《創業120周年を記念酒　蔵元が長年疑問に思っていた事への答え皆様と紐解くセット》
曙酒造から創業120周年を記念した特別な限定酒「天明　心珠 sinjyu 300ml 6本セット」が発売されます！

2024年10月1日を迎え、曙酒造は創業から120年の歴史を刻んできました。
1904年の創業以来、会津坂下町で代々受け継がれてきた酒造りと、その想いを繋いできてくださったお客様
その感謝の気持ちを込めて醸し出された「心珠」。
蔵元が長年抱いていた問いと向き合い、探求した結果が詰まった、まさに特別な一本です。

《年を重ねた米と新米を同じ条件で醸したら、果たしてどんな違いが生まれるのか？》
今回の記念酒「心珠」は、「年を重ねた米と新米を同じ条件で醸したら、果たしてどんな違いが生まれるのか？」という蔵元の探究心で誕生したセット。過去5年間にわたって厳選された「会津産の亀の尾」を用いて造られた酒です。

令和元年、令和２年、令和３年、令和４年、令和５年。それぞれの米を一定条件下で保管。
2024年それらの米、全てを精米歩合47％まで精米。原料米は「会津産の亀の尾」。天明らしい米を選びました。
全て同じ仕込み配合、使用する酵母は曙酒造オリジナルのNATSUKI酵母を使用。令和5酒造年度（令和5年7月から令和6年6月）に醸造しました。
そうして出来た5酒類の酒に、その5種類の酒をブレンドした１本を加えた、300mlの6本の記念セットになります。
会津坂下の地で育まれた「天明」の味わいと、蔵元が問い続けた答えを、ぜひお楽しみください。

《酒名「心珠」の意味》
「心珠」は「しん、精神、願い」を意味する「心」と、「美しく連なるもの」を意味する「珠」が組み合わされた名称です。
曙酒造の過去と未来、酒造りへの情熱とその思いを象徴しています。

5年間の米が、同じ条件で醸された5本の日本酒はそれぞれの年度ごとの個性を持ち、ブレンド酒も含めることで、記念酒としての魅力が一層引き立っています。

外装にもこだわり、真珠をイメージしたパール色の箱には赤い水引きが美しく、開封すると蔵の様子や「心珠」の説明、蔵元からの挨拶が丁寧に添えられており、記念酒にふさわしい風格と重みが感じられます。

《「心珠」の楽しみ方》
飲み比べを通して、年ごとに異なる米の熟成がもたらす風味や、蔵元のこだわりをじっくりと味わうのが「心珠」の醍醐味。
5つの異なる米の日本酒を順に飲み比べることで、それぞれの年代がもつ独特の味わいや香りを堪能。最後のブレンド酒をいただくと、個性豊かな味わいが一つに溶け合い、深い余韻を楽しむことができます。
特に、1本ずつ異なる年の酒をじっくりと味わうことで、過去から未来へと繋がる蔵の歩みを感じることができるでしょう。

《120周年記念トートバッグが付いています》
重さを考慮し「曙酒造120周年記念トートバッグ」をご用意。大切な方への贈り物としてもぴったりです。
曙酒造が歩んできた120年の軌跡と、未来への願いが詰まった「天明　心珠 sinjyu」で、年末年始のひとときに、特別な味わいと歴史の深さを堪能してみてはいかがでしょうか。数量限定1200セットのみの貴重な記念酒、この機会にぜひお求めください。

《保存・発送について　常温発送となります。》
この酒は火入れ加熱処理が行われている日本酒です。
クールチケット(500円)のお買い上げがない場合は普通便配送になります。
この酒は蔵から販売店には普通便で届けられる商品です。ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送が必要な商品ではございません。

クール料金の大幅な高騰によりお客様のご負担を少なくするため、クール必須以外の商品はクール発送は任意にしております。クールをご希望の方は必ずクールチケット(500円)をお買い上げ下さい。

《この酒を造る曙酒造について。》
曙酒造は日露戦争が勃発した明治37年（1904年）、会津坂下町に創業した酒蔵。
創業者の鈴木幸四郎氏は、地元の味噌を造る蔵で大番頭を任されていた人物でした。ある日、小作人が作る米の良さに着目し、独立して酒蔵を興したのが始まりとのことです。

100年を超える歴史を持つ曙酒造ですが、3代続けて女性が蔵元を務める「女系の酒蔵」という歴史を持っていました。
酒造りの現場は女人禁制と言われた明治から昭和の時代。曙酒造は全国でも大変珍しい歴史を持つ酒蔵と言えるでしょう。

しかしこの蔵についに男子が誕生します。
6代目　鈴木　孝市（すずき　こういち）蔵元です。東京農業大学に進学し東京で一般企業を経て蔵に戻り酒造りの勉強をし20代で杜氏に就任。2013年に6代目蔵元を継承しました。若い力で酒蔵を変えていく注目の蔵元です。

(文章：佐野 吾郎)