《その名も「ホテルトワイライト」！名は味わいを語る…？》

2021年も笑四季劇場は我が道を突き進みます！！

この度入荷した笑四季のお酒、その名も「ホテルトワイライト」。

「トワイライト」ってよく耳にするフレーズのような気もしますが、よく考えたら意味を知らなかったので調べてみました。

「トワイライト」とは、日の出前や夕暮れなどの「薄明り」を意味するようです。

確かに商品のラベルを見てみても、夕方のような薄明りの情景が描かれていますね。

なぜ薄明りをイメージした商品名なのでしょう？

商品案内を読んでその謎が解けました。

そこには、当商品を味わった印象として、飲み下した後に染み入る様は、夕闇が迫る頃に霧雨が石畳を濡らしていく情景を思わせるかのように馴染んでいく、というようなことが書いてあるんです。

確かに当商品の飲み込んだ後の香りが口内にじんわりと広がっていく様は、石畳が霧や湿気によって湿ってゆっくり濡れていく様に似ているかもしれません。

そしてそのような情景を思い浮かべるときって確かに夕方頃や朝方頃をイメージするような気がします。

その味わいのイメージから「薄明り」を意味する「トワイライト」を商品名に使用したのかもしれませんね。

《その味わいは？チョコレートにもチーズにも合う！》

私も早速頂きました。

口に含んでまずほんのりとした甘味がやってきます。

そして後からキレの良い酸がやってきました。

そしてそれを飲み込むと、先ほど申したように、心地よい香りがじんわりと口内を巡ります。

甘いお酒と言えば、ということでチーズを用意して合わせてみました♪

チーズはチーズでもクリームチーズですが、うん！美味しい！

しょっぱさがお酒の甘さに合いますし、なかなか強いクリームチーズのコクが円やかな味わいに変わっていきます。

そして今回はチョコレートとも合わせてみたのですが、こちらが物凄く相性が良くてびっくりしました！

甘さたっぷりのミルクチョコレートなのですが、お酒の甘味がチョコレートの甘味を邪魔せず良く馴染んでいるのを感じました。

その甘味の中にふわっとお酒の味と香りがやってきます。

お酒入りのチョコレートってありますよね？

まさにあの味わいに近いものを感じました。

これも美味しいです！！

新たな笑四季劇場「ホテルトワイライト」、是非お買い上げください！！

《笑四季劇場とは…？》

笑四季酒造が造るお酒に「笑四季劇場シリーズ」というものがあります。

そのほとんどがその時にのみ発売される限定品。

翌年に同じ名前・ラベルの商品がリリースされることは滅多になく、その時を逃すと一生手に入らないと言っても過言ではありません。

また、パッと聞いて日本酒とは思わないような商品名や、同じく一目見て日本酒と思わないようなデザインのラベルも笑四季劇場の特徴ではないでしょうか？

過去には「恋をするたびに…」「僕が僕であるためのエトセトラ」という名前のお酒も販売されました。

これらのネーミングは蔵元兼製造責任者である竹島充修(たけしま あつのり)さんが命名してます。

一見、奇抜な名前ですが、それぞれには一応の命名理由があるようです。

例えば「恋をするたびに」は蔵元の竹島さんが酵母に恋をしているところから付けられたそう。

そのシリーズの副題「ジョヴァンカと幸福論」はたまたま付けていたラジオから流れてきた、ジョヴァンカという歌手と椎名林檎の歌「幸福論」から命名、などなどの理由です。

それぞれの商品名がどのようにして付けられたのか妄想しながら飲めるのも、笑四季劇場の魅力の一つ。

今宵の笑四季劇場は一体どのような感動を与えてくれるのでしょうか？

(文章：藤井 昇)