オールブラックスを彷彿とさせる漆黒のラベル
ニュージランド初の日本酒
全黒はニュージーランド・クイーンズタウンにあるニュージーランド・サケ・ブリューワーズ・リミテッドという酒蔵が醸す日本酒です。
右の写真の方が蔵を立ち上げたデービッド・ジョール氏。
1962年生まれの現在57歳。(2019/8月時点)
彼は17歳のときに交換留学生として来日。
日本では大学院まで進学され沢山の日本文化を学ばれます。
トータル日本で15年間も過ごされる事になるのですが、そこで食中酒として美味しい日本酒と出会い、その虜となります。
そしてニュージーランドに帰国後、祖国で日本酒を造ることを決意します。
再来日し蔵人として茨城県の吉久保酒造(よしくぼしゅぞう)で酒造りに従事。
神奈川県の熊澤酒造、福岡県の寒北斗酒造との交流の中で日本酒の勉強を積まれます。
また海外の酒蔵、カナダの「YK3サケ・プロデューサー」でも酒造りに従事されます。
そして2015年、NZ初となる日本酒蔵「ニュージーランド・サケ・ブリューワーズ・リミテッド」設立。
ニュージーランドを代表するスポーツ、ラグビーチームの「オールブラックス」から酒名「全黒」が誕生しました!
さて「全黒」はどんな酒なのでしょうか?
外すことが出来ないキーワードが「食中酒」。
デービッド氏が日本酒に魅力を感じられたのは、料理との合わせやすさから。
その可能性はワイン以上だと感じているとか。
母国NZの気候風土に根ざした酒を目指し、NZの郷土料理との相性を提案された酒が全黒です!
2021年5月、「SAKE World Cup Online -世界のSAKE醸造所ライブ見学-」コロナの流行により、SAKEワールドカップ2021は開催を見送り、醸造家と酒蔵がインターネット生配信されます。コロナ禍、世界のSAKE造りはどのように行われているのでしょうか。日本の伝統文化「日本酒」。2021年5月22日13:00~14:00(日本時間)は全黒(ニュージーランド・サケ・ブリューワーズ・リミテッド)が配信されます。又、日本で全黒が購入できる店として、当店佐野屋も紹介されます。
TOPICS●「dancyu」にて全黒が紹介されました!
2020年3月号の食関連雑誌「dancyu」は「今の酒を知る、日本酒特集」。
そこで、「海外で"SAKE"を醸す蔵」として「全黒」が取り上げられました。「飲み口がよくみずみずしい」とフリーアナウンサーの宇賀なつみさんも絶賛!
TOPICS●「ロンドン酒チャレンジ」金銀メダルの常連!「ロンドン酒チャレンジ」は世界基準で審査する日本酒品評会です。ナイツブリッジのミレニアムホテルナイツブリッジにおいて世界中から集結した28名の優秀な酒ソムリエがブラインドテイスティングにて酒を評価。各部門において銀、金、プラチナ賞が選ばれます。
酒造り始めて僅か2年、2016年開催の同大会、純米部門において「全黒 雫絞り純米酒」が金賞、「全黒 White Cloud にごり」が銀賞に輝きました。
また、2018年には一ランク上の純米吟醸部門において「全黒 雫絞り純米酒」が銀賞受賞。2019年は梅酒部門にて「全黒 ぷらむ酒」が金賞、純米部門にて「全黒 スリーピング・ジャイアント特別純米酒」が銀賞を受賞しいています。