
《絵付けと見紛う精巧さ!驚愕の練り込み》
陶芸家:高橋 由紀子(たかはし ゆきこ)
高橋さんの作品を初めて目にしたのはクラフトフェアでした。
金魚の美しい柄の大皿に目を惹かれ、近づいてみてビックリ!
その大皿は手描き(絵付け)ではなく、練り込みだったからです。
パターンの練り込みではなく、絵のような精巧な練り込みを初めて見ました。「すごいですね!」と興奮気味にお話しさせていただいたのを覚えています。
憧れの高橋さんの素晴らしい作品を、ようやくご紹介できます。
高度な技法なのに心を和ませてくれる酒器は、大切な宝物になるでしょう。
-----シニアソムリエ:佐野雅子----
私の作品には練り込みという技法を用いています。
土本来の色や顔料を混ぜて作った色土で様々な模様を作り、器やオブジェに練り込んでいます。
トリやサカナ、花や波のような模様・・
手に取った方が少しでも暖かな気持ちになればと、自分らしく楽しく日々制作しています。
-----高橋 由紀子-----
【経歴】
1981年 滋賀県生まれ
2002年 京都嵯峨芸術大学 短期大学部 生活デザイン科 卒業
2009年 信楽窯業技術試験場 小物ロクロ科 卒業
滋賀県信楽にて制作
各地で個展 企画展活動