《古代米で造られたロゼワインのようなお酒。》
まるでロゼワインのような見た目の日本酒が池亀酒造から届きました。
その名も「池亀　Craft Sake(クラフトサケ)　黒兜　ROSE(ロゼ)」です。

「黒兜」とは池亀の人気商品の一つで、普通は焼酎造りなどに使用され日本酒造りで使用されることが珍しい「黒麹」を用いて造られたお酒。
黒麹はクエン酸を多く生成する特徴を持っていて、それを用いて仕込まれた日本酒の多くはクエン酸の酸が生きた味わいに仕上がります。

と、まずは通常の「黒兜」の説明をさせていただきましたが、通常の黒兜は色が付いておらず透明です。
ところが当商品はROSE(ロゼ)。
ピンクみ掛かったお酒の色をしています。
この色を実現しているのは山田錦と共に原料米として使用されている「古代米」。

種類や飯米との割合にもよるかもしれませんが古代米を炊き上げると赤飯のような赤い色に染まります。
当商品「黒兜　ロゼ」はその点を利用して造られ、結果このような綺麗なピンクのお酒に仕上がりました♪

割合で言うと50％精米になるまで磨き上げた山田錦を9割。
残りの1割、色を付けるため古代米を使用しました。
1割とはいえ古代米を使用しているため特定名称は名乗れず普通酒となってしまいます。
醸造アルコールを使用していない、造り自体は純米の造りであるにも関わらず…。
でもそれと引き換えにこの美しい色合いを手に入れました♪

見た目はとても綺麗。
では味はどうでしょう？
早速頂きます。

まずは冷やして飲んでみます。
やはり黒兜なだけあり酸味がしっかりと感じられます。
そして甘味の中に若干の渋味のようなもの、そしてお米のふんわりとした風味も感じられました。
私はワインをそんなに飲まないのですが、過去に飲んだワインの印象と酷似しているように思いました。
常温で飲んでみると渋みが少し目立つように思えましたので、私の意見としましては、このお酒はよく冷やしてから飲まれる事を推奨します。

池亀酒造がお送りするロゼワインのような日本酒、是非お試しください♪