
花咲く酒蔵が届ける、春夏秋冬を味わう一本。 ◇天明 bange gohyakumangoku origarami ichibi 蔵藤
商品説明
《 花咲く蔵の風景とともに、四季を彩る蔵の物語。 》
福島県会津坂下町に位置する曙酒造。
この蔵には「椿」、「桜」、「藤」そして「薔薇」の木々が植えられています。
季節ごとに花を咲かせ、蔵に携わる人々に安らぎと希望を与えているこれらの木々。
そんな蔵の空気感と、
そして福島県会津坂下という愛する郷土を、皆様に感じていただきたく誕生した酒が「蔵◯シリーズ」!
冬は「蔵椿」、春は「蔵桜」、夏に「蔵藤」、そして晩夏には「蔵薔薇」
一年を通し、上記の4種類の日本酒をお届けします。
《 優雅な藤の香、特別な日に咲く一杯 》
蔵に咲く藤の花。
創業当初より大切に育まれてきたその花は、曙酒造の歴史と、未来への願いを象徴する存在。
「蔵藤」は、そんな藤の優雅な佇まいを酒で表現するために誕生しました。
使用する米は、地元・会津坂下町産の五百万石。
酵母には福島県の「新うつくしま煌酵母」と、蔵独自の自社酵母を掛け合わせ、酒の奥行きを引き出しました。
精米歩合は50%、純米大吟醸あるいは純米吟醸と名乗ることが出来るスペックですが特定名称は非公開。
店主の試飲の感想では純米大吟醸を名乗っても十分なレベルだと思いました。
ビン詰め時に一度だけ火入れを行いすこしだけオリを絡めています。
単一酒造好適米、単一タンク仕込みによって会津の味を表現しています。
アルコール度は14.5%と軽快。
日本酒度は-1、酸度は1.7。
甘辛については、口当たりの甘さが印象に残ったらやや甘口の酒に、後味の余韻が印象に残ると少し辛口の酒に。誰が飲んでも甘い、辛いという酒ではなく、飲む人によって、甘辛の感じ方が異なる日本酒です。
甘やかで華やかな香り、みずみずしく心地よい飲み口。
蔵が大事に造った酒という事があり、上品で洗練されたその味は、とても贅沢な味。
誕生日やちょっと良い食材が手に入った日、テレビ越しのスポーツ観戦を楽しむひとときなど、普段より少し贅沢な時間に飲みたくなる日本酒です。
《 味わいと、飲み方、楽しみ方:温度と料理で広がる、無限のペアリング 》
この特別な味わいは、ちょっと特別な瞬間を彩る一杯としておすすめです。
誕生日や記念日、大切なスポーツ観戦の日や、美味しい食材が手に入った日に。
乾杯から食中酒まで、幅広く寄り添ってくれます。
おすすめの温度帯
・冷酒(5~10℃)
キリッと冷やすことで、上品な吟醸香が引き立ち、清涼感のあるみずみずしさが際立ちます。
特に乾杯の一杯におすすめ。透明感ある味わいが心を潤します。
・少し冷ました冷酒(12~15℃)
冷蔵庫から出して少し置いた頃が絶妙。ビンに浮かんだ水滴が乾き始める頃がベスト。
味わいがまろやかに広がり、料理との相性も抜群に。
・常温(18~20℃)
上着が必要な寒い季節には常温もおすすめ。
酸味と甘味のバランスがとれ、ふくらみある味わいを楽しめます。
・ぬる燗(30~40℃)
温度が上がることで旨味がぐっと前に出てきます。
じんわり染み入るような温もりを求める方に。
おすすめ料理ペアリング
1.白身魚の昆布締め
旨味を引き出した白身魚に、酒の清らかな甘みと酸が美しく重なります。
2.鶏もも肉の塩焼き レモン添え
鶏のジューシーさとシンプルな塩味に、酒の香りとキレが絶妙に合います。
3.アスパラとホタテのバターソテー
野菜の甘味と貝の旨味に、やわらかく寄り添う優しい味わい。
日常の中の“特別”を見つけた日に。
この一本があるだけで、心がほどけ、会話が弾む。そんな酒時間をどうぞ。
《 癒しと潤いを届ける、会津の藤色の贈り物 》
この酒は、会津坂下の大地と水、そして蔵人のまごころが育んだ一本。花咲く蔵に想いを馳せながら、日常の中にふっと差し込む“特別”な瞬間を、やさしく包み込んでくれます。
冷たくして華やかに。
常温でしっとりと。
燗でやさしく癒してくれる。
どんな表情も受け止めてくれる懐の深さが、蔵藤の魅力です。
自分へのご褒美にも、大切な人との乾杯にも。
この春から初夏へと移ろう季節に、ぜひお手元に。
暮らしが少しだけ豊かに、優しく、そして楽しくなる。
そんな一本をあなたへ。
《 保存・発送について 常温発送可能です 》
この酒は火入れが行われている酒の為、常温でお送りします。
ご家庭で普通に楽しむ分には必ずしもクール発送は必要ありません。
クールをご希望の方は必ず「クールチケット(500円)」をご購入下さい。
ご家庭で普通に楽しむ場合は常温保存で構いません。
ただし、長期間保存の場合は極力光が当たらない場所、
そして振動と温度変化の少ない場所をおすすめします。スペースに余裕があれば冷蔵庫での保存をおすすめします。
《 この酒を造る曙酒造について。 》
曙酒造は日露戦争が勃発した明治37年(1904年)、会津坂下町に創業した酒蔵。
創業者の鈴木幸四郎氏は、地元の味噌を造る蔵で大番頭を任されていた人物でした。ある日、小作人が作る米の良さに着目し、独立して酒蔵を興したのが始まりとのことです。
100年を超える歴史を持つ曙酒造ですが、3代続けて女性が蔵元を務める「女系の酒蔵」という歴史を持っていました。
酒造りの現場は女人禁制と言われた明治から昭和の時代。曙酒造は全国でも大変珍しい歴史を持つ酒蔵と言えるでしょう。
しかしこの蔵についに男子が誕生します。
6代目 鈴木 孝市(すずき こういち)蔵元です。東京農業大学に進学し東京で一般企業を経て蔵に戻り酒造りの勉強をし20代で杜氏に就任。2013年に6代目蔵元を継承しました。若い力で酒蔵を変えていく注目の蔵元です。
(文章:佐野 吾郎)
商品スペック | |
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容量 | 720ml |
製造元 | 曙酒造(福島県) |
特定名称 | 非公開 |
原材料 | 米・米麹 |
生/火入れ | 火入れ酒(加熱処理有り) |
保存 | 静かな冷暗所 |
メーカーサイト | http://akebono-syuzou.com/ |
■甘辛:やや辛口 ■原料米:会津坂下産五百万石 ■精米歩合:50% ■アルコール度数:14.5度 ■日本酒度:-1.0 ■酸度:1.7 |