《スッキリ！爽快！日本酒の酒蔵、仙禽が造ったリンゴのワイン、シードル！》

皆さん、シードルってご存知ですか？

ざっくり言うと、リンゴで造ったワインです。

日本ではまだまだ馴染みが無いというのが正直な所。

なんですが、今後、日本でも少しずつ普及していくのではないかなと予感しています。

シードルの長所は爽やかさと飲みやすさ。

ワインにも色んな味わいのタイプがあるようにシードルにも甘口から辛口まで色々あります。

また、発泡性のある物、無い物、微発泡もありますので本当に種類は様々です。

日本人にとって馴染みのあるりんご。

りんごの爽やかな香り、甘味、酸味が味わえるシードルはワイン同様に気軽に楽しんで頂けます。

さて、今回ご紹介するのは栃木県さくら市の酒蔵「仙禽」が造るシードル「domaine parlor NATURE CIDRE(ドメーヌ・パーラー　ナチュール・シードル)」です。

なぜ、日本酒の酒蔵がリンゴのワイン、シードルを？

その答えはテロワールを突き詰める上で、ワインやシードルの発酵形態である単発酵に大きな魅力を感じられたから。

日本酒で語るテロワール以上に、より土地の特徴、味をダイレクトに反映させるべく、シードルの製造を決意されたのです。

原料は地元栃木県産のリンゴ。

日本のリンゴは甘味が強く、酸味が少ない。

シードルの味わいの特徴でもある酸味を生かすのに相当苦労されたようです。

ところが、出来上がったシードルはと言うと、寧ろドライで酸味がしっかり感じられます。

ガス感がしっかりあることもあり、かなりスッキリ飲めるシードルです。

甘口から辛口まで色んなタイプがあるシードルの中でもかなりドライな部類に入ります。

甘酸っぱい味わいを想像されるとビックリされるかも知れません。

瓶の底にはオリが沈んでおります。

限り無くナチュラルにこだわった証です。

混ぜて飲んで頂くと複雑味が加わり、それはそれで面白い味わいに変化します。

喉の渇きを潤す最初の1杯はもちろん、食中酒としても大活躍してくれます。

酸味を生かして、鳥の唐揚げやエビフライ、カキフライなどと合わせてみて下さい。

魚のムニエルやポークソテーもいけます！

普段はビール・ワイン・日本酒って方も一度飲んで頂きたい！

「domaine parlor NATURE CIDRE(ドメーヌ・パーラー　ナチュール・シードル)」

自信を持ってオススメいたします！

(文章：金巻 忍)