺々しく感じその上、旨みが閉じています。
この酒の良さを発揮できる温度帯ではありません。
【常温】
酸と旨みのバランスが最も整い、ふくよかでやさしい味わいに。
米の甘みもじんわり広がり、食事との相性も抜群。
ゆっくり飲むことで、酒の奥行きが見えてきます。
【温燗】
まさにこの酒の真骨頂。
湯気と共に立ちのぼる芳醇な香り、舌の上でとろける旨み。
燗冷ましになっても味が崩れず、芯のある一本です。
【熱燗】
強い酸と旨みがひとつにまとまり、重厚な味に昇華。
脂のある料理とも堂々と渡り合える包容力。
真夏でもうなぎや焼き肉と最高の相性を見せてくれます。
【料理とのペアリング例】
◎ うなぎの蒲焼
濃いタレと脂を包み込む酸と旨み。燗酒との相性はまさに“真打ち登場”。
◎ 豚バラのスタミナ焼き
にんにくや味噌ベースのタレにも負けない存在感。食欲増進の相棒に。
◎ 串カツ(ソース)
衣の香ばしさと濃厚なソースに、しっかりと応える味の厚み。
◎ 浜焼き(ホタテ・サザエなど)
磯の香りとミネラル感に、酒の熟成香と旨みが絶妙に溶け合います。
この酒は、夏のスタミナ料理に合う日本酒という提案を本気で形にした一本です。
冷房の効いた部屋でゆったりと、常温~ぬる燗で一献。
夏の夜、うなぎや焼き鳥をつまみに熱燗でじっくり...。
そんな“静かに燃える夏の夜”にこそ、この酒は輝きます。
また、業務用にも強くおすすめ。
和食、割烹、炭火焼など、食中で味がふくらむ設計だからこそ、
プロの手で料理と合わせることで、さらに魅力が引き出される一本です。
《 常識の向こうにある夏の愉しみ。“ゆうほのあか”で乾杯。 》
「遊穂 ゆうほのあか」は、力強さを夏に届ける異色の夏酒です。
火入れ・熟成を経て磨かれた旨みと酸のバランス。
山田錦と玉栄の持つ深い味わい。
そして、伝統的な生もと造りによる力強さとやわらかさ。
それらすべてが調和し、夏の焼き物・揚げ物・蒲焼きと真っ向勝負できる一本が誕生しました。
この酒は、夏にこそ食とともに飲まれるべき酒として存在しています。
新しい日本酒体験を求めるあなたに。
そして、日々の晩酌に“違いのわかる一本”を探している方に。
この夏、真っ赤なラベルのゆうほのあかが、あなたの食卓をひとつ熱く、深くしてくれるはずです。
さあ、新しい夏酒の扉を開いてください。
数量限定ですので、気になる方はどうぞお早めに!
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 遊穂(ゆうほ)を造る御祖(みおや)酒造とは 》
1897年(明治30年) 石川県旧御祖村(みおやむら 現在の中能登町)に創業。当時から「ほまれ」という銘柄を造りその後、羽咋市に移転。
2005年(平成17年)、父の跡を継ぎ藤田美穂氏が蔵元に就任。その後、能登流の横道杜氏がこの蔵で酒造りを行うようになると、蔵は大きく変わりました。
「UFOのまち羽咋」にちなんで新しい酒名「遊穂(ゆうほ)」を設立。
就任初年度は能登杜氏自醸酒品評会で最優秀賞を受賞。
更に翌年から6年連続で全国新酒鑑評会で金賞、6年連続で金沢国税局酒類鑑評会で優等賞を受賞。
これらの輝かしい結果によって、能登の小さな酒蔵の酒が全国に知られるようになります。
料理の邪魔をしない上品な香り、旨味と酸味のバランスの取れた食中酒が持ち味の遊穂。
をぜひ食卓のお供にお選びください。
2023BY の意味について
「BY」とは酒造年度のことです。(Brewery Year: BY)
酒造年度は会計年度や学校年度と異なり、7月1日からスタート、翌年6月30日までの期間になります。
この日本酒は2024年の春3月から5月頃に製造されました。
しかし酒造年度では2023BY(2023年7月1日から2024年6月30日)の範囲内になるので、2023BYと記されています。
米から生産される日本酒は秋から生産が開始。年が明けた1月以降に多くの酒が誕生します。
その結果、実際に酒が製造された年よりも1年前の年がBYに記さるケースが大半になります。
(7月1日から12月31日の間に製造され、完成した酒のみ「製造した年とBYが一致」します。)
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 御祖酒造(石川県) |
特定名称 | 純米吟醸 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://mioya-sake.com/ |
■甘辛:辛口 ■原料米:麹:兵庫県西脇市黒田庄躍感塾産山田錦 掛:滋賀県高島市安曇川町清水農家産玉栄 ■精米歩合:55% ■アルコール度数:17度 ■日本酒度:+7.5 ■酸度:2.0 |