《飲み過ぎ注意！ハードルの低さと満足度の高さを併せ持つ最強燗酒！》
日本酒の魅力の1つ。
それは温めて飲んでも美味しいこと。
普段は冷酒党の方も温かい料理を食べている時や肌寒い時は温かいお酒を飲んでみませんか？
身体も心もぽっかぽかになりますよ。

さて、燗酒にも色々ありますが今回ご紹介するのが「洌の燗酒純米」
山形県米沢市で400年以上の歴史を持ち、「東光」という名前の酒を造る蔵の別ブランド「洌(れつ)」の燗酒専用酒です。

私がなぜ「洌の燗酒純米」を強く推すのか。
それは、「洌の燗酒純米」には燗酒をこよなく愛する方にも燗酒を飲み慣れていらっしゃらない方にも気軽に味わって頂ける要素が詰まっているからです。

・元々が飲みやすい味であること。
これは割と重要なことで、ガツン系の酒を温めて円やかにするという飲み方もありますが、温めなくても優しい味わいなので多くの方に受け入れやすい。

・香りが穏やかであること。
香りが華やか過ぎる酒はどうしても温めると香りと味のバランスが崩れやすいです。

・価格がお求めやすいこと。
これも意外と重要。
まず、ハードルが下がるというか、気軽に試せます。
それと、燗酒は飲み進むので、1本だとアッと言う間に無くなりますからお求めやすいに越したことはありません。

・燗酒と商品名に書かれている。
私のようなお燗好きなら何でも自分で試しますし、感覚で向き不向きが分かります。
ですが、そもそも燗を付ける習慣が無い方はどれを温めれば良いかが分かりません。
その点、燗酒と書かれていれば安心。
迷わず試すことが出来ます。

以上が私が「洌の燗酒純米」をおすすめする理由です。

「洌の燗酒純米」は冷や(常温)で飲むと、優しくバナナや米の香りが漂い、旨味と酸味が口いっぱいに広がります。
これを温めると、香味の一体感が増し、より優しく、染み渡るように入って来ます。
これがお燗の魅力♪

湯煎が良いとか、電子レンジはダメだとか、温度がどうだとか、色々言い出すと面倒臭くなります。
まずは気軽に初めて下さい。
ぬるいと思えばもっと温めれば良いですし、熱いと思ったら冷まして下さい。
そんな感じで全く問題ありません。

冷酒党の方や温かい酒が苦手な方も燗冷ましは是非試して頂きたいです。
同じ温度でも上がっている時と下がった時とでは味わいは異なります。
下がった時の方がより円やかです。

「洌の燗酒純米」はどなたにでも気軽に燗酒の美味しさを知って頂くのに最適な酒です。
その上、飲み慣れた方でも物足りなさが無く、満足度が高い。
オールマイティーな燗酒です！
自信を持っておすすめいたします！

(文章：金巻 忍)